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料金は?ヤマザキマザック美術館の見どころをご紹介


ヤマザキマザック美術館は、名古屋市の中心地にあり、非常にアクセスしやすい立地の美術館です。18世紀から20世紀にかけて、ロココ時代などのフランス美術を中心に展示されています。絵画のほかにも、ガラス工芸、家具などが展示されています。展示室のデザインも、作品の展示テーマに合わせて色が付けられているなど、さまざまな工夫が凝らされた美術館です。今回は、事前に押さえておきたいヤマザキマザック美術館の概要と見どころについてご紹介します。

ヤマザキマザック美術館とは?

ヤマザキマザック美術館は、名古屋市の中心的繁華街である栄に近い立地の美術館です。大手工作機械メーカーであるヤマザキマザックの敷地内、マザックアートプラザ美術館棟内にあります。ヤマザキマザック創業者の山崎照幸氏が収集した数多くの美術品のコレクションを展示するために、2010年にオープンしました。山崎照幸氏は美術工芸品について「優れた感性の結晶で、工作機械と同様に、高度な技術とセンスが融合された世界」と表現しており、美術館は鑑賞者がその世界を存分に感じられるように作られています。なお入場料は、一般が1,000円、団体(10名以上)が800円、高校生以下が500円となっています。

ヤマザキマザック美術館の見どころ

どんな展示があるの?

5階の展示室では、ロココからエコール・ド・パリに至るまでの作品群が時代順に見られるような順路設計になっていて、フランス美術史を学びながら鑑賞できます。4階ではアール・ヌーヴォーやアール・デコと呼ばれるガラス工芸や家具を見ることができます。日本美術の影響も見られるこれらの作品をご覧頂くことで、親しみを持ちながら作品世界に没入できるようになっています。
また大きな特徴としては、絵画作品の額装からガラス板・アクリル板が外されて展示されていることが挙げられます。作者と同じ視線で作品を楽しんでもらえるようにとの配慮で、筆跡や色彩などをより鮮やかに感じることができます。

特別プログラムなどの企画は?

ヤマザキマザック美術館では、常設展以外にも様々な企画が行われています。木彫りの動物、地元ゆかりの植物を描いたものにテーマを絞った展示、近代デザインにまつわるものなど企画展の内容は多岐にわたります。スケジュールをチェックして訪れるのがよいでしょう。

美術品の鑑賞以外は?

ヤマザキマザック美術館には、所属作品をモチーフにしたポストカードやクリアファイルなどの様々なグッズを購入できるショップがあります。またレストランやカフェも併設されています。フランス美術の世界に浸った気分そのままに、フランス料理に舌鼓を打つのもよいでしょう。

中部国際空港からヤマザキマザック美術館へのアクセス

中部国際空港からヤマザキマザック美術館へは、鉄道などの公共交通機関、または車でアクセスできます。
所在地:愛知県名古屋市東区葵1-19-30

公共交通機関で

中部国際空港からヤマザキマザック美術館のある新栄町駅までは、名鉄で名鉄名古屋駅にアクセスし、地下鉄東山線に乗り換えます。所要時間は約1時間です。また空港から名鉄バスの運行するリムジンバスに乗れば、約1時間で栄まで直行することができます。栄駅付近の繁華街からは、徒歩でもアクセスが容易です。

車で

中部国際空港からは、セントレアライン、知多半島道路、名古屋高速へと進み、都心環状線の東新町出口で降りましょう。所要時間は約50分です。

さいごに

ヤマザキマザック美術館のような個人のコレクションを展示する美術館は、規模こそ小さいことが多いものの、その分創設した人物の個人的なこだわりが感じられ、また異なる楽しみ方をすることができます。名古屋の中心部を訪れるときには、ぜひ足を伸ばしてみましょう!


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