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海外旅行用スーツケースの選び方

頻繁に買い替えることがない海外旅行用のスーツケース。初めて海外旅行をする方でなくても、何を基準に選んでいいか分からないという方も多いのではないでしょうか。今回は購入前に知っておきたい海外旅行用スーツケースの選び方についてご紹介します。

サイズ

海外旅行用のスーツケース選びで重要なポイントは大きさです。チェックすべきスペックは「容量(L)」、および「縦×横×高さ(持ち手・キャスター込み)」です。

スーツケースの容量は40L、50L、60Lなど「L(リットル)」表示されており、一般的には「1泊当たり10L」が目安とされています。5泊程度の海外旅行なら60Lがおすすめです。性格や季節によって荷物の増減があるため一概にはいえませんが、これ以上大きなサイズになると扱いにくくなり、力の弱い女性は移動するのが大変になってしまいます。

また、3辺(縦・横・高さ)の合計の長さも忘れずにチェックしましょう。飛行機に無料で預けられる荷物には制限があり、その規定をオーバーすると高額な超過料金がかかります。持ち手、キャスター、ポケットなどを含めた「3辺の合計が158㎝以下」を目安にしましょう。サイズ規定は航空会社によって違いがありますが、たとえばANA、アメリカン航空、エールフランス航空は158㎝以下、JAL、キャセイパシフィック航空などは203㎝以下です。

重さ

サイズの次にチェックすべきスペックは、スーツケース本体の重さです。旅行中の動きやすさ、お土産が加わってさらに重くなる帰りのことを考慮して、できる限り軽量タイプを選びましょう。素材タイプは布製のソフトケース、ポリカーボネイト製などのハードケースの2種類あります。雨に強く頑丈なハードケースは一見重そうな印象がありますが、ソフトケースの重さとさほど変わりません。

また、飛行機に無料で預けられる荷物には重さ制限があり、航空会社、クラスによって規定の重量が異なります。エコノミークラスの無料受託手荷物の重さは「1個当たり23kgまで」を基準にすると良いでしょう。ANA、JALをはじめ、ほとんどの航空会社で同様の重さ制限が採用されています。

海外旅行用のスーツケースに鍵は必要?

治安がよい日本から海外へ行くとなると、いつも以上に安全意識が高まります。荷物を守るための対策のひとつとして、やはり「鍵付き」スーツケースを選んでおいたほうが無難です。ただし、空港内でスーツケースが雑に扱われることを忘れてはいけません。たった1回の海外旅行で鍵が壊れてしまうこともあります。キャスターや持ち手(ハンドル)も破損しやすいですが、鍵が壊れて開けられないとなると一大事です。未然に防ぐ方法はありませんが、安さばかりにこだわったクオリティーの低い製品は避けるほうが良いでしょう。

また、アメリカへ行く方は鍵の扱いに注意が必要です。ハワイ、サイパン、グアムを含むアメリカ路線では、セキュリティの観点から係員がスーツケースを開けて中身をチェックすることもあります。そのため、アメリカ路線を利用する際は施錠せずにスーツケースを預けなければいけません。もし施錠してあれば、スーツケースを壊して中身をチェックされます。昨今ではそんなアメリカ路線に対応した鍵「TSAロック」を搭載したスーツケースが登場しています。係員がTSAロック専用カギで開錠できる仕組みになっているため、鍵をかけたままスーツケースを預けることが可能です。

スーツケースと一緒に揃えたい便利グッズ

手荷物受取所のベルトコンベアには黒系、シルバー系など同じカラーのスーツケースがたくさんが流れてきます。自分のスーツケースが個性的でない場合、誰かが取り間違えて持っていってしまうこともあります。そんな事態に巻き込まれないために、スーツケースに目立つステッカーやネームタグ、スーツケースベルトを付けておくと安心です。スーツケースベルトは取り間違い防止のほか、万が一開いてしまったときの対策にもなります。

さいごに

荷物が多い海外旅行用のスーツケースを選ぶ際は旅行の目的、日程に適した大きさで、かつ無料受託手荷物の規定の範囲内かがポイントです。一般的な海外旅行であれば、60Lで問題ないでしょう。それ以外の素材、カラー、開閉方法などは好みです。奮発して購入するのもよいですが、レンタルサービスを利用して一度使い勝手を確認してみるのもおすすめです。

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