和歌山市の観光スポット5選

歴史と自然にあふれた和歌山市。歴史と自然、そして癒しを満喫できるおすすめの観光スポットをご紹介いたします。

こちらは東京観光専門学校とのコラボ記事です。旅行学科の学生が作成しました。

和歌山城

和歌山城(別称：虎伏城)は、虎伏山に天守閣が立つ和歌山市のシンボルであり、天正13年に紀州を平定した豊臣秀吉が弟の秀長に築城させた歴史のあるお城です。天守閣は戦争の空襲により全焼し、戦後に再建されました。和歌山城の敷地内には、約130点の動物を入場料無料で観賞できる和歌山城公園動物園（水禽園）や、茶道の知識や心得がなくともお抹茶と季節のお菓子を楽しめる茶室の紅松庵、和歌山城の豊富な資料や江戸時代の和歌山城をＶＲで再現した「よみがえる和歌山城」の上映をしているわかやま歴史館があります。また観光中に、写真撮影や案内に困ったときは忍法おもてなしの術を使う「おもてなし忍者」が、どこからともなく現れます。

南海本線・紀勢本線「和歌山市駅」徒歩10分、JR西日本・和歌山電鐵「和歌山駅」→和歌山バス『和歌山城前』下車

万葉館

万葉集は日本に現存する最古の和歌集と言われており、「令和」という元号も万葉集の歌が由来だと話題になりました。その万葉集の中には和歌山を旅した歌が107首あり、「若の浦に　潮満ちくれば　潟をなみ　葦辺をさして　鶴鳴きわたる」と詠まれた和歌浦を始め、万葉和歌に詠まれた地名が今に伝わっています。万葉館では万葉集と和歌山に関する資料展示や、ビデオプロジェクターとマルチスライドを組み合わせた映像と音響・照明効果、スモークを使った多彩な演出を用いた万葉シアターなどがあります。万葉集に馴染みがなくとも、漫画、イラスト、映像、立体写真で分かりやすく説明がされています。入場料は無料です。日本の古の文学と歌にふれ、和歌山市でタイムスリップ気分を味わうことができます。

JR和歌山駅からバスで25分不老橋下車徒歩約10分.

マリーナシティ

和歌浦の海に浮かぶ人工島「和歌山マリーナシティ」は、遊ぶ・食べる・くつろぐことができる施設が集まったレジャー施設です。テーマパークや1日3回マグロの解体ショーがある施設、初心者でも楽しめる釣り堀、地元の生産農家が育てた新鮮なお野菜や果物を購入できるフルーツ市場、潮風を感じる露天風呂や和歌浦を一望できる大浴場だけでなく、岩盤浴やボディケアコーナーも完備されている紀州黒潮温泉、その他リゾートホテルやリゾートマンション、保育園まで併設された施設です。不定期で花火大会やアーティストのイベントが催されています。カップルでも、家族でも、友人とでも老若男女問わず、朝から晩まで1日中楽しめるリゾート施設です。

JR和歌山駅・南海和歌山市駅からバスで30分（和歌山マリーナシティ下車）、JR海南駅からバスで15分（和歌山マリーナシティ下車）、阪和自動車道海南ICから車で15分

ポルトヨーロッパ

マリーナシティ内にあるヨーロッパの町並みを本格的に再現したテーマパークです。町並みはフランスの町並み、スペインの古城、イタリアの港町の3つのゾーンに大きく分けられており、海外旅行に行くことがなかなか難しいこのご時世でも、日本国内でヨーロッパ旅行気分を味わえます。建物の再現度が高く、フォトスポットも多いのでインスタ映えまちがいなしです。また、冬にはイルミネーションイベントが行われているため、美しい風景を見ることができます。パーク内には遊園地のアトラクションもあり、メリーゴーラウンドやジェットコースター、脱出ゲーム、VRアトラクションなどがあります。入園は無料ですが、アトラクションや一部のイベントは料金が必要です。

和歌山電鐵　貴志駅

ＪＲ和歌山駅から約 30 分、貴志川線の終着駅の貴志駅は檜皮葺きを使った世界で唯一の駅舎であり、猫の駅長がいる駅として有名です。駅長の名前は三毛猫のウルトラ駅長「ニタマ」とスーパー駅長「よんたま」。たまらなくキュートな2匹の駅長に癒されることができます。その駅の外装もまるで猫の顔のようになっており、猫好きにはたまらない駅です。この貴志駅に向かう電車もイチゴをモチーフにした「いちご電車」、真っ赤な車体におもちゃ販売機を積んだ「おもちゃ電車」、101匹のたま駅長が描かれた「たま電車」と、とてもキュートです。また地元で採れた果物や野菜を使ったジュースやジェラートが味わえる「たまカフェ」でゆっくりひとやすみすることもできます。

和歌山駅から和歌山電鐵貴志川線で30分

関西国際空港から和歌山市内へは、電車・町バス、または車でアクセスできます。
関西空港駅～和歌山駅　約50分