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個数制限は?JALの国際線の荷物制限まとめ

国際線の機内持ち込み手荷物、および機内の貨物室に預けられる荷物についての規則は、国や航空会社、機種、路線などによって違いがあります。共通している部分は多いものの、自分が利用する航空会社のルールを早めにチェックして、それに合わせた荷造りをする必要があります。今回は、基本として押さえておきたいJALの国際線の荷物制限についてご紹介します。

JALの国際線の機内持ち込み手荷物の制限

JALの国際線の機内に持ち込める手荷物には、個数や重量、サイズの制限があります。制限は次の通りです。

個数・重量

機内に持ち込める手荷物の一人当たりの個数は、身の回り品(ハンドバッグ、ショッピングバッグなど)1個のほか、規定サイズの荷物1個までです。総重量は身の回り品を含めて、10kg(22ポンド)以内です。

サイズ

機内に持ち込める手荷物のサイズは、2つのルールを満たさなければいけません。手荷物×高さ16インチ×縦10インチ)以内である必要があります。この長さはバッグやスーツケースのキャスター、持ち手も含めた長さとなるので注意しましょう。

液体は機内に持ち込める?

国際線の機内に持ち込み可能なもののなかには、容量などが制限されている品目もあります。その代表的なもののひとつは、液体物です。日本をはじめ、韓国、タイ、シンガポール、オーストラリア、アメリカ、カナダ、EU(欧州連合)加盟国など、多くの国で液体物の機内持ち込みが制限されています。

液体物には、歯磨き粉、ヘアジェルなどのジェル状のもの、スプレーなども含まれます。液体物は、100ml以下の容器に入ったもののみ持ち込み可能で、それをジッパー付きの再封できる透明プラスチック袋に入れるなど細かくルールがあります。プラスチックの袋は、一人当たり1点のみ、容量1L以下、サイズは縦横の合計40cm以内が目安です。複数の容器を袋に入れる場合、しっかり密閉できるよう余裕を持った本数にするのがポイントです。

JALの国際線の無料で預けられる荷物(無料手荷物許容量)

JALの国際線の無料で預けられる荷物は、利用するクラスによって個数、重量が異なります。サイズ(3辺の和)に関しては、どのクラスも同じです。無料手荷物許容量を超えた場合は、超過手荷物料金がかかるので注意しましょう。

個数・重量

・エコノミークラス、プレミアムエコノミークラス・・・2個まで、1個当たり23kgまで
・ビジネスクラス・・・3個まで、1個当たり32kgまで
・ファーストクラス・・・3個まで、1個当たり32kgまで

なお、JMB FLY ONステイタス会員、JGC会員は、搭乗する各クラスの無料手荷物許容量に、プラス1個無料で預けることが可能です。

3辺(縦・横・高さ)の和

無料で預けられる荷物のサイズは、縦・横・高さの3辺の和が203㎝以内の荷物に限ります。スーツケースやバッグの持ち手、キャスター部分も込みで計算します。個数・重量は利用するクラスによって違いがありますが、この3辺の和はクラスの種類に関わらず同じです。

子どもの無料手荷物許容量は?

座席を確保している子どもの無料手荷物許容量は、搭乗クラスに準じた扱いとなります。一方、座席を確保していない子ども(幼児)がいる場合、同行する大人に準じた重量、かつ3辺の和が203cm以下の手荷物1個を無料で預けることができます。また、子どもが使用するベビーカーやゆりかご、チャイルドシートなどは、無料手荷物許容量とは別扱いとなり、無料で預けられます。

さいごに

JALの国際線の荷物には、個数や重量、サイズなどの制限があります。荷物の準備をするときは、できる限り早めに済ませるのがおすすめです。たとえグループ旅行でも、ひとりひとり持っていきたい荷物は異なるはずです。不明点は事前に航空会社や旅行会社に確認しておき、直前になって慌てないようにしましょう。

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