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グルメも楽しめる!ばんえい十勝の楽しみ方・見どころ


競馬と聞いて騎手が乗馬し競う姿を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。ばんえい十勝は競馬ではありますが、騎手は乗馬しません。騎手を乗せた馬がそりを引き、直線のコースで競います。世界でも唯一のばんえい競馬が見られるのは、このばんえい十勝のみ。今回は、ばんえい十勝の楽しみ方・見どころをご紹介します。

ばんえい十勝ってどんなところ?

ばんえいとは、サラブッレッドの2倍の重さもあるばん馬が、重しと騎手を乗せたそりを引いて速さを競うものです。直線コース200メートルの間には登り坂の障害が2箇所あります。普通の競馬と比べ速度はありませんが、駆け引きや戦略を練る部分が多く、また違った奥深さがあります。

ばんえい競馬は日本のみならず、世界でも類を見ないので、このばんえい十勝でしか見られません。スタンドからの観戦も楽しいですが、ばんえい十勝ではすぐそばでばん馬が見られるエキサイティングゾーンもあり、間近で大迫力のレースを観戦できます。

アクセス方法

とかち帯広空港から競馬場前駅まではバスが出ています。航空機到着後約15分で発車し、約55分で到着します。帯広駅からならば15分程度で到着します。帯広駅南口からタクシーで10分ほどです。

ばんえい競馬の主役、ばん馬とは

ばんえい競馬で欠かせない馬、ばん馬。ばん馬はサラブレッドの約2倍もあり、体重1トンを超えることもある大きな馬です。

ばんえい競馬は70年の歴史があり、そのルーツは農耕馬です。海外から輸入された大型馬で、かつては人々の農耕を支える大切な役目を担っている馬でした。農耕の場から姿を消し、競馬の中で生き続けるばん馬は、改良を重ね、相応しい馬格が備わってきました。世界で唯一となるばんえい十勝ではその雄姿を見るために人が集まります。

イベントも充実!

メインとなるレースはもちろん、ばんえい十勝には他にもさまざまな楽しみ方があります。

バックヤードツアー

馬たちが休息している、厩舎などを見学できるツアーです。馬体検査や蹄鉄の検査、体重測定などから、馬具やゼッケンを装着する装鞍所も見学できます。申込みは競馬場にある総合案内所で行えます。電話受付はありません。他にも朝調教ツアーやスタート地点探検ツアーなどもあります。

馬やポニーとのふれあい

敷地内にあるふれあい動物園では、レースの雰囲気とは異なる、優しい表情のばん馬と触れ合うことができます。また、ポニーやロバ、うさぎなどの動物と触れ合えます。にんじんをあげるたり、ポニーの乗馬体験もなど実施しています。ふれあい動物園への入場は無料ですが、開催日の開門時間以降では100円かかります。

夏にはビアガーテンも開催!

ばんえい十勝では時期によってさまざまなイベントを開催しています。夏にはビアガーデン、初秋には花火大会なども開催されます。ビールを飲みながら気持ちよくばんえい競馬の観戦をするのも楽しいでしょう。イベント情報は公式サイトで確認ができます。

馬の資料館で知識を深めよう

敷地内にある馬の資料館では、十勝のばん馬と人との歴史がわかる資料や模型が展示されています。十勝開拓には人と馬が共に力を合わせて歩んできた歴史があります。1階には農耕馬として活躍していたばん馬の模型、2階には十勝の馬に関する貴重な資料が展示されています。

グルメやショッピングも楽しめる!

平屋建てのお店が並ぶとかちむらは、グルメやショッピングが楽しめるスペースです。十勝の野菜や、十勝の食品メーカーから卸している商品、また、十勝ならではのオリジナル雑貨やおみやげも並びます。

とかちむら内にある食事処「とかちむらキッチン」では十勝名物のぶた丼や十勝産チーズを使った料理、十勝産食材のコース料理やジンギスカンなどを提供しています。

さいごに

十勝の人々の生活を支えてくれていたばん馬。日常生活の場から姿を消したばん馬たちの走る姿を身近に見られる場所はばんえい十勝のみです。十勝に立ち寄る時はばんえい十勝に足をのばしてみてはいかがでしょうか。

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