X

手荷物とはどう違う?国際線の液体の預け荷物の取扱まとめ

海外旅行に出かける準備をしている中で国際線は、液体物の制限が厳しいという話を聞いたりすることも多いのではないでしょうか。今回は、国際線での液体の預け荷物の制限についてご紹介します。

預け荷物での液体の制限

飛行機に乗る際には、チェックイン時に預けた荷物以外の荷物は機内に持ち込みます。それぞれに制限が異なりますが、機内持ち込み手荷物はハイジャック等防止のために凶器となりそうな物はないかの観点でチェックされます。預け荷物は爆発物や輸送禁止品がないかで確認されます。

国際線で液体を荷物として預ける場合、機内に持ち込むときと比べて制限はそれほど厳しくはありません。なお、化粧品やお酒などは容量の制限があります。液体を預ける場合は、各航空会社が定めている重量・サイズの荷物に収まっていれば問題ありません。

預け荷物の制限は航空会社によって異なります。例えば、ANAの無料で預けることができる預け荷物の個数は2個までで、1個23kg以内・幅×奥行×高さの合計が158cm以内の大きさまで預けることができます。個数と重さは搭乗クラス(ファーストクラスは32kg×3個、ビジネスクラスは32kg×2個)によって異なります。なお、JALの場合は個数と重さは同じで、大きさの合計が203cm以内になります。サイズや重量の荷物を超える場合は、有料となります。

液体は機内に持ち込む制限が厳しいため、預け荷物の中に入れる

国際線で液体を機内に持ち込むための制限は非常に厳しく、適切な対応をする必要があります。JALやANAをはじめ、国際線の機内にはテロ対策のために、100ml(100g)を超える容器に入ったあらゆる液体の持ち込みを禁止しています。全ての液体物は容量1L以下のジッパー付きのプラスチック製袋に入れなくてはいけません。100ml(g)以下の容器に入っていても、条件を満たしたジッパー付きのプラスチック製袋に入っていないと機内に持ち込めないので注意しましょう。

これらのように液体を機内に持ち込むための制限は厳しいので、飲み物以外の液体類は預け荷物の中にいれましょう。

日用品や化粧品やお酒などを預ける場合の制限

液体を荷物として預ける場合、日用品や化粧品、お酒などは制限があります。これらの液体は、1容器あたり0.5Lまたは0.5kg以下である必要があります。また、1人あたり2Lまたは2kgまで預けられます。なお、お酒に関してはアルコール度数が70%を超えるものは預けられません。アルコール度数が70%を超えるお酒はそれほど多くありませんが、お土産として購入する際はアルコール度数を確認しておくと良いでしょう。

液体を預け荷物の中に入れる際の注意点

飛行機は稀に揺れるため、荷物が傷つくことがあります。その際に液体が入った容器が割れてしまい、荷物の中に広がってしまう場合があります。そういったトラブルを防ぐために、液体の入った容器はビニール袋などに入れておきましょう。また、その容器をタオルなど衝撃を和らげるもので巻いておくとより安全です。

さいごに

今回は、国際線での液体を預ける際の注意点をご紹介しました。機内に持ち込む際と比べて制限はそれほど厳しくありませんが、化粧品やお酒などを預ける場合は制限があるため注意しましょう。

航空券検索