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夏に東北へ行く人におすすめのビーチをご紹介!


夏といえば海で海水浴をイメージする人も多いでしょう。せっかく夏に旅行するのであれば、ビーチでたっぷり遊んでみるのも良いのではないでしょうか。しかし、どうせ遊ぶなら現地の人たちに人気のあるビーチで遊んでみたいものです。そこで、東北地方に旅行する人に向けて「夏に行きたい東北のビーチ」を3つほど紹介します。

国立公園が海水浴場に!?浄土ヶ浜海水浴場(岩手県)

岩手県の中央部に位置する宮古市は太平洋に面しており、東北地方でも屈指のビーチとして名高い浄土ヶ浜海水浴場を有しています。浄土ヶ浜はもともと国立公園であるため多くの観光客が訪れる場所ですが、夏には白い砂浜とエメラルドグリーンの海といった見事な景色が見られる海水浴場としての一面を見せます。国立公園となった要因のひとつでもある見事な奇岩の数々が防波堤代わりとなっているため、波はそれほど高くなく小さい子供連れのファミリーでも気軽に楽しめるのが特徴です。また、シャワーや着替え室等が完備されているレストハウスも浜辺に設置されている点もポイントです。
浄土ヶ浜周辺にはウミネコの繁殖地があるため、海水浴場のエリアにウミネコが飛来することもしばしばあります。このように、自然を身近に感じられる点が浄土ヶ浜海水浴場の最大のポイントだと言えます。アクセスはJR山田線や三陸鉄道北リアス線が乗り入れる宮古駅からバスで20分ほどです。浄土ヶ浜の観光も兼ねて海水浴を楽しんでみてはいかがでしょうか。

新幹線からのアクセスが良い白浜海水浴場(青森県)

青森県八戸市にある白浜海水浴場は、平成18年に環境省が指定する「快水浴場100選」に青森県でただ一カ所選ばれた海水浴場です。白浜海水浴場は八戸市の東部に位置しており、東北新幹線の停車駅となっている八戸駅からJR八戸線の久慈行きに乗車すると35分程度で到着します。白浜海水浴場にはシャワー室や更衣室が完備されているため、遠くからの旅行者も安心して利用できます。また、7月下旬から8月中旬の利用者が多くなるシーズンには売店や食堂なども営業されるため、お昼ご飯の心配をすることなく、一日中海水浴を楽しむことが可能です。
近辺には公園やヨットハーバーなどもあることから、小さな子供連れのファミリーも多く見かけます。東北新幹線の止まる八戸市からのアクセスも良いので、そのほかの地域への観光の途中に立ち寄ることも可能です。八戸駅から最寄りの三沢空港までの所要時間はおよそ1時間なので、旅の行き帰りに利用しやすい海水浴場だと言えます。

水質はトップクラス!きれいな海が魅力の宮沢海水浴場(秋田)

秋田県にある宮沢海水浴場の魅力は、水質がとてもきれいであることです。水質は常時AA判定で、東北地方でもトップクラスの水質を誇っています。美しく遠浅が続く海はシュノーケリングにも適しています。天候にもよりますが、海岸からは世界遺産の白神山地が見えますし、真っ赤な夕日が水平線へと沈んでいく光景はとてもロマンチックで、カップルにもおすすめの海水浴場です。
海開きをしている期間は例年7月の中旬~8月下旬にかけてです。この期間は、海の家でシャワーや更衣室を利用できます。また、周辺にはキャンプ場、温泉などがあるため、それらを楽しむついでに海水浴を楽しむのもよいでしょう。時期によっては花火大会などのイベントもおこなっているので、チェックしてから出かけるといいでしょう。アクセスは、JR船越駅からバスでおよそ40分の宮沢海岸入口というバス停で下車して徒歩10分程度です。自動車で行く場合は、秋田自動車道の琴岡森岳インターチェンジから30分程度で、無料駐車場が300台あります。

目的に合ったビーチを選ぼう!

東北地方にはさまざまな観光スポットがありますが、せっかく夏にいくならビーチで思い出をつくるのも悪くありません。今回紹介した海水浴場には、それぞれメリットがありますので、自分の目的に合った場所に出かけましょう。また、海水浴場をメインにして旅行するのか、そのほかの旅行のついでに海水浴に行くのかによっても重要視する項目は異なります。思いっきり楽しむためにも無理のない旅行計画を立てるようにしましょう。