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週末の予定は決まった?金沢の観光スポット14選


週末の予定がまだ決まっていないという方は、ぜひ金沢へ観光に出かけてみてはいかがでしょうか。金沢は「兼六園」や「金沢城公園」をはじめて、加賀藩時代の建築物や風景が残された観光スポットが多く存在する、歴史好きにはたまらない街となっています。
今回はそんな北陸の観光地金沢にある、14の観光スポットをジャンル別にご紹介します。

定番の観光スポット

兼六園

「兼六園」は、国の特別名勝に指定されている、約11.4ヘクタールの広大な敷地内に点在する池や築山(つきやま)、御停(おちん)、茶屋を歩きながら巡る「林泉廻遊式庭園」と呼ばれる日本庭園です。岡山の「後楽園」、水戸の「偕楽園」と共に「日本三大名園」のひとつに数えられており、「金沢観光の中心地」とも呼べる、金沢観光に来たら絶対に外せないスポットのひとつとなっています。

住所:石川県金沢市兼六町1番4号
駐車場:あり

金沢城公園

「金沢城公園」は、「兼六園」と道路を挟んで隣接した場所にある都市公園です。かつて加賀藩の居城だった金沢城は、これまでに起こった何度かの火災によって焼失してしまいましたが、現在は「橋爪門続櫓」や「菱櫓」など一部の建物のみが復元されています。
いくつかある城門のうち、1788年に再建された「石川門」(国の重要文化財)、2010年に再建された「河北門」、2015年に再建された「橋爪門」の三門は、合わせて「金沢城三御門」と呼ばれています。

住所:石川県金沢市丸の内1-1
駐車場:あり

近江町市場

「近江町市場」は、「金沢の台所」とも呼ばれており、1700年ごろに近江商人が作ったといわれている市場です。商店街内にある9つの通りには鮮魚、青果、衣類など約190の専門店が軒を連ねており、地元住民だけでなく県外から訪れた観光客からも人気が高い、金沢屈指の「食」の観光スポットです。

住所:石川県金沢市上近江町50
駐車場:あり

歴史を感じる観光スポット

ひがし茶屋街(東山ひがし地区)

「ひがし茶屋街」は、金沢にある3つの茶屋街のなかで最も規模の大きい地区で、2001年(平成13年)に「重要伝統的建造物群保存地区」にも選ばれています。1階にキムスコ(木虫籠)と呼ばれる出格子(でごうし)を構えて2階に座敷を設ける「茶屋建築」の建物が石畳の道の両側に立ち並ぶ江戸時代の雰囲気を残した茶屋街であり、なかには営業している茶屋もあります。

住所:石川県金沢市東山1丁目
駐車場:あり

妙立寺(みょうりゅうじ)

1643年に加賀藩3代目藩主前田利常の命によって創建された、日蓮宗の寺院です。堂内は迷路とも呼べるほど複雑にできており、当時使われていたと思われる「落とし穴」や「隠し階段」「明かりとり階段」などがあることから「忍者寺」の愛称で親しまれています。参拝客だけで堂内を歩き回ると危ないこともあってか、拝観は予約制となっています。

住所:石川県金沢市野町1-2-12
駐車場:近くに有料駐車場あり

俵屋本店

「俵屋」は1830年から営業し続けているという、金沢で一番古い飴屋です。現在、石川県内には全部で6店舗がありますが、本店の店構えは金沢市の「指定保存建築物」となっているため、観光地としても有名です。俵屋の飴は米と大麦を原料としており、煮物やスイーツなどの調味料としても使えるので、お土産にも向いています。

住所:石川県金沢市小橋町2-4(本店)
駐車場:なし

武家屋敷跡 野村家

かつて加賀藩士たちが居住していた「長町武家屋敷跡」にある、前田家重臣・野村伝兵衛信貞の屋敷です。
建物内にある「総檜造りの格天井」「ギヤマン入りの障子戸」「山水画がほどこされた襖」などはいずれも文化財として高く評価されており、2009年にはミシュランの「観光地格付け」で2つ星に選ばれています。
また庭園には樹齢400年の山桃をはじめとして「椎の古木」「大雪見灯篭」「さくらみかげ石の大架け橋」などがあり、アメリカの庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が毎年発表する日本庭園ランキングで、最高3位に選ばれたこともあります。

住所:石川県金沢市長町1丁目3番32号
駐車場:あり

美術館・博物館

金沢21世紀美術館

2004年10月に開館した比較的新しい美術館で、「見る人に新しい価値観を提案する作品」と「.金沢ゆかりの作家による新たな創造性に富む作品」を主な作品収集方針としています。
そのため建物内外に展示されている作品は見たら驚くようなものばかりで、特にレアンドロ・エルリッヒ作の「スイミング・プール」はこれまでに何度もメディアで紹介されているので、知っている方も多いことでしょう。

住所:石川県金沢市広坂1-2-1
駐車場:あり

金沢蓄音器館

約600台の蓄音機と2万枚のSPレコードを収蔵する、蓄音機専門の博物館です。大正ロマンを基調とした3階建ての建物内には明治、大正、昭和にそれぞれ活躍した蓄音機が時代ごとに展示されており、「実演コーナー」ではSPレコードの視聴もできるといいます。
1階のスペースでは定期的に音楽イベントが開催されており、入館料のみで観られるものもあります。

住所:石川県金沢市尾張町2丁目11番21号
駐車場:あり

石川県立伝統産業工芸館

「兼六園」の敷地内にある博物館で、「加賀友禅」「加賀繍(ぬい)」「能登上布」「久谷焼」などをはじめとする「伝統工芸36業種」と呼ばれる石川県の文化や信仰に関わり深い伝統工芸品が展示されています。ミュージアムショップでは各伝統工芸品をベースとしたおみやげが売られており、なかには入荷後すぐに売り切れてしまう人気商品もあります。

住所:石川県金沢市兼六町1-1
駐車場:あり

箔一本店 箔巧館

金箔大国・金沢を代表する金箔メーカー「株式会社箔一」が運営する総合ミュージアムショップです。来館者は「金箔の間」に置かれた黄金の鎧兜を観たり、金箔を使ったオリジナル工芸品を作ったりすることができます。またカフェでは金箔入りのスイーツも食べられるという「金箔づくしのスポット」となっています。

住所:石川県金沢市森戸2丁目1-1
駐車場:あり

その他の観光スポット

犀川大橋(さいがわおおはし)

犀川大橋は国の登録有形文化財にも指定されている、橋長62m、幅員22mの「一径間鋼曲弦ワーレントラス橋」と呼ばれる形式の橋です。その歴史は1594年に木造大橋として造られた時代から続いており、金沢の交通と物流を何百年にも渡って支え続けてきました。
現在は夜になるとLED電球によるライトアップがされるようになっており、金沢のシンボル的存在として街を華やかに照らしています。

住所:石川県金沢市(千日町および片町一丁目)
駐車場:なし

湯涌温泉(ゆわくおんせん)

金沢市の南東部にある温泉街で、「白鷺の湯」は718年に紙漉き職人が発見して以来、加賀藩の歴代藩主をはじめとする地元民に利用され続けているといわれています。温泉街では年間を通じて「湯涌ぼんぼり祭り」「雪だるまコンテスト」「お楽しみ市」など多くのイベントが開催されており、2017年6月30日には伝統行事の「氷室開き」が行われる予定となっています。

住所:石川県金沢市湯涌町イ1番地
駐車場:あり

医王山(いおうぜん)

「医王山」はスキー場としても有名な標高939mの、「日本三百名山」および「新・花の百名山」に選定されている、トレッキングを楽しめるスポットです。

「医王山ビジターセンター」を出発点とした登山コースには、季節や時間帯で水の色が変わる「三色泉」、水が三段にくねりながら落差20mの高さから落ちる「三蛇ケ滝」、岩の形がトンビのくちばしに似ていることからその名が付いた「鳶岩」などの名所があり、体を動かしながら観光をしたいというアクティブな方におすすめです。

住所:石川県金沢市奥新保町22-13(医王山ビジターセンター)
駐車場:あり

さいごに

今回は金沢市内にある有名な観光スポットを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。金沢には日本庭園、寺院、博物館などの歴史が感じられる観光スポットが多くあるので、子供に歴史の勉強をさせたい方や歴史好きのカップルなどに特にオススメとなっています。
興味が湧いてきたという方は週末にぜひ、金沢観光へ出かけてみてください。

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