毎年12月から3月に青森県で行われる蔵王樹氷まつりは、蔵王の樹氷ができるシーズンにあわせて行われる冬の祭典です。蔵王樹氷まつりでは、目玉である樹氷はもちろん、冬の花火やプロジェクションマッピング、スノートレッキングなどさまざまなイベントや企画を楽しむことができます。この記事では蔵王樹氷まつりの基本情報と見どころについてご紹介します。
蔵王樹氷まつりってどんなお祭り？
蔵王樹氷まつりは、青森県山形市で行われる冬のお祭りです。自然の芸術作品である樹氷ができる12月下旬から3月にかけて行われます。目玉である「蔵王の樹氷」はもちろん、花火やスキー、スノーボードのパフォーマンスなどのイベントも楽しめる人気のイベントです。樹氷は別名スノーモンスターとも呼ばれており、特殊な気候条件が揃わないと作られない蔵王の樹氷は、世界的にも希少な自然現象を見られる貴重な体験です。
蔵王樹氷まつり 2018の開催時期
2017年12月23日（土）〜 2018年3月4日（日）
蔵王樹氷まつり 2018の開催場所
山形県山形市蔵王温泉
蔵王樹氷まつりへのアクセス
電車・バス利用の場合
山形駅 → 蔵王温泉(約45分)
仙台駅 → 蔵王温泉（座席指定予約制）
※運行日 平成29年12月22日（金）～平成30年3月18日（日）
車利用の場合
山形蔵王IC → 国道13号 → 蔵王温泉(約30分)
蔵王樹氷まつりの見どころ
圧巻の蔵王の樹氷
蔵王の樹氷は、樹氷は、日本海の対馬暖流、シベリアからの季節風、朝日連峰、白鷹丘陵、山陰盆地、そして蔵王連峰といった地形とさまざまな気候の条件が重なって生まれる自然現象です。蔵王の特殊な気象条件の中で生まれる自然の芸術である樹氷は、針葉樹であるアオモリトドマツが雪と氷に覆われてできています。大きな樹氷が立ち並ぶ樹氷原は圧巻そのもので、別名スノーモンスターの異名を持つほどの不思議で面白い外観をしています。ライトアップされた夜は幻想的で、訪れる人々に昼の様子とは異なる神秘的な印象を与えてくれます。ロープウェイからの迫力ある樹氷原のパノラマや、スノートレッキング、ナイトクルーザー号で間近に見るなどさまざまな見方が楽しめます。
ナイトクルーザー号ツアーの情報
開催日：2017/12/23（土）〜2018/3/4（日）
17:00〜21:00（最終20：00まで）所要時間約60分（クルーザー乗車時間は約30分）
蔵王山麓駅出発時間：17:00、18:00、19:00、20:00（出発15分前集合）
定員： 1便あたり最大36名
所要時間：約60分（クルーザー乗車時間は約30分）
料金：大人3,800円、子ども3,100円（山麓線往復＋雪上車）
花火やパフォーマンスなどイベント
蔵王樹氷まつりではさまざまなイベントが開催されます。一番の目玉は、冬の美しく澄み切った夜空に輝く「冬のHANABI」と、同日に行われるLEDライトを持ったたくさんのスキーヤーが一斉にゲレンデを滑る参加型のイベント「1,000人松明滑走」です。またプロジェクションマッピングされた雪上でプロスキーヤーやスノーボーダーがパフォーマンスを見せる「ZAOプロジェクションマッピング＆エクストリームエアー」も迫力があります。その他、「蔵王地蔵尊」や「蔵王大黒天」など4つのパワースポットを巡る「蔵王開運回遊」といったパワースポット好きにおすすめのイベントも行われます。
蔵王樹氷まつり期間中は、温泉街やゲレンデがLEDの灯りでライトアップされ、美しい光に照らされた雪景色の街を散策することも蔵王樹氷まつりの楽しみ方の1つです。
・「冬のHANABI」&「1000人松明滑走」
日程：2018年2月3日(土)
・「ZAOプロジェクションマッピング＆エクストリームエアー」
日程：2018年2月23日(金)から2月25日(日) (3日間)
・「蔵王開運回遊」
日程：2017年12月23日(土・祝)から2018年3月4日(日)
蔵王温泉でリラックス
蔵王温泉は今から約1900年前に見つかったといわれており、東北屈指の名湯として知られています。泉質はく強酸性の硫黄温泉です。行促進、美肌の効能があるといわれており、美人の湯とも呼ばれています。冷えた身体を温めることができます。蔵王樹氷まつりに参加した際には、蔵王温泉でリラックスしてはいかがでしょうか。
さいごに
蔵王の樹氷は他で見ることができない、蔵王独自の自然現象です。せっかく樹氷を見るなら樹氷だけでなく、さまざまな冬ならではの体験が満喫できる蔵王樹氷まつりにも参加するのがおすすめです。
山形県へ旅行しに来た際は、蔵王樹氷まつりに参加してみてはいかがでしょうか。