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迫力満点の絶壁!城ヶ崎海岸の見どころをご紹介

大室山から流れ出た溶岩が海に晒され荒々しく成形された城ケ崎海岸は、その入り組んだ構造によって断崖絶壁の絶景として人気があり、晴れた日には多くの人が訪れます。海の荒々しさがよくわかる城ケ崎海岸の魅力をお伝えします。

城ケ崎海岸ってどんなところ?

城ヶ崎海岸は、伊豆半島の東岸、伊豆七島を一望できる観光スポットです。大室山の噴火によって流れ出した溶岩が形成する城ケ崎海岸は伊東八景の1つに数えられています。打ちつける波により削られた雄々しい岩は約9kmに渡って続きます。続く絶壁に絶え間なく打ち続ける波の白い粒が散る様は壮観です。遊歩道では四季折々の草花が目を楽しませてくれます。また、ハイキングを楽しめる場所としても人気があります。

アクセス

伊豆急行線「城ケ崎海岸駅」から徒歩25分ほどです。車を利用する場合は、城ヶ崎海岸から徒歩1分ほどにある駐車場が利用できます。

城ケ崎海岸の見どころ

荒々しい絶壁と海の景観

伊東市は海に隣接し、自然も豊かで景勝地が点在しています。大室山、一碧湖、小室山、松川、オレンジピーチ、巣雲山、汐吹海岸、城ケ崎海岸は「伊東八景」と呼ばれています。

城ケ崎海岸は約4000年前の噴火で海へ流出した溶岩が固結し、大小無数の複雑な岬が形成されたといわれています。波の浸食によりゴツゴツとした断崖絶壁が仕上がっており、その溶岩が固まる際に生じた割れ目や、溶岩の流れが見える表面などを見ると4000年前の地球の鳴動を感じられることでしょう。

迫力のある「門脇吊橋」

城ケ崎海岸でおすすめの場所は門脇吊橋です。1968年に完成した長さ48m、高さ23mの門脇吊橋は、波の打ちつけている轟音が聞こえるかのような迫力があります。風で揺らされ下を向けば波が隆々とした岩に激しくぶつかり散る様がはっきりと見えます。大迫力の城ケ崎海岸の魅力を360度体感できる場所です。

城ケ崎海岸を見渡せる「門脇灯台」

1960年に門脇崎灯台が建設され、1995年に改築されています。築された灯台には展望台が設けられており、地上17mの階に第1展望台、地上4mの階には第2展望台があります。第1展望台からは絶景が広がります。また、空と海の境界線が混じり合うパノラマの光景が楽しめます。晴れた日には伊豆七島や伊豆半島の屋根である天城連山も見えます。

城ケ崎海岸の周辺施設

富戸の魚見小屋

富戸の魚見小屋は、城ケ崎海岸の灯台や吊橋から徒歩で約10分のところにある、静岡県の有形民俗文化財に指定されているボラ漁の見張り小屋です。現在は中に入ることはできず少し離れたところから見学となりますが、その雰囲気は見るだけでも伝わります。絶壁の中、半ば海に飛び出すように突如現れる小屋には沿岸漁業の歴史を感じさせる趣があります。

蓮着寺

蓮着寺は、城ケ崎海岸から徒歩約20分のところにあります。1261年、法華宗の宗祖日蓮上人は鎌倉幕府で伊東の地へ流罪となったといわれています。現在まないた岩といわれる岩に辿り着き、漁師に救われたというエピソードが伝わっています。
まないた岩の近くに蓮着寺があり、日蓮上人ゆかりの袈裟かけの松や石食いのモチの木などがあります。また、国指定の天然記念物である大きなヤマモモの姿も見られます。

さいごに

ゴツゴツと雄々しい断崖絶壁と激しい海の打ちつけという剛勇な光景ながら、遊歩道では可愛らしい花々が見られ、灯台からは海の雄大さも感じられるという散策にはぴったりな場所です。

静岡県へ旅行しに出かけた際は、城ヶ崎海岸へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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