
羽田空港で終電を逃してしまい、途方に暮れていませんか?深夜に空港に取り残された不安を解消するため、この記事では「どうすればいいか」を具体的に解説します。空港直結ホテルや温泉での宿泊、深夜バスやタクシーでの移動、安全な待機場所の確保まで、5つの対処法を徹底網羅。あなたの予算や状況に合わせた最適な選択肢を見つけ、安心して翌朝を迎えられるよう、必要な情報をすべてお届けします。
1. まずは落ち着いて確認!現在地と翌朝の始発情報
2. 対処法①:空港直結の宿泊・休憩施設を利用する
3. 対処法②:深夜・早朝の交通手段で移動する
4. 対処法③:空港周辺のホテルを探す
5. 対処法④:空港内で安全に朝まで待機する
6. 対処法⑤:緊急時の備えと情報収集
7. まとめ
1. まずは落ち着いて確認!現在地と翌朝の始発情報
深夜の空港で焦りは禁物です。適切な対処法を見つけるために、以下の2点を最初に確認しましょう。
① 今いるターミナルと現在時刻の把握
羽田空港は第1・第2(主に国内線)と第3(国際線・一部国内線LCC)の3つのターミナルに分かれており、深夜に利用できる施設は大きく異なります。特に第1・第2ターミナルは夜間に閉鎖されるエリアがあるため、十分に気を付けましょう。
② 翌朝の始発情報と運行状況
翌朝の始発を利用する場合、事前に時刻を把握しておくと安心です。
| 路線名 | 主な行先 | 始発時刻(平日目安) |
| 京急線 | 品川・横浜方面 | 5:20頃~ |
| 東京モノレール | 浜松町方面 | 5:20頃~ |
※土日祝はダイヤが異なります。悪天候などによる運行状況の乱れも考慮し、必ず各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
2. 対処法①:空港直結の宿泊・休憩施設を利用する
最も安全かつ快適な選択肢は、空港敷地内の施設で身体を休めることです。
① 空港直結ホテル・カプセルホテルでしっかり休む
深夜到着後でも、移動なしでチェックインできるため非常に便利です。
| 施設名 | ターミナル | タイプ | 特徴 |
| ファーストキャビン羽田ターミナル1 | 第1 | カプセルホテル | 手頃な価格で仮眠・宿泊が可能。女性専用エリアも完備。 |
| ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田 | 第3 | ホテル | 国際線出発ロビー直結。上質な客室で快適な滞在。 |
| ヴィラフォンテーヌ プレミア/グランド | 第3 | ホテル | 複合施設「羽田エアポートガーデン」内。天然温泉併設。 |
② 温泉施設でリフレッシュする
宿泊するほどではないけれど、疲れを癒したい場合に最適です。
泉天空の湯 羽田空港
第3ターミナル直結の天然温泉施設です。露天風呂やサウナはもちろん、24時間営業の休憩スペースも完備。深夜料金を追加すれば、翌朝まで滞在可能です。
3. 対処法②:深夜・早朝の交通手段で移動する
目的地へどうしても移動したい場合、電車以外の選択肢があります。
① 深夜バス・早朝バスを利用する
主要な都心方面へ、深夜・早朝で深夜バスが運行しています。
運行路線や時刻は変更される可能性があるため、東京空港交通や京浜急行バスの公式サイトで最新情報をご確認ください。
② タクシー・ハイヤーを利用する
料金は高くなりますが、最も確実でプライベートな移動手段です。
- 定額タクシー: 主要エリアまで料金が決まっているため安心です。ただし、深夜早朝割増(22時~翌5時)が適用されます。
- 配車アプリ: JapanTaxiやGO、Uberなどのアプリを利用すれば、乗り場での待ち時間を短縮できます。
| 目的地エリア(例) | 通常料金(目安) | 深夜割増料金(目安) |
| 新宿区 | 約8,300円 | 約9,800円 |
| 渋谷区 | 約7,800円 | 約9,200円 |
※上記は日本交通の例。別途、高速道路利用料金がかかります。
4. 対処法③:空港周辺のホテルを探す
空港直結ホテルが満室・予算オーバーの場合は、空港周辺のホテルも検討しましょう。京急線「大鳥居駅」や「穴守稲荷駅」周辺には、比較的リーズナブルなビジネスホテルが多数あります。
【ホテル選びのポイント】
- 深夜チェックインに対応しているか
- 空港との無料シャトルバスの有無と、その深夜・早朝の運行時間
5. 対処法④:空港内で安全に朝まで待機する
予算を抑えたい場合は、空港内で安全に過ごすことも可能です。
① 24時間営業の店舗・サービス(主に第3ターミナル)
第3ターミナルには、深夜でも利用できる飲食店やコンビニがあり、食事や休憩に困りません。
- コンビニ: Air LAWSON
- カフェ・飲食店: タリーズコーヒー、吉野家 など
- その他: 24時間対応の案内カウンター(第3ターミナル2階)
② 充電・Wi-Fiスポットの確保
- 無料充電スポット: 各ターミナルの案内所付近やゲートラウンジ、PCデスクなどに多数設置されています。
- 無料Wi-Fi: 「HANEDA-FREE-WIFI」に接続し、ブラウザで利用規約に同意するだけで簡単に利用できます。
無料Wi-Fiサービス
羽田空港では、公式の無料Wi-Fiサービス「HANEDA-FREE-WIFI」が全ターミナルで提供されており、誰でも無料でインターネットに接続できます。 接続方法は、スマートフォンのWi-Fi設定から「HANEDA-FREE-WIFI」を選択し、ブラウザで表示される利用規約に同意するだけと簡単です。 その他、d Wi-Fiや、スターバックス、ローソンなどの一部店舗でも独自の無料Wi-Fiが利用できる場合があります。 ただし、公共のWi-Fi利用時はセキュリティに十分注意し、重要な個人情報の入力やオンラインバンキングの利用は避けるようにしましょう。
③ 手荷物預かりサービスの利用
翌朝まで空港で待機する際、大きな荷物を持っていると移動や休憩の妨げになります。羽田空港には、手荷物を預けられるコインロッカーやサービスがあります。
コインロッカー
羽田空港の各ターミナルビル内には、24時間いつでも利用できるコインロッカーが多数設置されています。 小型から超特大まで様々なサイズがあり、料金は1日あたり400円から1,500円程度です。 現金だけでなく、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済に対応したロッカーもあります。 ただし、預かり期間は使用開始から7日以内と定められており、24時間ごとに1日とカウントされます。 7日を超過すると荷物は別の保管場所へ移され、30日間の保管期間を過ぎると廃棄される可能性があるため注意が必要です。
手荷物預かりカウンター
コインロッカーに入らない大型の荷物や、より安全に預けたい場合は、手荷物預かりカウンターの利用も検討できます。第三ターミナルの預り所は24時間営業のため深夜の利用も安心です。また、日中であればスマートフォンから予約できる荷物預かりサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」も、羽田空港周辺で利用すると便利です。
6. 対処法⑤:緊急時の備えと情報収集
6.1 家族や友人への連絡
深夜に羽田空港で終電を逃してしまった場合、まず何よりも大切なのは、ご家族やご友人への連絡です。予期せぬ事態に、ご自宅で待つ方は心配されているかもしれません。自身の状況を伝えることで、相手を安心させるとともに、場合によっては迎えに来てもらう、宿泊先を手配してもらうなどのサポートを受けられる可能性もあります。
連絡の際には、以下の情報を具体的に伝えるようにしましょう。
- 現在地:羽田空港のどのターミナルにいるか(例:第3ターミナル、第1ターミナルなど)
- 状況:終電を逃し、空港に滞在していること、または代替交通手段を探していること
- 今後の予定:空港内で夜を明かすのか、ホテルを探すのか、翌朝の始発で帰るのかなど
- 到着予定時刻:おおよその帰宅(または目的地到着)予定時刻
電話はもちろん、LINEやSNSのメッセージ機能など、確実に連絡が取れる方法で状況を共有し、ご自身の安全を知らせることが最優先です。
6.2 空港インフォメーションの活用
羽田空港には、旅行者の困りごとをサポートするための案内カウンターや総合インフォメーションが設置されています。終電を逃した際には、これらの施設を積極的に活用し、必要な情報を収集しましょう。特に、交通手段や宿泊施設に関する最新情報は、公式の案内カウンターで得るのが最も確実です。
羽田空港の案内カウンターは、国内線ターミナルでは5:00から24:00まで、国際線ターミナル(第3ターミナル)では24時間対応している場所もあります。困ったときは、遠慮なく相談してみてください。
また、電話での問い合わせも可能です。羽田空港旅客ターミナルでは、24時間対応の電話窓口を設けています。自動音声の案内後、オペレーターに繋がる場合もありますので、状況に応じて活用しましょう。
案内カウンターでは、主に以下のような情報提供やサポートを受けることができます。
| 提供サービス | 具体的な内容 |
| 交通手段案内 | 翌朝の始発列車・バス情報、深夜バスの運行状況、タクシー乗り場や定額タクシーの案内、ターミナル間無料連絡バスの情報など |
| 宿泊施設案内 | 空港直結ホテル、カプセルホテル、空港周辺ホテルの空室状況や予約方法の案内 |
| 施設案内 | 24時間営業の店舗、充電スポット、無料Wi-Fiスポット、休憩スペース、シャワー・リフレッシュ施設の場所や利用方法 |
| 緊急時対応 | 体調不良や迷子、遺失物・拾得物に関する相談、警察・医療機関への連携サポート |
| その他 | フライト情報、手荷物サービス、両替・ATM情報など、空港利用に関する全般的な案内 |
最新かつ正確な情報を得るためにも、羽田空港の公式ウェブサイトを確認することも有効です。
7. まとめ
羽田空港で終電を逃しても、慌てる必要はありません。空港内にはホテルや温泉施設が完備されており、深夜でもバスやタクシーで移動可能です。予算を抑えたい場合でも、24時間営業の第3ターミナルには安全に過ごせる場所が多数あります。
この記事で紹介した情報を参考に、ご自身の状況に合わせて最適な方法を選び、予期せぬ一夜を安心して乗り切ってください。
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