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「なんにもない」がある!神話・歴史・海・高原をめぐって宮崎観光まるかじり

滝と神話を巡る旅で日頃の疲れを癒す!世界農業遺産の棚田も見所の高千穂

宮崎県は、空港からのアクセスは決して良いとは言えないので、レンタカーでの移動がおすすめです。宮崎県に入ったら最初に訪れたいのは高千穂。高千穂といえば、幻想的な風景の中をボートで進んでいく真名井の滝が有名ですね。一度は見てみたいと思っている人もいるのではないでしょうか。真名井の滝は、日本の滝百選に選ばれています。ボートは非常に混雑しており、繁忙期は数時間待ちということも珍しくありません。乗るなら午前の早い時間に到着するようスケジュールを組みましょう。待ち時間は、近くの高千穂神社に足を延ばしてみてはいかがでしょうか。高千穂は、日本最古の歴史書「古事記」にも出てくる、数々の神話の舞台となっている場所です。高千穂神社は国の重要文化財に指定されており、これまでに多くの皇室関係者が参拝した記録が残っています。秩父杉や夫婦杉など樹齢800年を超える大木が、独特の静謐な空気感を漂わせています。天照大神が隠れた岩戸を祀った神社も近くにあるので、神話に関係あるパワースポットを巡るのも違った楽しみです。また、高千穂は2015年に世界農業遺産に認定された地域でもあります。山間地域独特の特色ある農業文化を体感することもできる、多様な顔をもつ場所ともいえるのではないでしょうか。

モアイだけじゃない!太平洋のパノラマが広がるサンメッセ日南で見て・食べて・癒やされよう

サンメッセ日南は、日本国内なのにイースター島に来たのでは?と思ってしまうほど精巧にできたレプリカのモアイ像がある公園。世界で完全復刻されたモアイ像があるのはここだけだそう。7体のモアイ像のバックには太平洋の大パノラマが広がります。サンメッセ日南はモアイ像だけでなく、公園のあちこちにあるさまざまなオブジェが目を楽しませてくれるでしょう。また、世界の蝶などの昆虫が展示されている昆虫館やちびっっこ広場、牧場やレストランもあり、見て、食べて、感じる仕掛けが盛りだくさんです。公園には、岩盤浴を楽しめる温泉施設もあります。公園でたくさん遊んで疲れたあとは、15種類の薬鉱石の力で体を温めてゆっくりと疲れを癒しましょう。

日向岬のデートスポットクルスの海&馬が背で日向灘の大海原を感じよう

JR日向市駅から車で15分ほどのところにあるクルスの海。浸食された岩が十字に海を切り裂いているように見えることから、その名前が付けられています。クルスの海は、近くにある岩場と合わせて見ると漢字の「叶」という文字に見えるため、「願いが叶うクルスの海」とも呼ばれています。せっかくクルスの海に行ったなら車で3分ほどのところにある、馬が背にも足を延ばしてみましょう。馬の背のような断崖が海に向かって突き出ていることから名付けられたこの場所は、1500万年前の火山活動によってできたといわれています。展望台は高さ70メートルの断崖絶壁です。柵がなければ進めないような通路ですが、先端までたどり着けば日向灘の眺望を堪能できます。

まるで別世界!高原一面のコスモスが見られる生駒高原

生駒高原は霧島山の麓にある高原。秋の100万本のコスモスが有名で、高原一帯に広がる色とりどりに咲き乱れた花が訪れた人の目を楽しませてくれます。同じように春には菜の花やパンジー、ポピーが、夏にはサルスベリや芙蓉、サルビアなどが咲いています。夏は生駒高原から車で約40分の「すきむらんど」もおすすめ。少し距離がありますが、キャンプ場やクルージング、温泉などのさまざまな楽しみ方ができる施設が整っているので、行ってみる価値はあります。すきむらんどの宿泊施設は、古民家やバンガローなど自然に調和したものがコンセプト。宮崎の自然を満喫したいと思っている家族連れやグループに最適ではないでしょうか。毎年9月下旬から10月下旬までの期間なら、生駒高原でコスモス祭りが開催されています。秋の生駒高原からえびの高原へのルートの紅葉は必見ですよ。

海・山・川の全部を楽しめる宮崎は複数回訪れてみよう

宮崎県は、大きなレジャー施設がなく何を楽しむの?と思う人もいるかもしれません。しかし、宮崎県には神話と歴史、豊かな自然があります。何にもないがあると言うこともできます。同じ県内で海と山と川のすべてを楽しめる場所は国内でもそれほど多くはありません。一度訪れただけで宮崎の魅力を十分感じることは難しいので、ぜひ何度か訪れてみてはいかがでしょうか。

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