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深夜便に乗ったら小腹がすいた…国内線の飛行機でも機内食はある?

21時ごろに閉まることが多い空港のレストラン。仕事が終わって空港に駆けつけた後、何も食べられないまま深夜便に搭乗してお腹がすいた経験をした人もいるのではないでしょうか。そんなとき、機内で食事ができたら便利ですよね。そこで国内線の機内食について調べてみました。

☆ワンランク上のクラスなら食事が楽しめる!大手航空会社の機内食

JALやANAといった大手航空会社の場合、機内食を食べることができるのはファーストクラスやプレミアムクラスといったワンランク上の座席を利用するときだけです。搭乗する時間帯に合わせてメニューが変わりますし、搭乗する路線や月によって違うメニューを味わえることなども魅力です。また、日本酒やワインなどアルコールを楽しむことも可能なため、より豊かな時間が過ごせるでしょう。一方で、エコノミーシートやクラスJなどのシートを利用した場合に食事が提供されることはありません。しかし、お茶やジュース、コーヒー、スープなどのドリンクは無料で提供してくれます。自分でおにぎりやサンドイッチなどの食事を持ち込むことは可能となっています。

☆エコノミーでも機内食が食べられるLCC

LCCには機内食のサービスを行っている会社が多く見られます。しかし、すべての旅客に無料で提供しているわけではなく、機内で購入する形をとっている場合がほとんどです。例えばピーチの場合、「PEACH DELI」と呼ばれる食事を販売しており、たこ焼きやお好み焼き、パンや麺類などを購入することができます。ジェットスターは機内食が食べられる路線が決まっており、事前に予約が必要です。軽食であれば、その場で購入することができます。バニラエアも機内食を販売しているLCCで、「Flight Kitchen」と呼ばれるメニューを用意しています。デザートやスナックなども購入できるため、お腹の空き具合に合わせて利用することができるでしょう。スプリングジャパンには食事はありませんが、焼き菓子やスナックなどは販売しており、小腹が空いた場合などに便利です。

☆機内食の醍醐味って?

機内食の醍醐味は、航空会社が独自に提供するメニューや厳選したメニューなどを味わえること、月替わりのメニューが楽しめることなどにあります。軽食やデザート、飲み物なども充実している場合が多いため、お腹の空き具合や気分に合わせて利用ができるでしょう。また、路線や会社にもよりますが温かい食事が楽しめることも醍醐味の1つとして挙げられます。飛行機に乗る前に購入した温かいお弁当などは、機内に移動し離陸して食事などの許可が出るまでの間にぬるくなってしまったり、冷めてしまったりする場合があります。機内食であれば食べる直前に温めてくれるので、おいしく食べることができるでしょう。食事がおいしいと、長いフライトタイムも快適に楽しく過ごすことができそうですよね。

☆機内食がない便を選んでしまっても大丈夫!持ち込みできる場合がほとんど

搭乗する路線や座席のクラスによっては、機内食やドリンクの提供を行っていない飛行機もあります。そのような飛行機を利用する際に、「お腹が空いたらどうしよう」などと不安をいだく人もいるようですが、日本の国内線は基本的に食事の持ち込みOKの場合がほとんどなので心配ありません。空港に行く前にパンなどを買っても良いですし、空港にあるお店でお弁当を選ぶのも楽しいでしょう。ただし、保安検査場を通過する前に購入したものは、必ず保安検査場で検査を受ける必要があります。飲み物は、専用の機械にかざすことを求められる場合があることを前提としましょう。特にお酒の場合は要注意で、機内にアルコールを持ち込むのは良くても、飲むことを禁止している会社が多く見られます。機内でお酒を飲みたいという場合は、事前に航空会社に問い合わせをするようにしましょう。

☆お得に機内食を楽しみたいなら格安航空券を販売するLCC!

航空会社によって提供されるさまざまな機内食。大手航空会社のワンランク上のクラスで楽しむのも良いですが、お得においしく旅行を楽しみたいという場合は、格安航空券を販売するLCCを利用するのも良いでしょう。LCCであれば、エコノミー席利用であっても機内食を楽しめる会社が多く見られます。深夜便など、仕事が終わって何も口にできない状態で飛行機に飛び乗っても、機内食のサービスがあれば安心できることでしょう。機内食で航空会社を選んでみるのも、楽しいかもしれませんね。