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ソラシドエアはlcc? 他社との違いを解説!

出張の準備や旅行の計画を立てているときに「ソラシドエア」の便を検討に入れたことがある人も多いのでは。ソラシドエアは九州方面を中心として全国に就航している航空会社です。今回はソラシドエアの路線や料金、機内サービスなどについてまとめました。

ソラシドエアはlcc? 他社との違いを解説!

日本で運航している多くの航空会社の中で、ソラシドエアはANAやJALといったフラッグ・キャリアに比べ安い運賃で運航されています。
それゆえにソラシドエアはLCC(格安航空会社)と思われてる方も多いですが、そのようなことはなく、企業努力によって運賃を抑えつつANAやJALと同等のサービスを提供できるよう様々な部分で工夫をしている航空会社です。

ソラシドエアは九州方面の路線が多い航空会社!

ソラシドエアは羽田空港や神戸空港、中部国際空港(セントレア)に就航している航空会社です。大分、宮崎、長崎、鹿児島、宮崎、沖縄など九州方面の路線が多いのが特徴です。

ソラシドエアはLCCではなく、JALやANAなど同様のいわゆる「フルサービスキャリア(FSC)」で、サービスが充実しています。機内サービスのほか、妊娠中・子連れの搭乗者や高齢者の搭乗者向けのサービスを提供しています。

ソラシドエアと他社はここが違う!

【1機種のみでの運行】
こちらのメリットは、ボーイング社の737-800型という比較的小型の飛行機を使用することによって、
燃費の良さや機体整備の工数削減や雇用するパイロットのライセンスが1種類で済むこと、キャビンアテンダントが少人数で済むなどがあげられます。
これにより運賃を下げることが可能となっています。

運航路線は?

ソラシドエアは、国内10ヶ所以上の空港に就航しています。羽田空港から九州各地以外にも、那覇空港から宮崎や鹿児島、また石垣島への路線があります。その他神戸空港、中部国際空港から九州へ路線もあります。

ジェットスターやピーチ・アビエーションなどのLCCの場合、成田空港や関西空港など、LCC専用ターミナルを備える空港への就航路線がほとんどを占めます。一方、FSCであるソラシドエアには羽田空港発着の路線があるのが大きな特徴といえます。

羽田空港を利用できる航空会社にはJAL・ANA、またソラシドエア以外ではスターフライヤーやスカイマークがありますが、九州方面の路線はあまり充実していません。そんな中、ソラシドエアは、九州方面の出張や旅行、九州から各地への出張や旅行に便利です。

ソラシドエアは、ANAとのコードシェア(共同運航)便を就航しており、運航本数が多いのも特徴です。コードシェア(共同運航)便とは、1つの飛行機を2社で運用する便のことです。

ソラシドエアの就航路線、運航本数については熊本や長崎など!ソラシドエアの路線まとめを参考にしてください。

航空券の料金も安い!

ソラシドエアの航空券は、JAL・ANAと比べて安い料金設定となっています。例えば、羽田空港-鹿児島空港間のソラシドエア、JAL・ANAの普通運賃の料金を比較した場合、ソラシドエアはJAL・ANAと比べて3,000-6,000円程度安いです。


※2018年9月調査時点での料金
ソラシドエア:2018年12月12日 羽田空港07:35発-鹿児島空港09:35着
JAL:2018年12月12日 羽田空港06:25発-鹿児島空港08:25着
ANA:2018年12月12日 羽田空港07:10発-鹿児島空港09:10着

早期購入割引もありお得!

ソラシドエアは、JAL・ANAと同様に早く予約すればするほど航空券の料金が安くなる早期購入割引を利用できます。ソラシドエアの早期購入割引には、「1日前」「3日前」「7日前」「14日前」「28日前」「35日前」「60日前」「75日前」という種類があります。早期購入割引14日前と35日前は、ソラシドエアのみの割引運賃です。

例えば、羽田空港-鹿児島空港間の早期購入割引の料金を比較した場合、ソラシドエアの場合には35日前まで、JAL・ANAの早期購入割引45日前とほぼ同様の料金で購入することができます。

3社の早期購入割引の料金


※2018年9月調査時点での料金
ソラシドエア:2018年12月12日 羽田空港07:35発-鹿児島空港09:35着
JAL:2018年12月12日 羽田空港06:25発-鹿児島空港08:25着
ANA:2018年12月12日 羽田空港07:10発-鹿児島空港09:10着

荷物の制限は?

預け入れ荷物については、サイズの制限は縦・横・高さの3辺の和が203cmまでであれば預けられます。個数の制限はなく、合計20kgまで無料で預けられます。

機内持込手荷物については、3辺の和が115cm以内かつ55cm×40cm×25cm以内、10kgまでの荷物を1つ持ち込むことができます。これは、スカイマークやスターフライヤーなどと全く同じ制限です。

また、ソラシドエアは、楽器ケースの3辺の合計が115cm以内の場合、持込手荷物として機内に持ち込むことができます。これを超過する場合は楽器を預けることになりますが、楽器ケースをレンタルできます。楽器ケースは次の3種類です。楽器のケースはソラシドエアが就航する全ての空港で利用できます。

・小型楽器用ケース(長さ:90cm 幅:40cm 高さ:27cm(内寸))
・ギター用ケース長さ(長さ:132cm 幅:40cm 高さ:17cm(内寸))
・コントラバス用ケース(長さ:211cm 幅:82cm 高さ:61cm(外寸))※要予約

【座席の広さは?】

LCCと比べて座席はゆったりとしています。ピーチを例にすると、こちらの座席間距離は74cmですが、
ソラシドエアの座席間距離は81cmとANAやJALの国内線の座席と同等の広さになります。
たった7cmの違いではありますが、この差のおかげで窮屈感を感じることはないです。

機内サービスは?

ソラシドエアでは飲み物を無料で提供しています。飲み物を無料で提供している航空会社はJAL・ANA、スターフライヤーです。スカイマーク、ジェットスター、ピーチ・アビエーションなどは有料です。

また、ソラシドエアでは他の航空会社にはない機内サービスがあり、マスク、綿棒、マウスウォッシュを無料で利用できます。

ソラシドエアの機内サービスについてはアメニティが充実!ソラシドエアの機内サービスまとめを参考にしてください。

さいごに

ソラシドエアには、成田ではなく都心からアクセスに便利な羽田空港から九州方面へ就航している点、また、那覇空港からは石垣島への路線があるという特徴があります。普通運賃や早期購入割引などにおいて、同条件の場合のJAL・ANAと比べて安く購入できる点も特徴です。他の航空会社に見られない独特のサービスもあるため、ニーズに合致する場合は、ぜひソラシドエアの利用を検討してみてください!

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