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湯治湯として有名!玉川温泉の魅力をご紹介

秋田県の田沢湖の北に位置する玉川温泉は、日本有数の湯治場として古くから知られてきました。今回は、秋田県の癒しスポットとして愛されている玉川温泉の魅力をご紹介します。

玉川温泉ってどんなところ?

玉川温泉は「湯治のふるさと」をコンセプトにした温泉です。ただ静かな環境で温泉に入り、体を休めるのが玉川温泉の過ごし方です。

玉川温泉の宿泊施設には食事付の部屋と、湯治客向けの自炊部があり、中長期の滞在にも適しています。贅沢な旅行とは異なるシンプルな旅を楽しめるのが玉川温泉の醍醐味です。週末に訪れて、日頃のストレスのリセットやデトックス効果を味わってみるのはいかがでしょうか。

玉川温泉の歴史

玉川温泉は、もともと火山の噴火によってできた温泉です。奈良時代の末期に焼山火山の中腹が大爆発し、爆発工から噴出した湧き湯が玉川温泉の成り立ちとされています。そして、806年の噴火から現在に至るまで、枯れることなく温泉が湧き続けている貴重な天然温泉です。

その後、玉川温泉は明治時代になってから湯治場として開かれます。周辺地域で硫黄精錬に従事していた労働者たちを中心に、その効能の高さが広まっていき今に至ります。

玉川温泉が日本一の湯治場と呼ばれる理由

玉川温泉はpH1.2と、日本一PH値の低い温泉でもある強酸性の泉質を持つ温泉です。この強い酸性の泉質が、体にさまざまな効能をもたらすといわれています。また、源泉温度も98℃と国内屈指の高さを誇り、湯量、泉質、湯温など、さまざまな要素で日本一と呼ばれるのにふさわしい温泉となっています。

玉川温泉の効能、入り方

玉川温泉の効能

リウマチを含む神経系統の疾患、血圧等循環器系統の疾患をはじめ、皮膚病、疲労回復、細胞の活性化と若返りに効果があるとされています。

また、玉川温泉といえば岩盤浴が有名ですが、温泉の地熱によって温められた岩盤で体を温めることで、デトックス効果が期待できます。

玉川温泉の効果的な入り方

玉川温泉は静養や療養を目的としている湯治場のため、看護師が常駐しており、初めて訪れた方や症状に合わせて湯治相談に乗ってくれます。

温泉へ入る際は、まずは掛け湯から行います。白湯の掛け湯を足元から順に上に向かってかけていき、体全体をお湯に馴染ませながら、体の汚れを落としていきます。玉川温泉の源泉の濃度は50%と100%のものがあり、温度はあつ湯とぬる湯に分かれています。温泉のお湯は濃度と温度が高いほど肌への刺激が強いため、3~5分程度の入浴と、同時間の休憩を繰り返すのが基本です。蒸気湯や箱蒸し湯は、体調に合わせて5分程度の利用がおすすめです。

さいごに

玉川温泉は秋田の観光地の中でも独特な場所で、日頃の疲れを癒すにはこれほど最適な場所はないでしょう。ゆっくりと体を休めてリフレッシュしたい方は、玉川温泉を訪れてみてはいかがでしょうか。

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