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預ける?持ち込む?国際線のタバコ・ライターの取扱まとめ

タバコを吸うにはライターやマッチが必要ですが、それを渡航先に持って行く場合、渡航先から持って帰る場合には制限があることをご存知でしょうか。今回は、喫煙者が気になるライターやマッチの国際線取り扱いのルールをご紹介します。

ライターやマッチなどを持ち込めるか?

ライターやマッチなどは、条件によっては機内に持ち込むことができます。持ち込めるケースと持ち込めないケースは次の通りです。

持ち込みできるケース

ライターやマッチは、1人1個までであれば機内に持ち込めます。ただし、持ち込めるライターにはタイプの制限があり、使い捨てライターや充填式のガスライター、USB充電式などの電子ライターであれば持ち込むことができます。また、小さな安全マッチなら同様に持ち込むことができます。

持ち込みできないケース

機内には、2個以上のライター、マッチは持ち込むことができません。また、次の種類のライターは機内に持ち込むことはできません。

・オイルタンク式のオイルライターや葉巻用ライター
・プリミキシングライター(青色の炎や強力な炎を出すタイプ)
・ピストル型ライター

これらのライターは引火したり、凶器として利用できたりする可能性があり、機内に持ち込めないため注意しましょう。また、ライターの種類や個数に関係なく、中国(香港を除く)、インド、フィリピン、ミャンマーなどへ向かう便は、ライター、マッチを持ち込むことができません。

手荷物として預ける

ライターやマッチを、チェックインカウンターで預ける「預け荷物」に入れることはできません。海外旅行に持っていきたいライターやマッチは、必ず機内持ち込み手荷物に入れましょう。預け荷物の検査時にライターやマッチが入っていると没収・廃棄される可能性があります。

預け荷物に入れることができない主なものには、爆発物(花火やクラッカーなど)、引火性・発火性のもの、高圧ガス(カセットボンベなど)などがあります。液体物などは機内持ち込みには制限がありますが、預け荷物であれば問題ありません。
モバイルバッテリーは預けられませんが、持ち込み手荷物であれば持ち込めます。こちらも発火の危険性があるからですね。

タバコの機内持ち込みについて

タバコの機内持ち込みについては、特に制限はありません。手荷物として持ち込むことができます。ただし、機内で喫煙することは一切できません。IQOS(アイコス)や glo(グロー)などの電子タバコや無煙たばこについても、機内に持ち込むことはできますが、喫煙は一切不可です。

さいごに

ライターやマッチの機内持ち込みについてご紹介しました。ライターの種類によって制限はありますが、1個であれば基本的に持ち込みできます。ライターやマッチをお土産として購入してしまうと、その国から持ち出すことができず、空港で破棄することになるため注意しましょう。

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