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どんなご利益がある?大須観音の見どころをご紹介


大須観音は、名古屋市内にある真言宗のお寺です。繁華街の中にありアクセスに便利な立地である一方、日本三大観音の一つとされ、なごや七福神のひとつである布袋像が置かれていたり、『古事記』の最古写本などの歴史的に貴重な書物がたくさん所蔵されている「真福寺文庫」があるなど見どころが多く、多くの参拝客が訪れます。今回は、事前に押さえておきたい大須観音の概要と見どころについてご紹介します。

大須観音とは?

大須観音は、名古屋市の大須にある、真言宗智山派の「別格本山」です。その歴史は古く、1333年に創建されたとされています。当初は別の場所にありましたが、江戸時代に徳川家康の命令により現在地に移転されました。その後は2度の火事による焼失を経ています。原因は、明治時代の1892年には「大須の大火」、そして1945年には戦争における名古屋大空襲でした。しかし現代に至るまでに再建され、大須のシンボル的な存在となっています。

大須観音の見どころ

どんなご利益があるの?

「大須観音」とは実は通称で、正式名称は「北野山真福寺宝生院」です。菅原道真の知恵が頂けるというご利益が有名で、太宰府天満宮などと同じように「学問の神様」のご利益にあずかれるとされています。入試の時期に向けては、受験生たちやその家族が多く参拝に訪れ、賑わっています。またその他にも、厄除け・家内安全・身体健康・商売繁盛といったご利益が挙げられます。

ご祈祷やご供養は?

大須観音では、上記にご利益を挙げた願掛けのための「お護摩祈祷」が行われています。また珍しいところでは、自動車運転の安全についてのご祈祷である「自動車祈祷」があります。こちらは予約制のため、希望する方は電話予約の上、足を運ぶようにしましょう。またご供養としては、水子供養・先祖供養が毎日行われています。こちらも、希望する方は電話予約をするようにしましょう。

実はコスプレの聖地?

大須という街は、東京における秋葉原や大阪における日本橋のように、名古屋におけるオタクカルチャーの中心地として有名です。特に活気あふれるのは、毎年行われている「世界コスプレサミット」です。コスプレイヤーのナンバーワンを決める大会がここ名古屋で行われ、世界各国からコスプレイヤーが集結するという大規模なイベントです。その中で行われるのが「大須コスプレパレード」。クオリティの高いコスプレイヤーたちが練り歩く様子は圧巻の一言ですが、そのスタート・ゴール地点が大須観音となっているのです。当日の境内はコスプレイヤーたちで溢れます。

中部国際空港から大須観音へのアクセス

中部国際空港から大須観音へは、鉄道などの公共交通機関、または車でアクセスできます。
所在地:愛知県名古屋市中区大須2-21-47

公共交通機関で

中部国際空港から大須観音駅までは、名鉄で名鉄名古屋駅にアクセスし、地下鉄東山線から伏見駅で地下鉄鶴舞線に乗り換えます。所要時間は約1時間10分です。また、名古屋の中心的繁華街である栄付近からも、散歩しながら20~30分で到達できる距離です。

車で

中部国際空港からは、セントレアライン、知多半島道路、名古屋高速へと進み、都心環状線の東別院出口で降りましょう。所要時間は約50分です。

さいごに

観光客でにぎわう大須観音は、訪れやすい位置にあるにもかかわらず見どころ豊富です。歴史的にも由緒正しく、ご利益が期待できるかもしれませんね!


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