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自然や動物、科学に触れられる!苫小牧でおすすめ観光スポット9選

北海道苫小牧市は、北海道の空の玄関口新千歳空港から電車で約30分の場所にあります。今回は、苫小牧にある北海道らしい自然にあふれているスポット、動物と触れ合えるスポット、科学に触れられるスポットなどをご紹介します。

自然を楽しめるスポット

樽前山

樽前山は世界的に珍しい「三重式活火山」で、北海道の天然記念物に指定されています。樽前山の7合目までは車で行くことができます。7合目から頂上までは約50分で、ファミリーや初心者でも比較的登りやすい山道です。頂上まで登ると、支笏湖や羊蹄山まで見渡せる雄大な景色が望めます。景色以外にも、イワギキョウやウコンウツギなどの高山植物の観察を楽しむこともできます。

樽前山麓の林間にある「樽前ガロー」は、切り立った岩が独特の景観を作っている場所です。川沿いの岩肌には深緑の苔があり、ビロードのじゅうたんのような景色が広がります。6月には深い川底まで初夏の日差しが差し込み、美しい風景を見られます。

錦大沼公園

錦大沼公園は、周囲約3.5kmの錦大沼と、周囲約1.6kmの錦小沼を含めた広さ約236haの広さを誇る公園です。樽前丘陵の先端にあり、雄大な自然に囲まれています。冬期には錦大沼の凍った湖面に穴を開けワカサギ釣りが楽しめます。

公園内のオートキャンプ場「オートリゾート 苫小牧アルテン」には、バンガローやログハウスなどの宿泊施設を完備。カヌーやパークゴルフ場、マウンテンバイクコース、多目的スポーツコートなど多彩なアクティビティも楽しめます。アクティビティやスポーツで汗をかいたら温泉施設「ゆのみの湯」がおすすめ。源泉かけ流しの露天風呂でサッパリできます。

ウトナイ湖

ウトナイ湖は、苫小牧市の東側にある湿地帯です。工業都市の苫小牧の近くにあるにもかかわらず、多様な生態系が保たれている貴重な場所で、植物の宝庫、野鳥の聖地としても知られており、ウトナイ湖の周辺は260種類以上の渡り鳥の中継地点にもなっています。特に3月から4月には白鳥が訪れるため、多くのバードウォッチャーが訪れます。

「ウトナイ湖サンクチュアリ「ネイチャーセンター」では、ウトナイ湖の情報提供や長靴や双眼鏡のレンタルなども行っています。また、ウトナイ湖のことで質問があればネイチャーセンターのレンジャーに相談できるので、バードウォッチング初心者でも安心です。ネイチャーセンターは土日祝日のみオープンしています。ウトナイ湖周辺には「道の駅 ウトナイ湖」もあり、苫小牧市で採れた野菜や新鮮な海の幸を味わえます。

ノーザンホースパーク

「馬と大地と、人との絆」をテーマにしたノーザンホースパークは、約15万坪の広大な敷地を誇る観光スポットです。パーク内には、約80頭の馬が暮らしています。また、パーク内には300種類以上の草花が咲く、広さ1万坪があります。株立ちの白樺沿いにある落ち着いた雰囲気の「白樺の小径」、四季の移り変わりを感じられる「ガーデナーズガーデン」、ダイナミックな植栽がコンセプトの「シーズンズガーデン」など全部で16種類のガーデンがあり、四季折々の自然を楽しめます。

自然を満喫できるのはもちろん、かわいいポニーのショー、乗馬体験、観光馬車や馬ソリに乗ったり、広いパーク内をサイクリングしたり、レーザーシューティングやバルーンアチェリーなどのアクティビティを楽しめます。冬にはスノーモービルやスノーラフティング、クロスカントリーなどの冬ならではのアクティビティも体験もできます。

イコロの森

イコロはアイヌ語で「宝物」という意味があります。イコロの森の中は、その名の通り宝物のような自然であふれています。園内は、ガーデンづくりのプロが作った北国ならではの「ガーデン」エリア、ガーデンを構成する草花を販売する「ナーサリー」エリア、北海道の作家によるクラフト作品や森や木をテーマにした雑貨などを取り扱う「イコロハウス」など複数のエリアに分かれています。「ガーデン」エリア以外は無料です。また、乗馬クラブ「リーフ」や美味しいお食事をいただける「森の食卓 トマティーヨ」などがあるので、自然に包まれながらゆったりとしたひと時を過ごせます。

営業時間:4月21日~10月31日 9:00~17:00
※11月1日~4月20日は冬季休業
ガーデン入場料:大人600円 小学生以下300円 65歳以上300円
※2017年11月時点の情報

見学・体験できるスポット

苫小牧市科学センター

苫小牧市科学センターの最大の目玉は、ロシアの宇宙ステーション「ミール」と、実験モジュール「クバント」の本物の予備機です。
「ミール」は1986年2月に旧ソ連が打ち上げた世界最初の長期滞在型の宇宙ステーションで、無重力でさまざまな実験を行いました。老朽化のため2001年に落下するまで、100名以上の宇宙飛行士が滞在したといわれています。

展示されているのは予備機ですが、レプリカでは無く本物なので宇宙好きには見逃せないスポットです。他にも、日高線を走っていた蒸気機関車「C11たるまえ号」を始めとするいろんな乗り物の展示や、プラネタリウムもあります。大人から子供まで楽しむことができるスポットです。

休館日:毎週月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
開館時間:9:30~17:00
入場料:無料
※2017年11月時点の情報

王子製紙苫小牧工場

王子製紙苫小牧工場はJR苫小牧駅の近くにあります。1910年創業の工場で、新聞用紙の生産工場としては世界最大級の規模を誇ります。最新鋭の設備と技術を誇っており、世界最速の「N-6」というマシンが稼働しています。

工場の見学は、平日9:00~15:00で、約1時間で「N-6」マシンの見学、約1時間半で「N-6」マシンと古紙設備の見学ができます。また、工場内には既に廃線となった「王子製紙苫小牧工場専用鉄道(山線)」のSL機関車と貴賓車が展示されています。廃線後は東京の「紙の博物館」に展示されていましたが、苫小牧市民の熱意によって苫小牧に里帰りしています。

見学の問い合わせ:0144-32-0451
※2017年11月時点の情報

勇武津史料館

勇武津史料館は、苫小牧市制50周年と八王子千人同心移住200年を記念して2001年に開館した資料館です。
八王子千人同心とは、東京八王子に住んでした江戸幕府直轄の半士半農の武士団のことです。幕府の北海道警備と開拓のため、1800年に海を渡って北海道に入りました。それが北海道開拓のさきがけといわれています。

勇武津史料館では、当時の生活をしのばせる調度品や弁天貝塚から出土した資料などを展示しています。また、隣接する史跡公園には八王子千人同心の墓石群「蝦夷地開拓移住隊士の墓」として、市指定文化財史跡として大切に保護しています。

休館日:毎週月曜日(祝祭日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
開館時間:10:00~17:00
入館料:無料
※2017年11月時点の情報

グルメを楽しめるスポット

海の駅ぷらっとみなと市場

苫小牧で食を楽しめるおすすめスポットは、新鮮な食材の館「海の駅 ぷらっとみなと市場」です。漁港の近くにあるので新鮮な魚介類はもちろん、苫小牧で採れる野菜や果物なども購入できます。特に水揚げ日本一のホッキ貝は大人気です。

「食べて復興応援を」をモットーに三陸産や厚岸産など全国の牡蠣を取りそろえる「かき小屋」、新鮮な海鮮をふんだんに使った海鮮ラーメンのお店、10種類のネタの中から好きなネタを選んで自分だけの海鮮丼を食べられるお店など、市場の中にはさまざまなお店が並びます。

営業時間:物販店7:00~16:00 食事処(4月~12月)7:00~16:00 (1月~3月)9:00~16:00
定休日:水曜日(一部の店舗は営業)
※2017年11月時点の情報

さいごに

北海道苫小牧市のおすすめスポットをご紹介しました。苫小牧は新千歳空港から近いので、北海道観光のスタート地点としても、観光のラスト地点としても立ち寄りやすいスポットです。ぜひ一度訪れてみてください。

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