「オーストラリア」旅行では、観光だけでなく現地ならではのグルメも大きな楽しみのひとつですよね。
広大な自然や多様な文化に育まれた「オーストラリア」のグルメは、シンプルながら素材の魅力が際立つものばかりです。
本記事では、旅行中にぜひ味わって欲しい定番グルメからドリンク、スイーツまでをご紹介します。
▪️現地で人気!オーストラリアの定番グルメ13選
▪️オーストラリアで出会える、こだわりのドリンク2選
▪️オーストラリアで味わいたい人気スイーツ4選
▪️さいごに
現地で人気!オーストラリアの定番グルメ13選
「オーストラリア」の食文化は、イギリスの影響を受けつつも移民の多さや豊かな自然環境によって独自に発展してきました。
まずは、地元の人々に愛され続けている「オーストラリア」の定番グルメを11品ご紹介します。
ミートパイ
「ミートパイ」は、サクサクとしたパイ生地の中をジューシーなミンチ肉やグレービーソースで満たした「オーストラリア」の人気のグルメです。
片手で持って食べられる手軽さから、日本のおにぎり的存在でもあります。
フードトラックやスーパー、ベーカリーなどで購入でき、お店によって牛肉やラム肉など様々な味のバリエーションを楽しめるのもポイントです。
オージービーフステーキ
「オージービーフ」は、広い牧草地でのびのびと育ったオーストラリア産の牛で、赤身が多くあっさりとした口当たりです。
鉄分やたんぱく質が豊富で栄養価も高く、ヘルシー志向の人々からも人気を集めています。
「オーストラリア」では定番のグルメの一つであり、街のレストランやステーキハウスでは本格的な熟成肉として提供されるほか、パブではお酒と一緒にカジュアルに楽しめるのも魅力です。
カンガルーステーキ
「オーストラリア」ならではのグルメの一つ「カンガルーステーキ」は、高たんぱくで脂肪がほとんどなく、健康にいいお肉としても人気を集めています。
レア〜ミディアムレアに焼き上げられた「カンガルーステーキ」は、とても柔らかく、クセも少ないため食べやすいです。
レストランによっては、赤ワインソースやネイティブハーブを使った独自のアレンジも楽しむことができます。
ラムチョップ
絶妙な火加減で美味しく焼き上げた「ラムチョップ」は、レストランだけでなく家庭でもよく食べられる「オーストラリア」の人気グルメです。
「オーストラリア」のラム肉は、日本で食べるものよりも臭みが少なく、柔らかいのも魅力となっています。
バーベキューで豪快に楽しむのが定番スタイルですが、レストランではハーブやスパイスを効かせた上品な一皿としても提供されています。
ハンバーガー
ボリューム満点の「ハンバーガー」は、「オーストラリア」でも人気のグルメです。
日本のバーガーは牛肉がほとんどですが、現地ではラム肉やカンガルー肉を使ったバーガーなどがあり、様々な肉の味を楽しめるのも嬉しいポイントです。
大自然で育った新鮮な野菜との組み合わせも魅力のひとつで、なかでもビートルート(赤カブ)を挟んだオーストラリア風バーガーは、野菜のほのかな甘みと肉の塩気が絶妙にマッチします。
チェーン店で気軽に味わえるほか、メルボルンやパースの個人経営のグルメバーガー店でこだわりの味を楽しむこともできます。
バンガーズ & マッシュ
イギリス文化の影響を感じられる「バンガーズ & マッシュ」は、ソーセージ(バンガーズ)とマッシュポテトを合わせた家庭料理です。
マッシュポテトの上には濃厚なグレービーソースがかかっていて、シンプルな調理法とは思えないほど美味しい料理となっています。
オーストラリアのパブでは定番のグルメの一つで、ビールとの相性も抜群です。
チキンシュニッチェル
「チキンシュニッチェル」は、薄く伸ばした鶏むね肉にパン粉をまぶして揚げ焼きにした、「オーストラリア」の定番家庭料理です。
サクサクとした衣とジューシーな鶏肉のコントラストが絶妙で、子どもから大人まで幅広い世代に親しまれています。
レモンを絞ってさっぱりと味わったり、グレービーソースやチーズをかけてアレンジを楽しんだりと、好みに合わせてさまざまな食べ方ができます。
フィッシュ&チップス
サクサクに揚げた白身魚と、ホクホクのフライドポテトを一緒に楽しむ「フィッシュ&チップス」は、海辺の街を中心に親しまれています。
レモンを絞ってさっぱりと味わうのが一般的ですが、ニンニクが効いたまろやかな「アイオリソース」をつける食べ方も人気です。
比較的安価で気軽に楽しめるので、観光中のランチやディナーに食べる人も多い料理です。
ロブスター料理
シーフードを贅沢に味わいたい!という方は、身が引き締まって弾力のある食感が魅力の「ロブスター料理」もおすすめです。
「オーストラリア」では、ロブスターをまるごとグリルした豪快なスタイルや、クリームソースで仕上げたリッチな一皿など、さまざまな調理法で楽しまれています。
特にタスマニアや西オーストラリア沿岸では、水揚げされた新鮮なロブスターを提供するレストランが多く、特別な日のディナーにもぴったりです。
牡蠣料理
「オーストラリア」の牡蠣はミネラルを多く含んでおり、生でそのまま楽しむ他に、グリルや焼き牡蠣、ワイン蒸しなどアレンジメニューもたくさんあります。
南オーストラリアやタスマニアは「牡蠣」が有名で、新鮮な牡蠣を味わうことができる専門店が多く立ち並んでいるので、ぜひ立ち寄りたいグルメスポットの一つです。
バラマンディ料理
「バラマンディ」は、オーストラリア北部の川や湖に生息する大型の白身魚です。
淡白ながらふっくらとした身が特徴で、グリルやムニエル、アジアン風の蒸し料理など、さまざまな調理法で楽しまれています。
特にノーザンテリトリーやクイーンズランドでは地元の名物として親しまれており、観光地のレストランやパブで提供されることも多いです。
魚好きなら一度は食べておきたい、オーストラリアらしいグルメの一つです。
オーストラリアで出会える、こだわりのドリンク2選
グルメをより楽しむには、やっぱりドリンクも欠かせません。
「オーストラリア」では、ワインやコーヒーにも強いこだわりを持つ人が多く、世界中のファンを魅了しています。
ここでは、訪れた時にぜひ試してほしい人気ドリンクを2つご紹介します。
ワイン
広い土地と様々な気候が見られる「オーストラリア」は「ワイン」の生産地としても有名です。
バロッサ・バレーやハンター・バレーなど、「ワイン」好きなら一度は訪れたい土地が各地に点在しています。
例えば、ニュー・サウス・ウェールズ州を代表する「ハンター・バレー」は、国内で最も長く続いている「ワイン」生産地で、長年培われた経験と職人の技術によって高品質なセミヨンなどが栽培されています。
各地のワイナリーでは、様々なワインのテイスティング体験ができ、「ワイン」のビギナーからベテランまで楽しめるのもポイントです。
フラットホワイト
深いコクのエスプレッソにミルクがマッチしている、国内外問わず多くの人から愛されている美味しい飲み物です。
カフェラテと似ていますが、こちらの方がフォームミルクが少なく、コーヒー本来の美味しさを一層楽しめるのがポイントとなっています。
メルボルンやシドニーなどカフェ文化が浸透した街では、厳選された豆で丁寧に淹れたこだわりの1杯を提供するローカルカフェが数多くあります。
「これが本当にコーヒーなの?」と驚くような、奥深い味わいに出会えるかもしれません。
オーストラリアで味わいたい人気スイーツ4選
食後やカフェタイムに楽しみたいのが、「オーストラリア」ならではのスイーツです。
見た目にも可愛く味も本格的なスイーツは、お土産にもぴったりです。
ここでは、現地で定番の人気スイーツを4つご紹介します。
パブロバ
「パブロバ」は、サクッとした歯ごたえが気持ちいいメレンゲの土台に、生クリームと果物を贅沢にのせた彩り鮮やかなスイーツです。
「オーストラリア」と「ニュージーランド」のどちらが発祥かで論争があるほど、両国で親しまれています。
特別な日やお祝いの場によく登場し、家庭でも作られる人気のデザートです。
スーパーでは土台のメレンゲが手軽に購入できるため、好きなフルーツをトッピングして、自分好みの「パブロバ」を楽しむこともできます。
ラミントン
「ラミントン」は、ふんわりとした生地のスポンジにチョコレートをかけ、細かく砕いたココナッツを上からふりかけた「オーストラリア」のスイーツの一つです。
見た目の可愛らしさと、どこか懐かしい味わいが魅力です。
ベーカリーやカフェで販売されていることもありますが、家庭で手作りされることも多く、学校やイベントの定番おやつとしても知られています。
ティムタム
「ティムタム」はビスケットをチョコで塗り固めた「オーストラリア」を代表するスイーツで、街中のスーパーやコンビニなどでよく見かけます。
サクッとしたビスケットにチョコクリームがサンドされ、全体をチョコでコーティングした一品は、お土産としても人気です。
現地では「ティムタム・スラム(コーヒーやミルクに浸して食べる)」というユニークな食べ方も親しまれています。
アイスクリーム・ジェラート
「オーストラリア」の暑い気候にぴったりな冷たいスイーツです。
地元産のフルーツを使ったフレーバーも多く、季節限定の味に出会えることもあります。
特にメルボルンやシドニーには、素材選びや製法にこだわるローカル店が多く、風味豊かな本格派の一品を楽しむことができます。
さいごに
ここまで、「オーストラリア」を訪れたらぜひ味わいたいグルメやドリンク、スイーツをご紹介してきました。
現地の味を楽しむことは、その土地の文化や暮らしを知る手がかりにもなります。
旅行中に見つけた気になる料理を食べて、「オーストラリア」グルメを存分に楽しんでみてくださいね。