伊丹発 → 種子島行きの国内格安航空券・LCC・飛行機予約

大阪国際空港（伊丹空港）は、関西3空港の中で最も古くからあり、大阪府豊中市にあります。かつては国内線と国際線が定期運航していましたが、現在はすべての国際線と国内線の2割を関西国際空港に移したため、国内線の便のみが就航しています。
大阪市内からのアクセスは関西国際空港以上に良く、電車やモノレール、バスなど様々な交通手段を利用することが出来ます。空港施設は約50年ぶりに2021年を目処に大規模なリニューアル工事がされ、2018年にターミナルビルの中央エリアが先行リニューアルオープンしました。
北ターミナルがJAL、南ターミナルはANA、と航空会社別に利用されており、元々離れていましたが、分かれていた搭乗口を中央エリアに集約させたことで利便性が上がり、モノレールの改札、バス・タクシーの乗り場へ行きやすくなりました。

鹿児島県の種子島にある種子島空港。開港当初にキャッチコピー「宇宙への夢のかけはし種子島」、シンボルマークなどが誕生しました。
愛称の「コスモポート種子島」は、宇宙ロケットの打上げが行われる種子島宇宙センターに由来する「コスモ」と空港を表す「ポート」からの造語で名付けられました。
そのため日本で一番宇宙に近い空港としても知られている空港です。現在、国内線のみの運航になっており、鹿児島空港と結ぶ定期便と、夏季と年末年始に大阪国際空港を結ぶ便が就航しています。またロケットが打ちあがる際にはチャーター便が飛んだり、プライベートジェットが飛んだりすることもあります。
ターミナルビルは1階建てで、空港内では種子島宇宙センターで打ち上げられたロケットの写真のほか、人工衛星の模型、JAXAから提供された資料が多く展示されています。

伊丹空港−種子島空港直行便以外での行き方 伊丹空港から種子島空港までは直行便ありませんので、乗り継ぎ便でのご利用が一般的です。（日本エアコミューター）鹿児島空港で乗り継ぐルートが一般的になります。

種子島の人気グルメ・スポット ロケットや人工衛星などが展示されている「種子島宇宙センター」や、荒波に洗われてできた種子島唯一の海蝕洞窟で、なかに千人入れるとも言われる「千座の岩屋」など数多くの観光スポットが存在します。グルメでは、肉の濃厚なうまみとやわらかい肉質である「インギー鶏」や蜜芋とも言われるほど甘いと有名な「安納芋」などが有名です。また種子島空港周辺には様々な飲食店があり、「ステッピンライオン」はジャマイカ料理で、種子島では名物である、ジャークチキンが美味しいと有名なお店です。

鹿児島県、種子島空港のお土産 鹿児島で定番のお土産は、黒豚をモチーフにした愛嬌たっぷりの肉まんである「黒かつ亭」、鹿児島県産のけんか鶏（薩摩鶏）の卵をたっぷりと使ったコクのあるカスタードクリームを、スポンジで包み込んだ蒸し菓子である「薩摩蒸気屋のかすたどん」などです。種子島空港内のお土産コーナーには、なんと宇宙へ行った麹（宇宙麹）と酵母（宇宙酵母）を用いてつくられているお酒である「宇宙だより」、種子島産安納芋をつかった香ばしさを売りにしたお菓子である「おさつスナック」など、数多くのお土産を購入できます。

2018年9月現在、伊丹空港から種子島空港への直行便は夏季や冬季の季節限定運航となっています。それ以外の時期であれば、種子島空港への直行便は鹿児島空港からしか出ていないため、一度鹿児島空港を経由する必要があります。季節限定便は、たとえば2018年であれば8月1日から8月31日までジェイ・エアにて運行されました。JAL2457便にて伊丹空港を12時45分に出発します。逆区間はJAL2456便であり14時40分に種子島空港出発です。季節限定便については航空会社から1?2カ月前に情報が発表されますので、利用を検討している人は注目しておきましょう。

伊丹空港ー種子島空港を利用する人の目的 季節限定便の関係もあり、伊丹空港ー種子島空港間の飛行機を利用する人は観光を目的としている人が多いです。種子島の北端には日本水浴場88選の１つに選ばれている浦田海水浴場もあり、種子島での海水浴や綺麗なビーチが種子島観光の1つの目玉になっています。竹崎海岸などからの絶景も人気です。
そのほか、種子島には海以外にも魅力的な観光地がたくさんあります。たとえば、種子島がロケットの打ち上げ場であることは有名ですが、種子島宇宙センターは日本で最大の打ち上げ射場となっており、宇宙科学技術館や打ち上げ体験間を見学することができます。館内にはこれまで打ち上げられたロケットや人工衛星などの模型が展示されており、宇宙に関する知識も広げられる有名な観光スポットです。事前に予約しておけば、実物のロケットも見ることができるツアーも準備されています。
歴史の授業でも出てきたように、種子島は鉄砲が伝えられた場所としても有名です。種子島開発総合センター鉄砲館では、1543年にポルトガルから伝わった銃や国内外の旧式の銃も展示されています。加えて、民族資料などもまとめられていますので、種子島を深く知るにはもってこいです。また、門倉岬は実際に鉄砲が伝来したとされている観光スポットです。種子島の南端にあり、天気が良ければ360度の絶景を満喫することができます。
南国らしい夏の天気の中、このような観光地を巡るために直行便を利用する人が多くなっています。

種子島空港の特徴 種子島空港は島の中央部に位置しています。空港自体は国内線のみを受け入れる、曲線のコンクリート壁が美しい小規模なターミナルビルです。1階中央ランド側には売店銀河や、飲食店であるコスモリゾートエアポートカフェ、だいだいの木があり、食品や雑貨などお土産の購入も可能ですし、食事も空港内で済ませることができます。空港案内所などもあるため、旅の拠点として安心して利用できる設備が整っているといえるでしょう。