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学生旅行必見!国内飛行機旅行の荷物制限と、賢いパッキング術!

飛行機はとても便利で快適な移動手段ですが、持ち込む荷物には厳しく規制がかかっています。
特に制汗スプレーや虫よけスプレーなど、日常的に使用するアイテムも、飛行機内では注意が必要です。この記事では、国内線における荷物の規制や持ち込み可能なアイテムを理解し、快適な旅行を楽しむためのパッキングのコツをご紹介します。

【目次】
・飛行機における荷物の持ち込みと規制
- 荷物のサイズと重さの規制
- スプレー缶の取り扱い
・賢いパッキング術と旅行準備の工夫
・学生ならではの旅行の準備
・さいごに

飛行機における荷物の持ち込みと規制

荷物のサイズと重さの規制

飛行機に乗る際の荷物は、大きく分けて「機内持ち込み(キャリーオン)」「預け荷物」の2種類があります。

荷物の種類 規制内容 詳細
機内持ち込み荷物 サイズ制限 ・縦×横×高さの合計が115cm以内で、かつ各辺が55cm×40cm×25cm以内
(航空機によって異なる)
重量制限 ・ 10kg以内(手荷物+身の回り品の総重量)
個数制限 ・ 手荷物1個+身の回り品1個(1名あたり)
例)
・ 小型キャリーケース
・ リュックサック、ハンドバッグ
・ ノートパソコンやカメラのバッグなど
預け荷物 サイズ制限 ・ 三辺合計203cm以内
・ 航空機により最長辺制限あり
重量制限 ・ 20kgまで無料(普通席の場合)
・ 超過時は追加料金が発生
個数制限 ・ 重量・サイズ内なら個数制限なし
例)
・ スーツケース、大型バックパック
・ 荷物が多い場合は預け入れが必要

上の表は、ANAの機内持ち込み・預け入れ荷物のサイズや重量、持ち込める荷物の例をまとめたものです。

①機内持ち込み荷物
機内に持ち込む荷物は、ほとんどの航空会社でサイズと重さに制限があります。
ANAやJALでは、サイズは「55cm x 40cm x 25cm」以内、重さは10kg以内となっているため、超過しないよう気をつけましょう。
軽量でコンパクトなキャリーケースやバックパックを選ぶと、荷物の管理がしやすくなります。

②預け荷物
預け荷物がある場合は、重さやサイズの制限をしっかり確認しておくことが大切です。
特に格安航空会社(LCC)では預け荷物に追加料金がかかることが多いため、手荷物だけで済ませられるか検討しておくと、スムーズで無駄のない旅が実現できます。

●機内持ち込みができる荷物の詳細についてはコチラ
>機内持ち込みの注意点【キャリーケース】
>機内持ち込みの注意点【手荷物】

スプレー缶の取り扱い

夏の暑い時期や、湿度が高い地域に旅行をする場合は、虫よけスプレーや制汗スプレーなどが必要になることも多いでしょう。しかし、スプレー缶やエアゾール缶は飛行機内での持ち込みに厳しい制限があるため、事前にしっかりと確認しておく必要があります。

【スプレー缶の規制】
虫よけスプレーやヘアスプレー(エアゾール類)は、1容器500ml以下、1人あたり合計2kgまたは2Lまでであれば国内線での機内持ち込み・預け入れが可能です。なお噴射弁はキャップなどで誤作動防止の措置が必要です。

一方で、LPガス、LPGガス、DMEガスなど引火性・毒性ガスを使用した製品は持ち込み・預け入れ共に禁止されています。スプレー缶に「火気と高温に注意」などの記載がある製品は原則禁止となるため、事前に確認することをおすすめします。

【各種スプレー缶の持ち込み】

虫よけスプレー:
特に旅行先で虫の多い地域に行く場合、虫よけ対策は必須です。
しかし、液体タイプもスプレー缶同様、飛行機内への持ち込みに容量制限があるため、携帯サイズの虫よけスプレーやスティックタイプを選ぶと荷物の軽量化につながります。

制汗スプレー:
学生旅行では、移動や観光で汗をかくことが多いため、制汗スプレーがあると快適です。
しかし虫よけスプレー同様制限が多いため、スティックやロールオンタイプの制汗剤を使うと、荷物が軽くなるだけでなく、飛行機内でも安全に持ち込むことができます。

●機内に持ち込めないアイテムの詳細についてはコチラ
>飛行機内に持ち込めない危険物まとめ

賢いパッキング術と旅行準備の工夫

学生旅行では、追加費用がかからないように、限られたスペースで荷物をうまくまとめることが大切です。以下に、学生旅行向けのパッキングのコツを紹介します。

軽量でコンパクトなアイテムを選ぶ
学生旅行では特に、できるだけ荷物を少なくし、軽くすることが求められます。
例えば、軽量な服(速乾性のあるTシャツやパンツ)や、折りたたみ式の洗面用具を使うことで、スペースを節約できます。

また化粧品や衛生用品なども、小さな容器に入れ替えると持ち運びやすくなります。

パッキングの無駄をなくす
スーツケース内を効率的に使うために、圧縮袋やパッキングキューブを活用するのも良い方法です。これにより、衣類を小さくまとめてスーツケースに無駄なく収納できます。

また、スーツケースとは別にリュックサックやショルダーバッグも一つ持っておくと、荷物を分けられるだけでなく、気軽な外出やレジャーでとても活躍します。

必需品を優先的に持ち込む
学生旅行では、限られた荷物の中で、重要なアイテムを優先的に持ち込むことが大切です。
例えば、学業のためにネット環境が必要な場合には、パソコンやタブレットを忘れずに。あらかじめ旅行中に必要なものをリストアップし、一つ一つのアイテムを厳選してパッキングしましょう。

●機内に持ち込めない危険物や、保安検査場を通過するときのポイントはコチラ
>【手荷物検査】保安検査場をスムーズに通過するポイント

学生ならではの旅行の準備

学生旅行では、予算管理が非常に重要です。

格安航空券やホテルを探す際には、学生割引やキャンペーンを上手に活用しましょう。
また、旅行先で必要な物を購入する場合、事前に現地の物価を調べ、予算内で収まるように工夫することも大切です。

さらに、学生ならではの特権として、ユースホステルや学生向けのツアーなどを利用すると、費用を抑えながら充実した旅行を楽しむことができます。

さいごに

国内線での荷物ルールと賢いパッキング術は参考になりましたか?
パッキングは限られた荷物スペースや予算の中で、軽くてコンパクトなアイテムを選ぶ工夫が大切です。出発前に荷物の制限をしっかり確認し、快適で楽しい旅を実現しましょう。