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砂丘だけじゃない!魅力的な鳥取の観光スポット15選


鳥取といえば、まず鳥取砂丘を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。優れた泉質の温泉処、カニや二十世紀梨に代表される美味しいグルメの数々など、決して砂丘だけではない魅力にあふれています。今回は、「自然」「歴史・文化」「温泉」「グルメ」の4つのテーマ別に鳥取のおすすめ観光スポットをご紹介します。

鳥取の自然を満喫できるスポット

鳥取砂丘


鳥取の代名詞でもある鳥取砂丘は、東西16km、南北2.4㎞の面積を誇る日本最大規模の砂丘で、天然記念物にも指定されています。海と空の青、砂丘の砂色が美しいコントラストもあいまって、写真スポットとしても人気が高い観光スポットです。

日本海から砂丘に吹き込む風が、砂に「風紋」「砂柱」と呼ばれる芸術的な模様を描き、その時々によってさまざまな表情を見られます。砂丘内はラクダに乗って遊覧することも可能です。このほかにも、パラグライダー、サンドボードなどのアクティビティも豊富です。

近くには、砂を素材に世界各国のスポットを再現した世界初のサンドアートが展示された砂の美術館もあります。

住所:鳥取県鳥取市福部町湯山

大山


中国地方最高峰の大山は、人気が高い登山スポットです。1年を通して自然を楽しめますが、特におすすめなのが秋と冬。山全体が紅葉に染まる秋は紅葉狩り、一面が銀世界に染まる冬は近隣のスキー場で冬のアクティビティを楽しめます。

北西側の景色は、なだらかな傾斜と色彩がまるで富士山のように見えることから「伯耆富士」と呼ばれています。一方、南側や北側は険しい崖や岩肌が目立ちます。見る角度によってまた違った表情を見られるのも魅力の1つです。

登山・トレッキングのベストシーズンは6~11月初旬です。季節にもよりますが、動きやすい服装、滑りにくい靴、水分補給用の飲料は必須です。特に、頂上の気温は夏でも寒いと感じるほどなので防寒対策用に着脱しやすい上着を持っておくと良いでしょう。

住所:鳥取県西伯郡大山町

とっとり花回廊


日本最大級の花公園「とっとり花回廊」には、総面積50ヘクタールの園内には四季折々の花々植えられています。園内をぐるりと囲む屋根付きの展望廻廊や温室があるため、天候に左右されず、1年を通して美しい花々を楽しむことができます。ゆりを1年中常設展示している「ゆりの館」は、国内の野生ユリ15品種全てを見られます。

また、夜は展望廻廊がライトアップされるムーンライトフラワーガーデン&イルミネーションも開催。月明かりをイメージしたという約14000個の照明が花々を柔らかく浮き立たせ、昼間とは趣の異なる景色が広がります。

住所:鳥取県西伯郡南部町鶴田110
入園料
4月~11月 大人1,000円 小中学生500円
12月~3月 大人700円 小中学生350円
夜間営業日 大人700円 小中学生350円

弓ヶ浜


鳥取県西部の弓ヶ浜半島の東側には、約20kmの海岸線が続いています。弧を描くような形をしているこの海岸は、日本の渚百選に選ばれています。近隣にある「夢みなとタワー」の展望台からは、弓ヶ浜の美しい海岸線を望めます。

夏の海水浴シーズンには、レジャーを楽しむ観光客で賑わいます。弓ヶ浜の近くにはパノラマの海を望める「みなと温泉館」などの観光スポットもあり、さまざまな楽しみ方があります。

住所:鳥取県境港市・米子市

浦富海岸


浦富海岸は、岩美郡岩美町にある全長15kmのリアス式海岸です。日本海の荒波と風雪に浸食され形取られた断崖絶壁、奇岩、洞窟、白砂の浜辺からは、まるで彫刻のような見事な光景が広がります。その美しさや変化に富んだ景観は、ユネスコの世界ジオパークにも選ばれています。

陸からは海岸線沿いに整備された遊歩道、海からは遊覧船で景観を楽しむことができます。特に、遊覧船も運航しており、洞窟や島々を間近で見られるのでおすすめです。

住所:鳥取県岩美郡岩美町浦富

鳥取の歴史と文化を満喫できるスポット

倉吉白壁土蔵群

玉川沿いにある倉吉白壁土蔵群には、江戸~明治に建てられた白壁の土蔵や赤瓦の建物が立ち並んでいます。かつて酒造や醤油屋として使用されていた土蔵や建物は、現在では飲食店やカフェ、雑貨屋などに改装されています。レトロな町並を散策しながら、ショッピングやグルメも楽しめます。

住所:鳥取県倉吉市魚町、東仲町、西仲町、西町(玉川沿い)

水木しげるロード


ゲゲゲの鬼太郎の作者で知られる水木しげるの故郷、境港市。その中心部である境港駅前には、本町アーケードの約800mの間にお馴染みの鬼太郎、目玉おやじ、ねずみ男といった人気キャラ100体以上のブロンズ像がずらりと並んでおり、観光客を出迎えてくれます。1体1体の表情や動作が豊かで、見ていて飽きません。水木しげるワールドを忠実に再現しています。

2017年7月より、リニュアールされた水木しげるロードが全面公開されました。新たな妖怪のブロンズ像も仲間に加わり、より賑やかになっています。

住所:鳥取県境港市末広町周辺

鳥取城跡


鳥取城は、かつて豊臣秀吉が兵糧攻めを行ったといわれています。織田信長も防御性の高い造りや山頂からの美しい眺めを評価し、「日本にかくれなき名山」とまで言わしめましたといわれています。
現在は天守閣や二の丸の跡が残っているのみで、周辺は公園として整備されています。春は桜の名所として地元の人達を中心に賑わいを見せてくれます。

住所:鳥取県鳥取市東町2丁目

三徳山・投入堂


標高約900mの修験道の修行の地としても知られる三徳山に佇む三佛寺の奥には「投入堂」という建物があり、国宝に指定されています。

投入堂を間近で見るには、登山する必要があります。急斜面でぬかるんでいる場所もあるため、足場に注意しましょう。なお、服装や装備によっては登山が許可されない場合もあります。

住所:鳥取県東伯郡三朝町三徳1010

入山料
本堂まで大人400円 子供(小・中学生)200円
投入堂参拝まで大人800円 子供(小・中学生)400円

白兎神社


鳥取市にある「白兎神社」は、古事記・日本書紀にも登場する因幡の白兎を主神とした由緒正しい神社です。本来は皮膚病・火傷などに御利益がありますが、大国主命に助けられた白兎が八上姫と結ばれるという預言を行った神話からの由来から縁結びに御利益があるとされています。

住所:鳥取市白兎宮腰603

江島大橋(ベタ踏み坂)


江島大橋は、正面から見ると壁のような急勾配を車が上るという不思議な光景が話題となったスポットです。鳥取県境港市から島根県松江市を結ぶ全長1446.2mのこの橋は、日本一のPCラーメン橋としても知られています。

住所:鳥取県境港市渡町から島根県松江市八束町

植田正治写真美術館

大山の麓に佇む「植田正治写真美術館」は、大自然に囲まれたモダンな建物が印象的な美術館です。世界的に有名な写真家、植田正治の作品を展示しています。収蔵作品は15,000点以上にも上り、テーマごとの作品を展示しています

館内には直径600mmの巨大レンズが設置されており、美術館を巨大なカメラに見立てて背後にそびえる大山を映し出します。映し出された大山は逆さまになっています。

住所:鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3

仁風閣


「仁風閣」は、元鳥取藩主池田仲博によって建てられたフレンチ型ルネッサンス様式を基調とした洋館です。白亜の壁と黒色の屋根とのコントラストが見事な美しさを描いています。
周辺は公園として整備されており。春は花見を楽しむ人々が多く訪れます。併設されている回遊式の日本庭園「宝隆院庭園」、天気の良い日に望める大山、そして仁風閣はまるで絵画のような世界を堪能できます。

住所:鳥取県鳥取市東町2-121

温泉で疲れを癒やす

三朝温泉


鳥取県中部の「三朝温泉」は、鳥取を代表する温泉地の1つで、世界有数のラドン含有量を誇ります。神経痛・リウマチ・痛風・高血圧・糖尿病などに効能があるといわれており、古くから湯治場として多くの湯治客が訪れてきたとか。各旅館では日帰り入浴も行っているので、気軽に楽しめるのも魅力です。

住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝

皆生温泉


鳥取県西部の「皆生温泉」は、神経痛、リウマチ、慢性皮膚病、慢性婦人病、そして美肌に効果があるといわれている温泉です。海辺の温泉地なので、夏場は海水浴も楽しめます。

住所:鳥取県米子市皆生温泉

さいごに

今回は、鳥取のおすすめ観光スポット20選を紹介しました。鳥取は風光明媚な景勝地が多く、見るだけでなくその場でさまざまなアクティビティを楽しめるのが魅力です。ぜひ、今回の記事を参考にして、鳥取に出かけてみてはいかがでしょうか。

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