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メキシコでエネルギーチャージ!パワースポットを訪れる旅をしよう


中米のメキシコは、かつて古代マヤ文明が栄えた歴史ある国です。数多くの遺跡が残るメキシコにはパワースポットもたくさんあり、ひと味違った旅をしてみたいという人には絶好の観光地といえるでしょう。ここでは、メキシコを訪れたらぜひとも行ってみたいパワースポットを3つご紹介します。

神秘に包まれた遺跡「テオティワカン」

「テオティワカン」は、古代のメキシコ中央高原でかつて栄えた中米アメリカ最大の宗教都市国家です。その歴史は紀元前2世紀~6世紀頃まで遡り、最盛期には10万人~20万人もの人口があったといわれています。しかし、600年頃に突然滅亡し、その原因は今もって解明されていない謎の残る都市です。
「テオティワカン」とは、「神々が集う場所」という意味を持っており、碁盤の目状にきちんと整えられた街は、高度な天文学と数学の知識を持って建設されているというから驚きです。こちらの遺跡には「太陽のピラミッド」と「月のピラミッド」があり、特に太陽のピラミッドには強力なエネルギーが満ちているといわれています。幅約150m、高さ約40mもの巨大なピラミッドには登ることもでき、頂上からの眺める景色はまさに絶景の一言でしょう。また、彫刻が素晴らしいケツァルコアトルの神殿や、遺跡から発掘された2,000棟以上もの集合住宅など、見所が満載です。1987年には、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。

古代天文学の神秘に触れる「チチェン・イッツァ」

1988年に、ユネスコの世界遺産に登録されたユカタン半島におけるマヤ期最大の都市遺跡が「チチェン・イッツァ」です。鬱蒼としたジャングルの中に突如現れるこちらの遺跡には、天文台や神殿の他、数多くの遺跡が残されています。「カスティージョ」と呼ばれる高さ約24m、9階建てのピラミッドは、4面の各91段に頂上の神殿を加えると階段の総数が365段となり、一年間の日数を表す作りとなっています。春分の日と秋分の日の年に2回、太陽が西に傾くとピラミッドの壁面に巨大な蛇(ククルカン)の姿が浮かび上がることは有名で、この現象を見るために世界中から多くの人たちが訪れているのです。
また、夏至と冬至には、ピラミッドに映る太陽が作り出す光と影が、ちょうど半分に分かれるという現象も見ることができ、当時の人たちに高度な天文学の知識があったことがわかります。まだ多くの謎が残るチチェン・イッツァの遺跡は、2007年には新世界七不思議にも選ばれました。チチェン・イッツァでは歴史に思いを馳せ、神秘的な体験をすることができるでしょう。

幻想的な光景に圧倒!「セノーテ・ドスオホス」

メキシコに7,000以上も点在するといわれているセノーテは、自然が生み出した陥没穴です。何百万年という長い年月をかけて雨水が石灰岩を侵食し巨大な洞窟穴が作られ、そこに透明度の高い水が溜まって幻想的な空間が生み出されます。真っ青に輝く神秘的なセノーテは、この世のものとは思えないほどの美しさです。セノーテには「聖なる泉」という意味があり、古代マヤ時代にはとても神聖な場所として人々に大切にされてきました。とても神秘的な雰囲気を湛えている人気のスポットとして多くの観光客が訪れています。
なかでも、絶景が楽しめるとして人気なのが「セノーテ・ドスオホス」でしょう。最大級の大きさを誇るこちらのセノーテは、その透明度が素晴らしいと評判です。どこまでも澄んでいる美しい水中で、水泳やシュノーケリング、ダイビングなども楽しむことができます。ショートフィルムの舞台ともなり、その名を世界中に知られるようになったセノーテ・ドスオホスで非日常の体験をすることができるでしょう。

メキシコで神秘体験をしよう!

メキシコには古代マヤ文明の遺跡が残されており、未だ謎が解明されていない神秘的なスポットも数多くあります。高度な天文学の知識を用いて作られたテオティワカンやチチェン・イッツァ、幻想的な光景に圧倒されるセノーテ・ドスオホスなど、訪れてみたい場所が満載です。メキシコのパワースポットを訪れて、大地のエネルギーを体いっぱいに取り入れる旅をしてみるのもいいでしょう。