時間に追われて、ゆっくり観光できないのではないかと心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方のために、今回は大阪発の沖縄日帰り旅行プランをご紹介します。気になるフライト時間や滞在時間もチェックしてみてください。
関西空港からLCCでお得に！
大阪には2つの空港「関西空港」と「伊丹空港」があり、どちらの空港からでも沖縄（那覇空港）へ行くことができます。関西空港と伊丹空港の大きな違いは、航空券がお得なLCC便の有無。関西空港ならJAL、ANAの一般航空会社に加えて、ジェットスター、ピーチ・アビエーションのLCCが利用できます。さらに、帰りの那覇発最終便を比較すると、関西空港の方が遅い時間帯まで運航しているため、沖縄での滞在時間を長めに確保できます。よって、大阪から沖縄への日帰り旅行をするなら、航空券が安いLCCも利用できるうえ、現地でより長く観光が楽しめる関西空港を利用するのがおすすめです。
滞在時間はどれくらい？
日帰り旅行に適した早朝・夜便のあるジェットスター、ピーチ・アビエーション、ANAです。関西空港－那覇空港間のジェットスターとピーチ・アビエーション（LCC）、ANA（一般航空会社）の時間は下記の通りです。
【行き】
ジェットスター：2017年8月26日 関西空港8：15発－那覇空港10：20着
ピーチ・アビエーション：2017年8月26日 関西空港08：00発－那覇空港10:10着
ANA：2017年8月26日 関西空港8：00発－那覇空港10：00着
【帰り】
ジェットスター：2017年8月26日 那覇空港20：30発－関西空港22：30着
ピーチ・アビエーション：2017年8月26日 那覇空港19：30発－関西空港21：30着
ANA：2017年8月26日 那覇空港20：00発－関西空港22：00着
※2017年6月調査時点の時間
たとえばジェットスターを利用した場合、沖縄での滞在時間は約10時間10分です。ただし、帰る際の搭乗手続きの時間を考慮すると、那覇空港へは1時間前には到着した方が良いでしょう。その1時間を除くと、観光できる合計時間は約9時間10分となります。
沖縄日帰り旅行おすすめプラン
沖縄を観光するにはレンタカーがあると便利ですが、今回はレンタカーなしで、サクッとまわれる観光プランをご紹介します。
沖縄の台所でランチ！第一牧志公設市場
沖縄空港へ乗り入れしているモノレールを利用して、那覇市内で少し早めにランチをいただきましょう。おすすめは牧志駅から徒歩約10分ところにある第一牧志（まきし）公設市場。1階の市場にはカラフルな魚やあぐー豚、島バナナ、海ぶどうなど、沖縄の食材がずらりと並んでいます。2階の食堂街では沖縄そばやゴーヤーチャンプルー、タコライスなどの沖縄グルメが楽しめます。1階で購入した食材を2階で調理してくれる「持ち込み制度」があるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。市場の近くには、焼物の街「壺屋やちむん通り」があるので、昔ながらの沖縄の街並みを散策することもできます。
午後はじっくり世界遺産！首里城
沖縄観光では外せない沖縄のシンボル・首里城。モノレールの首里駅から歩いて15分程度です。琉球王国時代の政治や文化の中心として栄華を誇った首里城は、中国と日本の築城文化がミックスした鮮やかな色使い、ユニークな石組みなどが特徴的で、どれも見ごたえたっぷり。首里城は小高い丘の上にあるため、坂や階段が多めです。ある程度時間に余裕をもって見学しましょう。
【エアトリよりお知らせ】
首里城正殿火災の影響により、首里城公園（有料施設を含む園内施設）は、一部施設を除き、立入制限を設けております。※2019年11月14日現在
最新情報は公式サイトでご確認ください。
夕方は海へ！瀬長島
日帰り旅行の最後に、ゆっくり沖縄の海を眺めるのはいかがでしょうか。那覇空港からタクシーで約10分のところに、海中道路で結ばれた周囲1.5㎞の瀬長島（せながじま）があります。夕日スポットとしても有名なので、タイミングが合えば旅行を締めくくるのにふさわしい絶景が楽しめます。島の西海岸にはオシャレな商業施設「瀬長島ウミカジテラス」があるので、夕食やスイーツを食べるのもよいでしょう。
さいごに
大阪（関西空港）発の日帰り沖縄旅行は、帰りの搭乗手続き1時間分を除いても現地滞在時間は約9時間もあります。これだけ時間があれば、一日たっぷり沖縄を満喫できるのではないでしょうか。航空券がお得なLCC、または一般航空会社の早期購入割引を利用すれば、手軽に日帰り旅行が楽しめます。まとまった休みがない方は、沖縄への日帰り弾丸旅行を試してみてはいかがでしょうか。