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岐阜市の観光スポット8選

県庁所在地の岐阜市は、長良川の鵜飼のイメージが強いと思いますが、紅葉などの自然豊かなスポットに溢れた岐阜市を紹介します。

こちらは東京観光専門学校とのコラボ記事です。旅行学科の学生が作成しました。

岐阜城

岐阜市内を代表する金華山の頂上にある岐阜城。『美濃を制す者は天下を下す』と言われ、難攻不落の城として知られてきました。名もない立場から戦国大名にまで上り詰めた下剋上の大名である斎藤道山の居城でもありました。その後、滋賀県の安土城に至るまでの約8年間、岐阜城を拠点として、天下統一を目指しました。以来、度重なる城主の入れ替わりや建て替えを経ていきました。現在は、昭和31年に鉄筋コンクリート造りの3層4階構造となり、 日本100名城 】の一つと数えられています。また、標高329mから眺める360度のパノラマ夜景は、全国的に有名な神戸や函館に負けないくらいの絶景がカップルや女子旅に大人気の注目スポットです!

住所:岐阜県岐阜市金華山天守閣18 アクセス:JR岐阜及び名鉄岐阜より岐阜バス岐阜公園、長良橋・高富方面行き及び市内ループ左回りのバス乗車。「岐阜公園歴史博物館前」バス停下車、徒歩3分でロープウェーのりばロープウェーは有料。山頂まで約4分。ロープウェー下車後徒歩約8分。

金華山

岐阜市の中央に位置する、標高329mの金華山。金華山には、10もの登山道が整備されており、どのコースを選んでも30分~1時間程度で山頂に到達できます。ほんの1時間登るだけで美しい眺めが堪能できることが、人気の理由のひとつです。そのため、初心者やファミリーでも安心して楽しめる山とされています。山頂には岐阜城や展望レストラン、リス村など見どころスポットがたくさん集まっています。また、B級グルメフェスティバルでグランプリを獲得したグルメも大人気です。そして、最大の見どころは、秋の紅葉です。その山麓の岐阜公園と山頂の岐阜城は、飛騨・美濃紅葉33選に選ばれています。例年の見ごろは、11月上旬~下旬です。

住所:岐阜県岐阜市大宮町 アクセス:JR岐阜駅(11・12・13番乗り場)または名鉄岐阜駅(4番乗り場)からN系統(長良橋方面)及び市内ループ左回りバス乗車。「岐阜公園・歴史博物館前」下車 徒歩3分
料金:片道220円
運行間隔:約5分毎 所要時間:15分

長良ぶどう狩り

金華山・岐阜城の正面にある観光ぶどう園です。
長良川沿いのこのエリアは砂地で水はけがよいため、糖度の高いぶどうが収穫できます。ぶどうだけでもたくさんの品種が揃い、それぞれの品種ごとに味、収穫時期も異なっているため、多岐に渡って体験できます。また、ビニールハウスですので雨天でも安心して楽しめます。収穫したぶどうは、園内で食べることができるので、ファミリーや友人などで和気あいあいと、ぶどう狩りが楽しめるのも必見です!ぶどう好きの方はもちろんのこと、多くの方が楽しめるスポットになっていますので、ぜひ、お気に入りのぶどうを見つけてみてください![果物・収穫時期]ぶどう・デラウエア(8月上旬~下旬)、スチューベン(8月下旬~9月上旬)、ベリーA(9月上旬~下旬)

住所:〒502-0014 岐阜県岐阜市雄総柳町5丁目 アクセス:【公共交通機関】
JR岐阜駅又は名鉄岐阜駅から、岐阜バス「N41おぶさ」行きで25分 片道210円(令和元年10月1日より220円)、「おぶさ公民館前」下車 徒歩5分
【受付場所】
期間中、鵜飼大橋北詰の高架下に案内所テントがあります。
案内所で料金を支払い指定されたぶどう園へ移動。

岐阜大仏(正法寺)

1832年、約38年の歳月を経て完成した岐阜県重要文化財に指定される岐阜大仏は、高さ13.7m日本三大仏の一つに数えられています。乾漆仏としては日本一の大きさを誇ります。大イチョウを直柱とし、骨格は木材で組み外部は良質の竹材と粘土で造られ、その上を一切経で糊張りし漆を塗り金箔を置いたもので、胎内には薬師如来がまつられています。そのやさしい表情と荘厳さ、かつ静寂な大仏殿の中はまさに癒しの空間です。大仏様の背後には地獄絵図もかけられており、公開はされていませんがこの背後から回廊に通じる階段があります。また、内部の壁面は大仏様の左右にはかつてあった羅漢堂の五百羅漢が100体ほど移されずらりと並んでいます。その上部にも植物や楽器、天人の彫刻があります。

住所:岐阜県岐阜市大仏町8 アクセス:JR岐阜バスターミナル12番のりばから岐阜バスで15分。「岐阜公園・歴史博物館前」下車 徒歩5分

長良川うかいミュージアム

岐阜市を代表する伝統文化である“長良川の鵜飼”の価値を分かりやすく紹介・情報発信する場として通年営業を行っています。例年5月11日から10月15日までと開催時期の限られている“長良川の鵜飼”について、オフシーズン間にその魅力を発信しています。
世界でここだけの絵巻物型スクリーンで観る「ガイダンスシアター」の映像や、参加体験型展示など見どころが満載です。また、見学後に一休みしたくなったら、長良川を眺めながらクローバーコーヒーでカフェタイムを過ごすのもオススメです。天気が良い日なら、長良川からの心地良い風を感じられるテラス席がおすすめです。
人気ドリンクは岐阜ドリンクで、美濃路牛乳飲むヨーグルトや下呂温泉トマトジュース、岐阜県産柿ジュースなどに岐阜銘菓がセットされる贅沢さが好評です。

住所:岐阜県岐阜市長良51-2 アクセス:JR岐阜駅または名鉄岐阜駅から、岐阜バスN系統路線もしくは市内ループ線
「鵜飼屋」下車(所要時間15分 片道210円)。
バス停「鵜飼屋」より徒歩6分

松尾池

山に囲まれた静かな雰囲気の池で、灌漑用貯水池として明治18年に整備されました。春には桜が咲き、秋には木々の紅葉が見られるほか、一年を通して様々な水鳥が遊ぶ野鳥観察スポットとしても知られています。「ぎふ水と緑の環境百選」のひとつであり、2003年(平成15年)には「ぎふ三十六景」にも選ばれている。また、以前は白川郷から移築したという合掌造りの料理屋さんがありました。 東海自然歩道が通っており、ながら川ふれあいの森などを結ぶ快適なハイキングコースがあります。また、この池から100mほど奥に入ったところに「岐阜県の名水50選」に選ばれている自然滝「萩の滝」があります。 桜の見頃:4月上旬 紅葉の見頃:11月中旬~下旬

住所:岐阜市長良雄総893-3
アクセス:JR岐阜駅(13番乗り場)または名鉄岐阜駅(4番乗り場)から「N32岩井山かさ神・N33三輪釈迦前」行バス乗車。20分 片道320円
「中川原」下車 徒歩15分

大龍寺

子授け安産・保健育児の子安観音と、不撓不屈の精神を授けてくださる達磨(だるま)大師を祀られている禅宗のお寺です。また、「だるま観音」として知られ、境内には約5メートルもある達磨大師坐像が安置され、毎年1月中旬に奉納されただるまを供養する「だるま供養」が行なわれます。このほか、戦国時代、斎藤道三や織田信長、豊臣秀吉に仕え美濃三人衆の筆頭に挙げられた「稲葉一鉄」ゆかりの寺で多くの遺品が残されています。 ドウダンツツジの名所としても有名で、境内の庭園や裏山には約1,200本のドウダンツツジが植えられており、中には樹齢350年以上の古木もあります。春は小さな白い花が一面に咲き、秋は深紅の紅葉が見事です。毎年春と秋には庭園が一般公開され杉苔とドウダンの庭を楽しめます。

住所:〒502-0001 岐阜県岐阜市粟野2339 アクセス:JR岐阜駅または名鉄岐阜駅から岐阜バス「N80高富」、「N75山県市役所」行などで30分片道460円
「高富大竜寺前」下車 徒歩2分

ぎふ長良川温泉

「観光経済新聞社 にっぽんの温泉100選」に5年連続で選ばれたことのある約1300年の歴史を誇る有名な温泉地です。
長良川沿いに7軒の旅館が並ぶ「長良川温泉」は、長良川・金華山・岐阜城の景観と湯を楽しむことができます。
温泉は鉄分を豊富に含み、源泉は無色透明ですが、大気に触れると徐々に赤い濁り湯に変化するのが特徴です。
観光経済新聞社主催「にっぽんの温泉100選」に5年連続で選ばれています。
日帰り入浴が楽しめる宿や、無料の手湯・足湯もあるため、気軽に足を運べます。
川沿いに並ぶ宿泊施設では「鮎料理」や地元の薬草を用いた「薬膳料理」が楽しめるほか、鵜飼と宿泊をセットにした「ぎふ長良川温泉鵜飼パック」も見どころの一つです。

住所:〒502-0817 岐阜県岐阜市長良福光2610-4 アクセス:JR岐阜及び名鉄岐阜より岐阜バス岐阜公園、長良橋・高富方面行き及び市内ループ左回りのバス乗車。「鵜飼屋」バス停下車、徒歩3分。

中部国際空港(セントレア)から岐阜市内へは、名古屋鉄道 快速特急(約1時間)でアクセスできます。

さいごに

織田信長の城下町として栄え、信長の居城「岐阜城」岐阜城のある金華山の紅葉や夜景が美しく人気のスポット。ファミリーや友人・カップルで1日中楽しめる岐阜市に是非、足を運んでみてください!