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優雅な時間を過ごせる!軽井沢の観光スポット12選


軽井沢は、国内外を問わず、避暑地としても観光地としても高い人気を誇ります。今回は軽井沢のおすすめの観光スポットをご紹介します。

自然を楽しめる観光スポット

白糸の滝


白糸の滝は、弧を描く岩壁を覆うように細い水が幾筋にも分かれて流れ落ちています。高さは3mとさほど高くはありませんが、その幅は70mにもおよび、流れる水は絹糸さながらにきらめいて優美で繊細な姿を見ることができます。
水は岩肌から湧き出る地下水で、透明度が高く、清涼感にあふれています。毎年、夏にはプロジェクションマッピング「軽井沢・白糸の滝イリュージョン」が開催されており、1カ月にわたってライトアップされ、幻想的な光景を見ることができます。2015年には日本夜景遺産「第三類・ライトアップ夜景遺産」に登録されました。
また12月中旬〜3月には人工の氷柱を用いたイベントも開催されます。春には新緑に彩られ、秋は美しい紅葉に染め上げられ、四季折々に姿を変える美しい自然を楽しめます。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉(小瀬)

浅間山


長野県と群馬県にまたがる浅間山は日本を代表する活火山の一つです。標高は2,568mです。火口から4 km以内の立入は禁止されていますが、噴火警戒レベルが2以下の時は小浅間山と石尊山の登山道に限り入山でき、豊かな自然やバードウォッチングを楽しむことができます。最新の火山情報は軽井沢町消防課防災係(0267-45-1880)か、軽井沢町ホームページ(http://www.town.karuizawa.nagano.jp)で確認できます。
噴火の記録は数多く残されており、もっとも古いものは685年(天武天皇14年)といわれています。1783年(天明3 年)には1151名が犠牲になったと伝わり、最近では2004年(平成16年)、2009年(平成21年)に噴火が確認されています。火山活動によって形成された浅間山の景観は文学や絵画の題材とされることが多く、安藤広重や松尾芭蕉、小林一茶などの作品が今に伝わっています。

雲場池


軽井沢の名所の1つとして知られる雲場池は、軽井沢町六本辻にある池で、季節ごとに移り変わる豊かな自然を楽しむことができます。スワンレイクという愛称でも親しまれ、生い茂る豊かな緑が静かな湖面に映りこむ光景はまるで印象派の絵画を見るような感動を訪れる者に与えてくれます。
池を囲むように遊歩道が整備されており、池の周囲を約10〜20分かけて散策することができます。春から夏にかけては萌え出ずる新緑が美しく、秋には真っ赤な紅葉が湖面に照り映えて、季節ごとの自然が描き出す美しい景色を見ることができます。何度訪れても二つと同じ光景はなく、一期一会の自然の美しさを堪能できます。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町六本辻

御膳水


御膳水は、ホテル鹿島ノ森の敷地内にある渓谷から湧き出ている雲場池の水源です。ホテル敷地内になりますが、宿泊客でなくても遊歩道を通って周囲を散策することができます。江戸時代からその存在は広く知られており、地元では”お水端”と呼ばれていましたが、諸大名や公家達にも多く利用されていたことから「御膳水」という名がついたと伝わります。1878年(明治11年)には明治天皇が軽井沢宿に立ち寄られ、昼食をとられた際にもこの湧水が使用されたといわれています。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢ホテル鹿島の森

スポーツやレジャーを楽しめる観光スポット

軽井沢タリアセン


塩沢湖の畔に佇む軽井沢タリアセンは親子で楽しめるレジャー施設です。世界的に知られるフランスの画家レイモン・ペイネの原画やリトグラフ、愛用の画材などを展示する「ペイネ美術館」や作家・堀辰雄の山荘、有島武郎の別荘など、園内に点在する歴史的建築物は見ごたえ十分。
テニスやアーチェリー、ボート、ゴーカートなども楽しめ、「ちびっこ広場」では小さな子どもも遊べます。「イングリッシュ・ローズガーデン」など撮影スポットも多いです。また、バーベキューハウスやレストラン、カフェなどもあり、さまざまな楽しみ方があります。入園券は高校生以上800円、小・中学生400円、5歳以下は無料です。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町塩沢湖217

軽井沢レイクガーデン


軽井沢レイクガーデンでは、軽井沢の美しい景観と四季折々に咲き誇る花々を楽しめます。広大な敷地は湖を中心に8つのガーデンエリアに分かれています。「イングリッシュローズガーデン」には160種600株のバラが咲き誇り、湖に浮かぶ島には「ラビリンスローズガーデン」があります。「フレグランスローズパス」は香りの良いバラを揃えたバラの散歩道。日本最大級を誇るバラの小径に沿って約1,200本のバラが咲き誇り、素晴らしい香りを楽しめます。もっとも大きなエリア「ウッドランド」は水のせせらぎや滝の水音が聞こえるビオトープとなっており、鳥やトンボなどの生き物の姿を見ることができます。
入園料は、通常期間は大人1,000円、小・中学生 500円ですが、バラの季節には大人1,200円、トップローズシーズンには1,500円となり、予定に合わせて事前の確認が必要です。秋には800円の時期もあり、春先には無料期間もあります。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町レイクニュータウン

体験を楽しめる観光スポット

軽井沢ガーデンファーム


標高1,000mの高原地帯にある軽井沢ガーデンファームでは、7月~12月まで夏秋いちご狩りを楽しめます。浅間山の雄姿を正面に望む広大な風景の中にある「夏秋いちごハウス」は全天候型です。摘み取りが簡単な高設栽培で2段栽培のため、子どもでも簡単に摘み取ることができ、家族で楽しめます。天候に左右されることもなく、爽やかな風が通りぬけるハウスの中で食べるいちごの甘さは格別です。また、いちごとレモン果汁とグラニュー糖だけで作られたジャムも販売されています。
入園料は無料、いちご摘み取りは1グラム6円(1パックの平均は約200グラム)。予約は電話0267-48-3620か、予約フォームで受付けています(来園2日前の予約と空き状況確認は電話のみ)。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字発地 軽井沢ガーデンファーム

ブルーベリーフィールド・カナン


浅間山を望む高原に位置するブルーベリーフィールド・カナンは収穫体験農園で、ブルーベリー狩りとジャムづくりが体験できます。さまざまな品種のブルーベリーがあり、時期によっては食べ比べができます。自分で摘んで自分で作ったジャムをお土産にすることができます。
ブルーベリー狩りとジャムづくりはいずれも前日までの予約制で、電話(090-4521-4726)で受付けています。入園料は1人1,000円、お持ち帰りは1カップ500円(ジャム作り体験は別料金)。収穫期間は 7月中旬~9月上旬(8月28~30日は休園)。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字発地ブルーベリーフィールド・カナン2922-1

軽井沢ガラス工房

軽井沢ガラス工房では、ガラス体験を楽しめます。「吹きガラス体験」(3,300円)は小学1年生から参加でき、スタッフがマンツーマンで教えてくれます。炎に包まれてオレンジ色に光り輝くガラスを吹いて、ガラス製のコップや風鈴などを作ることができます。50色の色ガラスと溶解している色ガラスを組み合わせて、オリジナルのガラスを作ることができます。作品が完成するのは翌日のため、遠方の場合は宅配してくれます(送料別料金)。
その他、光をためると暗闇で光るグラスを作れる「Snow & Star 吹きガラス体験」(3,800円)や、本物の厚打ち純金箔や銀箔を溶着させて豪華なオリジナルグラスが作れる「金、銀吹きガラス体験」(金箔グラス5,000円、銀箔グラス4,000円)などもあります。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉塩沢664-9

アートなどを楽しめる観光スポット

軽井沢絵本の森美術館


軽井沢絵本の森美術館は、300年にわたる絵本文化の歴史をたどり、古典から現代にいたる絵本の原画や初版本など約6,600点の貴重な資料を展示しています。ムーゼの森の中に設立され、敷地内にはイギリス人ガーデンデザイナー、ポール・スミザー監修のナチュラルガーデン「ピクチャレスク・ガーデン」が広がり、絵本の世界に迷い込んだような感覚を味わえます。
複雑な木組みが特徴的な第一展示館は「絵本の森」のシンボルで、英米児童文学研究者・吉田新一文庫や「ピーターラビットのひみつの部屋」が常設展示されています。企画展が開催される第二展示館や、洋書を中心に1,800冊以上の絵本が収められた絵本図書館のほか、星へと願いを届ける舞台「森の願い」もあります。
入館料は大人900円(3~4月、11~1月は800円)、中・高生500円、小学生以下は無料です。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉182(塩沢・風超公園)

トリックアートミュージアム旧軽井沢

トリックアートミュージアム旧軽井沢では、目の錯覚を利用した不思議な世界を体験できます。だまし絵など約100点の作品が展示されています。3階では、不思議な動物たちのトリックアートが楽しめます。2階には世界名作絵画のパロディ作品やミラクルルーム、鏡の迷路があります。1階には世界中の歴史上のだまし絵を展示しています。立体的な作品は見る角度によって見え方が変わり、写真を撮るとより立体に見えます。

ペットも一緒に入館でき、併設のカフェも利用できます。入館料は大人1,500円、小・中高生800円、ペット200円です。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢809

セゾン現代美術館

セゾン現代美術館には数多くの現代美術が収蔵、展示されています。500点以上のコレクションは1914年のマン・レイの作品から現代へと繋がり、ワシリ―・カンディンスキーやパウル・クレーをはじめ、現代美術を代表する世界的に有名な画家たちの作品を見ることができます。
“緑の中の美術館”をコンセプトとし、数寄屋造りを思わせる美術館とその庭園も見どころの1つです。設計は日本を代表する建築家・菊竹清訓。庭園は彫刻作品を巡る回遊式で、彫刻家・若林奮の構想によるものです。川のせせらぎを聴きながらイサム・ノグチや安田侃らの彫刻作品を鑑賞することができます。

2017年の開館期間は4月22日~11月23日(冬季休館)。入館料は一般1,500円、大学生・高校生は1,000円、中学生・小学生は500円です。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉芹ケ沢2140

さいごに

軽井沢では早い時期から始まった欧米文化との交流が独特の歴史を育んできました。洋風の建築物や庭園がどこか懐かしく感じられるのは軽井沢ならでは。ここでしか出逢えない古くて新しい空間をぜひあなたも体験してみませんか。

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