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新幹線の自由席への乗り方ガイド!購入方法、確実に座るコツまで解説

これまで新幹線に乗ったことがないのであれば、きっぷの買い方や乗り方が分からないのは当然のことです。今回は新幹線の乗り方ガイドとして、自由席の特徴や買い方・乗り方などを幅広く解説していきます。新幹線に乗ることに対して感じている不安や抵抗感がなくなるので、ぜひご一読ください。

新幹線の自由席とは?

まずは新幹線の自由席の特徴について、おおまかな概要をご紹介します。

自由席のメリット・デメリット

新幹線の自由席には、主に以下のようなメリット・デメリットがあります。

【自由席のメリット・デメリット】

メリット
  • 当日中であれば、時間をとわず乗車できる
  • 指定席よりも安い
  • 1回まで無料で、日付や乗車区間を変えられる
デメリット
  • 立ちっぱなしになる可能性がある

自由席は新幹線をとにかく安く利用したい場合や、当日いつ乗車するか明確に決まっていない場合に最適です。ただし、荷物が多い人や長期移動などで確実に座りたい人には適していません。

指定席・グリーン車・グランクラスとの違い

自由席は座席が決まっていませんが、指定席は事前予約する仕組みとなっているので、確実に座る場所を確保できます。

グリーン車とは座席のことではなく、特別車のことを指しており、普通車と同じく自由席または指定席を選べます。普通車よりも料金が高い分、座席の間隔に余裕があるなど快適に乗車したい場合におすすめです。

グランクラスは、東北新幹線・北海道新幹線・北陸新幹線・上越新幹線限定の特別席のことです。グリーン車よりも料金が高く設定されている分、座席が広かったり軽食やドリンクの無料提供が受けられたりと、より快適に新幹線を利用できます。

自由席がある号車

新幹線の自由席と指定席の車両は、列車種別ごとにあらかじめ決められています。

【東海道・山陽新幹線の自由席】

のぞみ(16両編成) 1~3号車
ひかり(16両編成) 1~5号車
こだま(16両編成) 1~6・13~16号車

どの路線の新幹線に乗車するかによっても異なるため、駅のホームやネットでリサーチして乗り間違えがないようにしましょう。

自由席がない「全車指定席」の新幹線について

新幹線は、すべての車両に自由席があるわけではないことも知っておいてください。また、年末年始など一定の期間で自由席がなくなる場合もありますのでご注意ください。

<全車指定席の新幹線>

  • 北海道新幹線:はやぶさ、はやて
  • 秋田新幹線:こまち
  • 上越新幹線:とき(臨時列車)
  • 北陸新幹線:かがやき

路線や列車種別によっては、指定席を予約したほうが乗車しやすいケースもあります。

新幹線の自由席の買い方

新幹線を利用するためには、乗車券と自由席特急券の2つを購入する必要があります。そのことを理解したうえで、新幹線の自由席の買い方を確認しておきましょう。

駅できっぷを購入する場合

駅できっぷを購入したい場合は、指定席券売機またはみどりの窓口のいずれかから、自分に適したほうを選びます。

在来線と似た感覚で購入したい場合は指定席券売機で、係員に相談をしながらきっぷを購入したい場合はみどりの窓口で購入するのがおすすめです。窓口であれば、新幹線に乗り慣れていない人でも、乗車日時や区間、人数を伝えるだけできっぷを購入できるので安心です。

ネットできっぷを購入する場合

新幹線のきっぷは、駅だけでなくネットの予約サイトからも購入ができます。ただし、エリアごとにきっぷの予約サイトが異なるため、管轄に適した窓口から購入しなければなりません。

Suica・PASMO・icocaなどの交通系ICカードを持っている場合は、きっぷの受け取りの必要がない、チケットレスサービスもおすすめです。事前に利用登録をしておけば、チケットの受け取りなし、自動改札機にタッチするだけで新幹線を利用できるため、発券時間が気になる場合に重宝します。

旅行代理店できっぷを購入する場合

宿泊券とパックになっているイメージが強い旅行代理店でも、新幹線のきっぷを単独で購入できます。ただし、手数料が発生する場合があるので、どのくらいの費用がかかるのか、旅行代理店のサイトなどで確認してから購入
の判断をしましょう。

自由席に割引はある?

自由席でも「往復割引」や「学割」を適用することで、新幹線を安く利用できます。学割の場合は片道101キロ以上の区間、往復割引は片道601キロ以上の区間であれば適用可能です。また、JRで「お得なきっぷ」などが購入できる区間であれば、自由席に安く乗れる可能性もあります。

新幹線の自由席への乗り方

ここからは、新幹線の自由席に乗る方法についてご紹介します。

改札口の通り方

きっぷを購入したら、まずは「新幹線」と書かれた改札口に向かいましょう。改札口に着いたら、乗車券と自由席特急券の2枚を同時に通して入場します。その際、通過後に出てくる、乗車券と特急券の両方を回収しなくてはいけないので注意してください。

なお、Suica・PASMO・icocaなどの交通系ICカードで新幹線を利用する場合は、自動改札機にタッチするだけで入場できます。

ホームでの乗り方・降り方

乗車する際は、最初に乗車予定の列車が何番線に入ってくるかを電光掲示板で確認しましょう。確認がとれたら、車両の位置まで移動し到着まで待機しておきます。

乗車後は、スムーズに降車するために、到着時刻を把握しておくことが大切です。到着のアナウンスが流れたら、すぐに降りられるよう荷物をまとめて準備しておいてください。降車後は改札口で2枚のきっぷを通して通過します。

在来線への乗り換え方

新幹線から降りたあとに在来線へ乗り換える場合は、「のりかえ改札口」で乗車券と特急券の2枚を同時に通します。乗車券のみが出てくるので、忘れずに回収し、在来線ホームへ向かいましょう。ホームに到着後、先ほど出てきた乗車券を改札口に通せば、在来線に乗車できます。

新幹線の自由席で確実に座るためのコツ

座席が決まっていない新幹線の自由席は、立ちっぱなしで移動することになるリスクがあります。確実に座るための3つのコツを紹介するので、一通り確認しておきましょう。

始発駅から乗る

始発駅から乗れば、座席を確保できる可能性が高まります。始発駅が乗車予定の駅とそれほど変わらない距離にある場合は、徒歩や車で移動してから始発駅に乗車することをおすすめします。

繁忙期・ピークタイムは早めに並ぶか、1本見送る

乗車する人が多い繁忙期やピークタイムに座席を確保したいのであれば、少し早くホームの列に並んでおくのも有効です。ただし、すでに多くの人が並んでいる場合は、1本見送ったほうが座れる可能性が高くなります。

先頭車両・化粧室のある車両を避けて並ぶ

座れる確率を上げたいのであれば、座席数が少ない先頭車両や化粧室のある車両を避けて並ぶのも有効な方法です。座席数は、車両の号車ごとに異なるケースがほとんどなので、できるだけ席数の多い穴場の車両に並ぶことをおすすめします。

新幹線の自由席の変更・キャンセルについて

新幹線の自由席特急券の有効期間は1日間です。そのため、当日中であれば自由にきっぷの変更やキャンセルをすることが可能です。また、日付や区間を変更したい場合も、1回までなら無料で変えられます。差額を支払えば、自由席から指定席に変更することも可能です。

キャンセルしたい場合は、適切な手続きを行うことで、手数料220円を差し引いた差額分の払い戻しを受けられます。紙のきっぷを受け取っている場合は駅の窓口で、ネットで購入した場合は予約したWebサイトで、払い戻し手続きを行いましょう。

予約方法にかかわらず、自由席特急券は有効期間が過ぎてしまうと無効になるため、翌日以降は変更もキャンセルもできない点に注意が必要です。

新幹線より安く移動するなら高速バスがおすすめ!

新幹線よりも安く移動したいのであれば高速バスという選択肢もあります。高速バス・夜行バスの予約サイト「エアトリバス」を利用すれば、その中でも特に安い移動方法を簡単に見つけられます。

ゆったりシートやトイレ付き、女性専用車、Wi-Fiなどのこだわりの条件で詳しく検索できるので、ただ安いだけでなくご自身に最適の環境で移動することが可能です。

まとめ

今回は、新幹線の利用に慣れていない人に向けて、自由席の特徴や買い方、乗車方法について解説しました。

新幹線の自由席は指定席よりも安く、当日中であれば時間をとわず乗車できます。立ちっぱなしになるリスクもありますが、始発駅から乗車したり、自由席が多い車両を選んだりすれば、座席を確保できる可能性が高まります。

これから自由席を利用予定の人は、今回の記事で紹介したきっぷの買い方や乗り方を理解できるまで繰り返し読み、新幹線をスムーズに利用してみてください。

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