山形県にある銀山温泉は、大正時代の町並みを今に残す温泉街として有名な温泉地です。周辺には自然観光スポットも充実しています。今回は、銀山温泉の概要とその魅力をご紹介します。
銀山温泉ってどんなところ?
銀山温泉の名前は、大銀山として江戸時代初期に栄えていた延沢銀山が由来といわれています。1986年に取り決められた「銀山温泉家並保存条例」と温泉街の人々の努力により、風情ある温泉街は守られてきました。大正末期から昭和初期に建てられた洋風木造多層の旅館が立ち並ぶ街並みは、まるで大正時代にタイムスリップしたかのような景観です。銀山温泉の周りには、江戸時代に栄えた銀山跡地の「銀坑洞」をはじめ、観光名所も数多くあります。
銀山温泉の泉質・効能
泉質
ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(低張性中性高温泉)です。お湯は無色透明で、細かい湯花が混じっています。
効能
銀山温泉の効能として、以下の各症状に効果があるといわれています。
きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
アクセス
銀山温泉へのアクセスは、下記の通りです。
車利用の場合
・古川IC → (国道47号線) → 鳴子 → 赤倉 → 山刀代峠 → 尾花沢 → (国道347号線) → 銀山温泉
・山形北IC → (国道13号線) → 尾花沢 → (国道347号線) → 銀山温泉
・仙台宮城IC → 関山峠 → 東根 → (国道13号線) → 尾花沢 → (国道347号線) → 銀山温泉
※車利用の場合、村山市からの県道29号線(背あぶり峠)は、極めて狭い山路のため、通行は避けましょう。
バス利用の場合
JR大石田駅から路線バス(銀山線)に乗り換え、「銀山温泉」下車(約30分~40分)
銀山温泉の見どころ
銀山温泉の見どころについてご紹介します。
温泉を満喫!
銀山温泉の街には和楽足湯(わらしゆ)という無料の足湯があり、街の散策の疲れを気軽に癒すことができます。そのほか、日帰りの観光客におすすめの共同浴場「かじか湯」「しろがね湯」、貸切家族風呂の「おもかげ湯」といった家族向けのお風呂もあります。
銀山温泉の共同浴場の営業時間、料金は次の通りです。
・和楽足湯(わらしゆ)
営業時間:6:00~22:00まで。料金は無料。
・かじか湯
営業時間:8:00~20:00まで。料金は1人300円(12才以下、温泉街の宿泊者は無料)
・しろがね湯
営業時間:8:00~17:00まで。料金は500円(小学生以下200円)
・おもかげ湯
営業時間:10:00~17:00まで。1組1,600円、50分間の貸切(要予約)
自然
銀山温泉は豊かな自然の中にあり、周辺には22mの落差のある美しい白銀の滝や、白銀の滝の上流にあり新緑や紅葉のコントラストが見事な籟音の滝(らいおんのたき)などがあります。その他にも天然のブナ林をはじめ15種以上の樹木14,500本があり、「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に選ばれた「ブナ共生の森」など、魅力的な自然スポットが数多くあります。
延沢銀山遺跡(銀坑道)
銀山温泉から徒歩で20分ほどの場所にある延沢銀山遺跡(通称・銀坑道)は、江戸時代に栄えた延沢銀山の跡地です。最盛期には2万人以上の人間がいたといわれており、かつての賑わいが偲ばれる場所です。国の指定史跡としても登録されています。坑内はひんやりとしており、夏季は過ごしやすく観光しやすい点においても人気があります。見学は無料で、銀山温泉街からも近いため、浴衣姿で坑内を見回ることができるのも魅力です。
さいごに
銀山温泉は大正ロマンのあふれる街並みと温泉の温もり、そして自然スポットが充実した癒しの場所です。山形県に旅行しに出かけた際は、歴史と風情が調和した銀山温泉へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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