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アクセスは?倉敷美観地区の見どころをご紹介


倉敷美観地区は、岡山県倉敷市内に制定された町並保存地区・観光地区です。倉敷市の「美観地区景観条例」に基づいたもので、伝統的な建物群や美観を保存するために定められています。この地区には、江戸時代初期以来の伝統的な建造物に加え、明治から昭和にかけて建築された重要な建造物も含んでおり、観光客にも人気のスポットとなっています。今回は、事前に押さえておきたい倉敷美観地区の概要と見どころについてご紹介します。

倉敷美観地区とは?

倉敷美観地区は、岡山県倉敷市内でも歴史的に重要とされている町並保存地区・観光地区です。「第一種美観地区」と「第二種美観地区」を合わせて約21.0ヘクタールの広さで、特に前者は「倉敷川畔伝統的建造物群保存地区」として国の重要伝統的建造物群保存地区に制定されています。このエリアは江戸初期に代官所が設けられたことから物資の集散地として栄え、当時の歴史を伝える屋敷や蔵が今も多く残されています。さらに、昭和初期に造られた日本初の西洋美術館である「大原美術館」や、明治時代に建てられた紡績工場を現代になって改修した観光施設「倉敷アイビースクエア」も見どころとなっています。

倉敷美観地区の見どころ

「くらしき川舟流し」で風情ある観光を!

かつて物資の集散地としてにぎわったこの地区には、物資を運ぶ川舟のための通行路として、水路が多く走っています。現代ではここには観光のための川舟が運航するようになり、船上からはゆったりと美しい白壁の街並みを眺められるため、人気のアクティビティとなっています。特に桜の季節には人気がありますが、チケットは当日販売のみですので、乗船を希望する方は注意が必要です。

歴史的な建造物の数々を巡ろう!

倉敷美観地区には、様々な歴史的建造物があります。もっとも有名なのは、国の重要文化財にも指定されている「旧大原家住宅」です。外観を見ることしかできませんが、倉敷窓、敷格子といった倉敷独特のデザイン、白漆喰の「なまこ壁」などが印象的です。その他、有隣荘、井上家住宅、楠戸家住宅といった建造物が有名です。同様に有名な倉敷館は無料休憩所となっており、誰でも入ることができます。

蔵や町家を改造したカフェで、特産品の果物を!

倉敷美観地区には、蔵や町家などの歴史的な建物を改築して造られたカフェや土産物屋が多くあり、風情ある食事や買い物を楽しむことができます。中でもおすすめなのは、マスカットや桃といったフルーツの産地として有名な岡山らしい、フルーツパフェやケーキ、ジェラートといったスイーツの数々です。また土産物店では、「倉敷ガラス」などの伝統的な手工芸品や、近年注目の集まる「倉敷帆布」や「倉敷デニム」といったブランドのアイテムが並べられています。ぜひチェックしてみましょう。

岡山空港から倉敷美観地区へのアクセス

岡山空港から倉敷美観地区へは、公共交通機関または車でアクセスできます。
所在地:岡山県倉敷市本町など

公共交通機関で

岡山空港から倉敷駅まではバスで約35分。ここから約10分歩くと、倉敷美観地区に到着します。

車で

岡山空港から倉敷美観地区までは、山陽自動車道などを利用して、約40分です。

さいごに

倉敷美観地区は、倉敷という街の歴史・魅力が詰まった大変風情のある観光地です。岡山観光の際には、ぜひ訪れてみましょう。


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