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函館で定番の観光スポット!「五稜郭」の見どころとアクセス方法


北海道の道南地域にある観光スポットのなかでも特に有名なのが「五稜郭」(ごりょうかく)です。「五稜郭」は函館の歴史上最も重要な場所のひとつであると同時に、五芒星型の形状が印象的な絶好の記念撮影スポットでもあります。
今回はそんな「五稜郭」の見どころや、「五稜郭」へのアクセス方法についてご紹介します。

五稜郭とはどんなところ?

五稜郭(ごりょうかく)は、北海道函館市にある城郭のことで、1864年に江戸幕府によって築城されました。もともとは当時の「蝦夷地」の政治拠点である「箱館奉行所」を外敵から守る目的で建造されたのですが、1867年の大政奉還以降は明治政府のものとなり、現在は函館市が管理をしています。
「五稜郭」という名前は、5つの稜堡(りょうほ)と呼ばれる角があることが由来といわれており、上空から見ると土塁(どるい)が五角形の星型をしています。この形はヨーロッパの各地に存在する城塞都市をヒントにしているとされ、日本ではひじょうに珍しく、函館市の五稜郭以外には長野県佐久市の龍岡城(たつおかじょう)にしかありません。
現在の五稜郭は「五稜郭公園」として広く一般に開放されており、多くの観光客が訪れる函館を代表する観光スポットとなっています。

五稜郭公園とその周辺にある観光スポット

五稜郭公園の園内やその周辺には、数多くの観光スポットがあります。

箱館奉行所

箱館奉行所とは、1864年に「外交交渉」や「海岸防備」などを行うための政治拠点として建設された建物です。しかし1868年に旧幕府軍と新政府軍の最後の戦いである「箱館戦争」の戦場となり、1871年には勝利した明治政府によって建物の大部分が解体されてしまったため、実質的には7年間しか存在していませんでした。現在の五稜郭の中央にある箱館奉行所は2010年に復元されたもので、建物内は歴史資料館となっています。

兵糧庫

「土蔵」とも呼ばれている、五稜郭内で唯一現存している建築物です。兵糧庫のすぐ近くには、箱館戦争時に使用されていた2門の大砲(ブラッケリー砲、クルップ砲)が展示されています。

桜並木

公園の外側には五稜郭を囲む形で約1,600本の桜の木が植えられていて、春になると一斉に満開を迎えます。ほかにもツツジ、アジサイ、フジなどの花が夏になると咲くため、五稜郭は北海道でも有数の花の名所として知られています。

五稜郭タワー

五稜郭タワーは、1964年(昭和39年)に五稜郭築城100周年を記念して建造された観光施設で、2006年(平成18年)に一度解体され、新しいタワーが建てられました。館内には「五稜郭復元模型」や「土方歳三之像」をはじめとする五稜郭にまつわる人物の像などが設置されており、またガイド付きのツアーを毎日実施していたりと、五稜郭の歴史や魅力を余すところなく来館者に伝えています。
高さ90m地点にある展望台からは五稜郭全体が見渡せるのはもちろんのこと、函館山や津軽海峡といった周囲の景色も見渡すことができます。

五稜郭へのアクセス方法

函館空港から五稜郭までは、バス(函館バス)もしくはタクシーの利用が便利です。

バス(函館バス)

○函館空港バス停1番のりばから五稜郭地区直通バス「空港循環バスとびっこ」で「五稜郭公園入口」まで約32分
○函館空港バス停2番のりばから「五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス」で「五稜郭タワー前」まで約34分
○函館空港バス停2番のりばから「100系統」で「五稜郭タワー前」まで約23分

タクシー

函館空港から五稜郭まで所要時間約15分、料金は2,500円程度かかります。

さいごに

今回は観光地・五稜郭の見どころやアクセス方法について紹介しましたが、函館にこのような観光スポットがあることを知らなかった方もいるのではないでしょうか?北海道の道南地域へ観光にお越しの際には、ぜひ五稜郭にも立ち寄ってみてください。

各地から函館空港へのアクセスについては、下記の記事をご覧ください。羽田からは飛行機で約80分、早めに予約すれば1万円程度で予約できます。

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