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歴史好きや自然に癒されたい人におすすめ!桜の名所・盛岡城跡公園の楽しみ方

盛岡城跡公園は、日本100名城の1つに選ばれている盛岡城の跡地を整備した公園です。現在は市民の憩いの場として、そして歴史と自然が調和した観光スポットとして観光客から親しまれています。今回は、盛岡城跡公園の楽しみ方についてご紹介します。

盛岡城跡公園ってどんなところ?

盛岡市中心部・オフィス街である内丸には、かつて南部藩主の居城であった盛岡城がありました。もともと、南部藩は三戸(現在の青森県三戸町)に拠点がありましたが、豊臣秀吉の奥州仕置によりさらなる領地を獲得したので、1633年に現在の内丸に移動しました。北上川、雫石川、中津川といった自然を利用した平城で、関東以北の石垣組のお城の中では最大の規模を誇ります。明治の廃藩置県後は陸軍省所管となり、お城の大半は取り壊されてしまいましたが、1956年に公園として整備され、盛岡城跡公園として市民や観光客達に親しまれています。

お城の面影は石垣や池を残すのみですが、春は桜、夏は紫陽花や藤棚、秋は紅葉、初春は梅など四季折々の自然を楽しむことができます。園内はこの他にもバラ園や石川啄木歌碑などのスポットが豊富にあり、年間を通じてさまざまなイベントも開催されています。

盛岡城跡公園へのアクセス

電車、バス、車でアクセス可能です。

電車

JR盛岡駅から徒歩で約15分

バス

JR盛岡駅から都心循環バス「盛岡城跡公園」下車

盛岡城跡公園の地下駐車場や近隣の有料駐車場を利用できます。

盛岡城跡公園の楽しみ方

歴史も自然も楽しめる園内散策

盛岡城は明治時代にほとんどが解体されましたが、園内には当時の面影を偲ばせる見事な石垣が残っています。その見事な造形美は一見の価値があります。また、園内には四季折々の花々が植えられています。春はサクラ・ウメ、フジ、夏はバラやアジサイ、秋は紅葉、冬は雪景色と年間を通じてさまざまな表情を見せてくれます。盛岡城跡公園には、西洋庭園風に整備されたバラ園もあります。6月中旬頃~8月頃に数十種のバラが見頃を迎え、赤、ピンク、白などカラフルなバラが園内を華やかに彩ります。

春は花見を楽しもう

盛岡城跡公園は、盛岡でも屈指の桜の花見スポットです。ソメイヨシノ、サトザクラ、エドヒガンなど約200本の桜が4月下旬から5月上旬まで咲き誇ります。石垣と桜との相性は大変素晴らしく、夜はライトアップもされて見応えがあります。

イベントを楽しもう

盛岡城跡公園では、年間を通じてさまざまなイベントが開催されます。特に、毎年4月下旬に開催される「さくら祭り」では多くのぼんぼりが灯りライトアップされます。また、屋台もたくさん並ぶので、食べ歩きも楽しめます。その他にも、冬は盛岡城跡公園内にミニかまくらを作りその中でキャンドルを灯す「もりおか雪あかり」も開催されます。

偉大な文学者達の足跡を辿ろう

園内には、宮沢賢治、石川啄木、新渡戸稲造など盛岡にゆかりのある文化人達の石碑があります。特に、石川啄木の「不来方のお城の草に寝ころびて空に吸はれし十五の心」と刻まれた歌碑は有名です。文学史の発展に寄与した偉大な人物達の足跡を辿るのもまた、盛岡の旅の醍醐味でしょう。

盛岡の街並みを眺めよう

盛岡城跡公園は高低差を活かした公園です。城郭があった場所は高台になっており、盛岡の街並のパノラマを眺めながらゆっくりと過ごすことができます。

さいごに

盛岡へ旅行に訪れた際には、歴史も自然も楽しめて、見どころもたくさんある盛岡城跡公園でのんびりと散策してみてはいかがでしょうか。

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