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登山を楽しめる!巨石パークの見どころをご紹介

巨石パークは、パークという名前ですが巨石が並ぶ公園のようなものではなく、10mを超すものを含む巨石が点在する山の一帯です。今回は、巨石パークの魅力をご紹介します。

巨石パークってどんなところ?

巨石パークとは、下田山にある巨石群です。1935年に地元の記者によって発見され、当時は大きな話題となり多くの人が訪れましたが、第二次世界大戦を経て人足は一時遠ざかりました。1995年に登山道は整備され「巨石パーク」として知られるようになりました。
パワースポットとしても有名で全国から多くの人が訪れています。自然に囲まれた登山道を歩きながら10mを超える巨石群を巡ります。山の中腹には釣りコーナーや多目的広場なども整備されています。

アクセス

九州佐賀国際空港から車で50分ほどです。最寄りのバス停は下田(大和町)です。運行本数が少ないため尼寺バス停からタクシーを利用すると良いでしょう。

巨石パークの見どころ

圧巻の巨石群

巨石パークで見ることができる巨石は17基あります。巨大で見上げなければならない大きさの巨石から上に乗れるもの、中に入れるものとさまざまな巨石があります。神頭石や屏風石、烏帽子石、御座石といった形を表す名前のものから、道祖神石、御舟石、造化大明神など信仰の対象となっていたものまでさまざまな巨石を見ることができます。山中に佇む大きな石は得も言われぬ迫力があり、まさに圧巻です。

17基のうち16基目の蛙石から17基目のたもと石までは移動に約1時間30分かかります。17基全てを周る際には時間などを考え、登山の用意をしておきましょう。

本格的な登山道

巨石パークへ行く際には登山の服装で行くことをおすすめします。自然を活かした登山道ではゴツゴツとした荒い道や葉で覆われている道もあるため、杖もあったほうが良いでしょう。杖は登山道入口にて無料で借りることができます。
登山中では、木々のざわめきと柔らかな光の山中は喧噪と切り離された別世界で巨石が集まっている光景を見られます。

石の上からののどかな眺望

巨石パークでの巨石は標高約200mから400mあたりに点在しています。木々に囲まれ緑豊かな道のりを歩き巨石を見上げることが多いものですが、誕生石や烏帽子石、御座石など登れる石もあります。
誕生石は登山口から約30分行ったところにある突き出たような石で、先端から先は何もなく遠くの山並みやふもとの町を俯瞰することができ、素晴らしい眺望が広がっています。

周辺には道の駅「そよかぜの館」や古湯・熊の川温泉も

巨石パークから徒歩10分のところには、道の駅「そよかぜの館」があります。佐賀の特産品である干し柿や干し柿のお菓子、ゆず羊羹、松梅米などを購入できます。また、干し柿のソフトクリームといったそよかぜ館限定のソフトクリームも味わえます。

また、車で10分の場所には古湯・熊の川温泉があります。2100年前、始皇帝の命をより不老長寿の薬草を探していた徐福が神のおつげを聞き発見したといわれています。泉質は単純弱放射能泉です。巨石パークでの神秘に触れたあとは、古くから伝わる温泉で体を癒してみてはいかがでしょうか。

さいごに

巨石パークの巨石群は多くの人々による信仰の対象となっていました。巨大な石を前にするとその自然の造形を見れば自然の神秘を感じることでしょう。

佐賀県へ旅行しに出かけた際は、巨石パークへ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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