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鎌倉大仏(高徳院)の歴史とは?鎌倉観光を楽しむポイントを紹介!

「鎌倉大仏」のあるお寺「高徳院」は、鎌倉観光に欠かせない名所の1つです。今回の記事では「鎌倉大仏」の歴史や特徴に加え、内部の施設や、高徳院周辺のお店までをご紹介します。
※最新の情報については、公共交通機関(各航空会社やJR)や公共施設のWEBページ等でご確認くださいませ。

鎌倉大仏(高徳院)の歴史

高徳院は、浄土宗の仏教寺院です。高徳院の「鎌倉大仏」は、1252年に造立が始められたとされ、完成当時は大仏像全体に金箔が施されていました。元々は大仏殿の中に置かれていましたが、地震や津波など度重なる天災の影響で大仏殿は失われ、現在は屋外に安置されています。

鎌倉大仏(高徳院)の施設

鎌倉の大仏

「鎌倉の大仏」として知られる阿弥陀如来座像は、高さ11.312m(像姿)、台座を含む高さは13.35m、重量は121tの巨大な仏像で、仏像としては鎌倉で唯一、国宝の指定を受けています。平安から鎌倉にかけて活躍した日本の仏師「運慶」とその弟子達の一派「慶派」の作風と、中国宋代の仏師達の影響を併せ持った鎌倉期らしい作りが特徴です。

仁王門

参道入り口にある仁王門には、寄木造りの一対の仁王像(阿形像と吽形像)が安置されています。一対の仁王像は、711年に作られたとされ、阿形像と吽形像ともに377㎝の巨大な仏像です。高徳院の山号「大異山」と記されている仁王門は、18世紀の初頭に、仁王像とともに他の場所から移築されたものと伝えられています。

観月堂

観月堂は、15世紀中頃に、漢陽(現在のソウル)の朝鮮王宮内に建築された建物だといわれています。1924年(大正13)、山一證券の社長として有名な杉野喜精氏によって、東京の私宅から移築・寄贈されました。現在この観月堂には、江戸時代後期の作品とされる観音菩薩立像が所蔵されています。

高徳院関連のおみやげ・食事のお店

高徳院(鎌倉大仏)境内にあるおみやげ屋「折笠商店」では、重厚な置物からかわいいキーホルダー、「大仏サブレー」「大仏置物」「大仏ピュアケーキ」といった大仏様をあしらったお菓子や大仏グッズなどを販売しています。

高徳院近くには、ホタテの炊き込み御飯をベースにした、ゆばめし、とりめしが有名な和食処の「鎌倉観光会館 味亭」、鎌倉名物の鎌倉丼や新名物の長谷大仏丼を楽しめる「春海」といった食事どころもあります。

各店舗の住所

・折笠商店:神奈川県鎌倉市長谷4-2-28高徳院境内
・鎌倉観光会館 味亭:神奈川県鎌倉市長谷3-1-3
・春海:神奈川県鎌倉市長谷3-1-3

鎌倉大仏(高徳院)の拝観時間

高徳院の拝観時間は、時期によって異なります。

・4月~9月:8:00~17:30
・10月~3月:8:00~17:00
・大仏胎内拝観:8:00~16:30

鎌倉観光のスケジュールを作る際は、事前に拝観時間を確認しましょう。

鎌倉大仏(高徳院)へのアクセス

高徳院の住所は神奈川県鎌倉市長谷4-2-28。高徳院への交通機関別のアクセスは、下記の通りです。

江ノ島電鉄(江ノ電)を利用する場合

鎌倉経由

JR横須賀線鎌倉駅で下車。江ノ島電鉄(藤沢方面行き)に乗り換え、長谷駅で下車。徒歩約7分です。

藤沢駅経由

JR東海道線または小田急線藤沢駅で下車。江ノ島電鉄(鎌倉方面行き)に乗り換え、長谷駅で下車。徒歩約7分です。

鎌倉駅からバスを利用する場合

鎌倉駅東口バス乗り場1番から江ノ島電鉄バス、もしくはバス乗り場6番から京浜急行バスに乗り、「大仏前」停留所下車すぐ。

車でのアクセス

一般駐車場はないため、近隣駐車場または公共交通機関を利用しましょう。ただし山門前に障害者用駐車場はあります。

横浜横須賀道路を利用する場合

横浜横須賀道から朝比奈ICを下車、県道204号線を鎌倉方面へ。

東海道(国道1号線)を利用する場合

国道1号線を下り藤沢バイパス出口交差点を左折、県道30号線から32号線をまっすぐ鎌倉方面へ。

圏央道を利用する場合

首都圏中央連絡自動車道(境古河〜茅ヶ崎) を南下、茅ヶ崎JCTを新湘南バイパス藤沢・横浜方面に進み、藤沢バイパス/国道1号へ。

さいごに

鎌倉大仏のある高徳院は、鎌倉観光にかかせないスポットであり、鎌倉時代の面影を今に残す歴史的価値の高い場所です。神奈川観光に迷ったら、高徳院への訪問を検討することをおすすめします。

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