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料金は?アクセスは?おたる水族館の見どころをご紹介

おたる水族館では、世界的にも珍しいネズミイルカや、50頭を超えるアザラシをはじめ、巨大な海のいきもの達の貴重な姿を見ることができます。今回は、北海道小樽市を代表する観光スポットの1つ、おたる水族館の楽しみ方や見どころをご紹介します。

おたる水族館ってどんなところ?

おたる水族館は、国定公園に指定された海岸線沿いにあります。公園内は野生のトドやアザラシ、オオワシやハヤブサなどの生息地にもなっています。周囲には刻々と姿を変える豊かな大自然が広がっており、「海獣公園」にある海を仕切っただけのアザラシプールでは、飼育されている海獣たちの極めて野生に近い姿を見ることができます。プールは海と繋がっているため、自然の海とそれほど変わらない環境になっています。海藻が繁殖しており、ウニやナマコといった生き物も自然環境同様に生息しています。雨が降ったり高波が来たりすることもあります。冬には真っ白な雪が降り積もる、そんな自然そのままの光景が広がるプール周辺には、近くの岩場で野生のアザラシが寝そべっていたり、トドが防波堤を越えて入ってきたりといったハプニングも楽しみ方の1つです。ただ美しいだけではない、ありのままの豪快な自然が広がる北海道の大地でたくましく生きるいきもの達のワイルドな姿を間近で観察することができます。

料金・営業時間

料金

大人1,400円
小中学生 530円
3歳以上210円

営業時間

2018年 3月17日(土)~10月15日(月)9:00~17:00 (最終入館16:30)
2018年10月16日(火)~11月25日(日)9:00~16:00(最終入館15:30)
夜間延長 9:00~20:00(最終入館19:30)※1
冬期営業 10:00~16:00(最終入館15:30)※2

※1 2018年7月14日(土)~7月30日(月)の土、日、月
※2 2018年9月15日(土)~9月24日(月)の土、日、月

アクセス

自動車

新千歳空港→国道36号線(約60分)→札幌→国道5号線(約50分)→小樽(約20分)→おたる水族館

新千歳空港→道央自動車道(約30分)→札幌JCT→札幌自動車道(約30分)→小樽IC(約20分)→おたる水族館

公共交通機関

新千歳空港→JR(約40分)→札幌駅→JR(約40分)→小樽駅→路線バス(約25分)→おたる水族館

新千歳空港→高速バス(約60分)→札幌駅→高速バス(約60分)→小樽駅→徒歩(約10分)→第三埠頭→観光船(約20分)→祝津港→徒歩(約10分)→おたる水族館

おたる水族館の見どころ

珍しい動物や魚を見られる!

おたる水族館には珍しいいきものが多数飼育されており、その貴重な生態を間近で見ることができます。世界的にも珍しいネズミイルカは、北海道沿岸に生息する小型の鯨類です。定置網に迷い込んでしまったものを保護し、北海道大学水産科学研究院と共同で生態や習性などを研究しています。ネズミイルカは学術研究目的以外での生体の保持が禁止されているため、飼育・展示している施設は非常に珍しく、複数での飼育・展示を見ることができるのは日本国内ではここだけです。

アザラシも飼育されており、日本近海に棲息している5種類のうち4種類が飼育されています。頭数は50頭を超えており、その数は日本最多を誇ります。おたる水族館は、世界で初めてワモンアザラシの繁殖に成功するなど、アザラシの飼育に関して世界有数の実績もあります。ゼニガタアザラシは46歳まで、ゴマフアザラシは43歳まで飼育・展示していたこともあり、これはどちらも国内最長寿記録です(2016年8月現在)。世界でも類を見ないほど充実したアザラシの飼育環境が整っており、ほぼ毎年ゴマフアザラシの赤ちゃんが誕生しています。

また、館内には大きな魚も数多く飼育されています。国内最大級の淡水魚「イトウ」は大きいものは1mを超え、ワカサギの群れとともに泳ぐダイナミックな姿を見ることができます。世界最大級のカレイ「オヒョウ」は1.2m超えの大きさで、平たい体はまるで座布団のような厚みがあります。世界最大級のタコ「ミズダコ」の重さは20kg。ミズダコが足を大きく開いた瞬間を見ることができれば、その巨大さをさらに実感できるでしょう。

サケやマス類も豊富に展示されており、海で暮らす大きなヤマメ(サクラマス)やオショロコマ(ドリーバーデン)、イワナ(アメマス)なども見ることができます。秋には婚姻色で鮮やかな赤に染まったベニザケの非常に珍しい姿も見ることができます。時期によっては1.5kgの特大サイズの「道楽ボッケ」も展示しています。

タッチプールで触れ合える!

海のいきものに直接触れる「さわってEzone」には「日本一冷たいタッチプール」があります。真冬の小樽の海水温と同じ温度に設定されており、その水温はなんと3℃。プールの中に手を入れるとあまりの冷たさに水槽の底まで手を伸ばすことが難しいほどです。そんな北海道の真冬の海の中でもいきもの達は生活しており、厳しい自然環境で生きる彼らのたくましさを体験できます。

食事も楽しめる!

館内にある「ニュー三幸 おたる水族館店」では食事を楽しむことができます。窓辺にあるカウンター席からは国定公園を一望でき、美しい小樽の海の風景を眺めることができます。メニューは水族館の人気者をモチーフにした「カメの太郎くんランチ」や「セイウチのツララちゃんランチ」などがあります。営業時間は月~金11:00~16:00(ラストオーダー 15:30)、土日祝11:00~17:00(ラストオーダー 16:30)です。

また、海獣公園には「浜の屋食堂」があり、雄大な日本海を眺めながら北海道の海の幸を楽しむことができます。ホタテやツブ貝の本格的な磯焼きやニシン焼き、イカ焼きなど、新鮮な魚介類を使った絶品料理が思う存分味わえます。「ニシン蕎麦」はかつてニシン漁で栄えた祝津の地ならではのメニューです。揚げたニシンを甘辛いタレと絡めてご飯と一緒にいただく祝津の新名物「群来(くき)太郎丼」も提供しています。営業期間は2018年4月14日~10月上旬で、営業時間は11:00~16:00です。

さいごに

「おたる水族館」では、野生の海獣たちも集まるむき出しの大自然の中で暮らすアザラシやトドたちの姿を見ることができます。世界でも珍しいネズミイルカや、国内最大級の淡水魚、50頭以上が群れて暮らすアザラシなど、ここでしか見られない貴重ないきもの達が多数飼育・展示されており、ダイナミックな自然の中でたくましく生きるいきもの達と出会うことができます。

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