旅行をもっと楽しむ方法はないか、違った楽しみ方はないかと考えたことはありませんか？旅行に対して何を求めているか、期待しているかは人によって違いはありますが、せっかく旅行するなら自分が満足する時間を過ごしたいもの。今回は旅行をより充実させるための楽しみ方をご紹介します。
1. 初体験にチャレンジしよう
より充実した旅を楽しみたいなら、「観る」だけのいわゆる観光旅行ではなく、「体験する」をプランに加えるのがおすすめ。驚きや発見があり、強く印象に残ります。思いっきり体を動かしたり、五感を使ったりすることで、普通の日常では味わえないワクワク感、ドキドキ感が得られます。
できればずっとやってみたいと思っていたこと、または初体験のことにチャレンジしてみるとよいでしょう。ささいなことでも、新しい自分を知るきっかけとなったり、次の目標や楽しみが生まれたり、想像以上に意義深い体験となることもあります。外でのアクティビティなら登山やスキューバ、カヌー、スカイダイビング、乗馬など、街中なら伝統工芸作りや舞妓体験、写経・座禅体験など、訪れる場所に関わらず参加できる体験は数多くあります。
2. 旅先での出会いを大切にしよう
日常を離れて、いつもと違う風景に身を置くのが旅行ですが、それならばそこに住む人々とのふれあい、出会いも存分に楽しみましょう。たとえば、珍しい食材を見つけたらどうやって食べるのか尋ねてみたり、おすすめの観光地や飲食店を教えてもらったり、旅行中に知りたいことはたくさんあるはずです。
気になることをスマホで検索するのも良いですが、せっかく現地にいるなら直接声を掛ける方がよりリアルな情報を得られます。当然といえば当然ですが、日常的なクセは簡単には治りません。意識的に交流してみてください。面白い方に出会ったり、穴場の観光スポットを教えてもらえたり、人生を変えるような出会いだってあるかもしれません。
3. 非日常感をとことん味わおう
同じような毎日を過ごしている現代人にとって、脱日常感を味わえる場所は魅力的です。充実した旅行をしたいなら、目の前に広がる景色、つまり視覚的に非日常的な空間が広がっている場所を旅先に選びましょう。今、自分がいる環境と真逆の所、たとえば地方の方なら都会へ、内陸の方なら海側を選択し、その景色の中心部で滞在するのがおすすめです。
森のコテージや川沿いでキャンプ、古い街並みが残る城下町、イルミネーションがきれいなテーマパークなど、非日常の景色に身を置き、どっぷり浸りましょう。朝起きたときに感じる解放感は、そこに宿泊しなければ得られないもの。単に絶景スポットを巡っていても、非日常感はそう長くは続きません。
さらに、その時期にしか楽しめない自然やお祭りなど、普段の暮らしでは体験できないイベントをプラスしましょう。ホタル観賞やホエールウォッチング、流氷ツアーといったその土地ならではの季節限定の体験は非日常感をアップさせてくれます。
4. ストーリーのある旅をしよう
自分が興味のあることをメインにした物語のある旅は、人生を豊かにしてくれます。もはや期間限定の旅行という概念を超えるものといっても過言ではありません。たとえば坂本龍馬が好きなら生誕の地や活躍した土地を巡る、アニメ好きならモデルとなった聖地を訪ねる、陶芸が好きなら窯元を訪ねる、日本酒が好きなら酒造見学するなど。
そこまで夢中になる趣味がなくても、日本の東西南北の端を一年ずつ制覇したり、松尾芭蕉の歩いた東北の名所をたどってみたりするのも良いでしょう。また、現地でガイド案内、バスツアーに参加するというのもひとつの手です。事前知識がなくても、ぐるっとその土地のことを解説してもらえるので、ストーリー仕立ての充実した旅が簡単に楽しめます。
5. 自分だけの旅行マップをつくっておこう
旅行の楽しみは、計画している時から始まっています。いつか行ってみたいな、と感じた場所を紙でもスマホでもいいので何かに記録しておきましょう。できれば白地図を使って行きたいところに印をつけ、自分だけの旅行マップを制作するのがおすすめです。
視覚化することで、自分が旅に求めていることが、ある分野、土地に偏っていることに改めて気が付くこともあります。自分のやりたいことが明確になり、より意義のある旅行となります。
さいごに
いかがでしたでしょうか。充実した旅行をするためには、「開放的になる」ということが大切です。今回紹介したことを参考にして旅行に出かけてみてはいかがでしょうか。
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