飛行機VS新幹線VS高速バス！大阪－長崎間の料金徹底比較！

飛行機の料金は、新幹線や高速バスよりも高いと思う人も多いのではないでしょうか。大阪－長崎間の場合、飛行機では、伊丹空港－長崎空港、関西空港－長崎空港の路線があり、予約のタイミングやLCCの利用で移動費が安くなります。今回は大阪－長崎間の料金を飛行機、新幹線、高速バスで比較しました。

大阪－長崎間の「飛行機」「新幹線」「高速バス」の料金は？

高速バスの料金は10,000円程度！

大阪－長崎間の高速バス会社はユタカ交通と近鉄バスの2社です。大阪－長崎間の高速バスの料金は次の通りです。

運行会社	シートの種類	料金
ユタカ交通	4列	4,500円
近鉄バス	3列	6,900円

大阪－長崎間の近鉄バスのシートは3列のため、4列と比べて空間を広く使えるので、比較的快適に過ごせます。大阪－長崎間の高速バスの料金は4,500円～10,900円程度で、料金の差は2,500円程度あります。そのため、高速バスを利用するときは搭乗する時間帯に合わせて運行会社を選びましょう。また、移動時間は12時間程度あり、クッションやフットレストなど快適に過ごせるグッズを持っていくと良いでしょう。

※2022年5月調査時点の料金
乗車日が2022年6月15日の料金

新幹線の料金は最安値で13,000円程度！

大阪－長崎間を新幹線・特急電車を利用して移動する場合、新大阪駅－博多駅間は東海道・山陽新幹線、博多駅－長崎間は特急列車「かもめ」を利用します。新大阪駅－長崎駅間の鉄道の料金は次の通りです。

運賃の種類	運賃
普通運賃	19,760円
eきっぷ	17,120円
スーパー早特きっぷ	14,800円

大阪－長崎間を鉄道で移動する場合、14日前までに予約すれば安くなるスーパー早特きっぷがもっとも安く「14,800円」で、普通運賃と比べて5,000円程度お得です。14日前に予約できない場合、eきっぷを利用しましょう。

※2022年5月調査時点の料金
乗車日が2022年6月15日の料金

飛行機の料金は関西空港発着のLCCを利用すれば5,000円以下も！

大阪－長崎間を飛行機で移動する場合、伊丹空港－長崎空港、関西空港－長崎空港と2つの路線があります。次の表は大阪－長崎間の航空券の料金をまとめたものです。

関西空港発着	伊丹空港発着
ピーチ・アビエーション	運賃の種類	JAL	ANA
3,890円	普通運賃	34,790円	32,240円
	早期購入割引3日前	27,340円	26,040円
	早期購入割引21日前	17,940円	19,740円
	早期購入割引28日前	14,840円	16,640円
	早期購入割引45日前	13,340円	13,340円

関西空港－長崎空港間はピーチ・アビエーションが片道1日2本運航しており、ピーチ・アビエーションを利用すれば、高速バス、新幹線よりも料金が安いです。新幹線のスーパー早特きっぷと比べた場合、11,000円程度、ユタカ交通の高速バスと比べると、600円程度の料金差があります。移動費を抑えたい方は関西空港発着便のピーチ・アビエーションを利用すると良いでしょう。

関西空港は大阪市内のアクセスがやや悪いほか、ピーチ・アビエーションのチェックインカウンターや搭乗口があるターミナルは関西空港の最寄り駅から遠いのがデメリットです。ピーチ・アビエーションを利用する場合、空港のアクセス、空港内での移動時間も考慮してスケジュールを立てましょう。

伊丹空港はJALが片道1日4本、ANAが片道1日4本運航しています。JAL・ANAの早期購入割引45日前を利用した場合、ユタカ交通の高速バスと比べて9,000円程度の料金差があります。また、早期購入割引45日前と新幹線のスーパー早特きっぷと比べると1,500円程度の差しかありません。

伊丹空港発着便を利用する場合、早期購入割引28日前を利用すればJALの場合、新幹線のスーパー早特と40円の差しかないので、できるかぎり28日前までに予約をしましょう。また、伊丹空港は大阪駅から電車で30分の位置にあり、関西空港よりも大阪市内のアクセスが良い空港のため、大阪市内に近いほうが良いと考える方は伊丹空港発着便を利用しましょう。

※2022年5月調査時点の料金
ピーチ・アビエーション：2022年7月19日関西空港14：55発－長崎空港16：10着
JAL：2022年7月19日伊丹空港13：35発－長崎空港14：50着
ANA：2022年7月19日伊丹空港12：50発－長崎空港14：10着

神戸空港発着便を利用するのも選択肢に？

神戸空港は、大阪駅から約40分の位置にあり、大阪市内のアクセスが良い空港です。神戸空港－長崎空港間では、スカイマークが片道1日3本運航しています。スカイマークの料金は次の通りです。

運賃の種類	料金
普通運賃	22,300円
たす得	6,800円
いま得	5,800円

スカイマークのいま得とユタカ交通の高速バスの料金を比べた場合、スカイマークとの差額は1,300円です。また、新幹線のスーパー早特きっぷの料金と比べた場合は、スカイマークのいま得のほうが9,000円お得です。

大阪市内までの距離感が気にならない方は神戸空港発着便を利用するのも移動手段として選択肢に入れると良いでしょう。

※2022年5月調査時点の料金
スカイマーク：2022年7月14日神戸空港9：15発－長崎空港10：25着

移動時間は伊丹空港から飛行機が最速！

これまでに見てきた移動手段を以下の表にまとめてみました。
最速の移動手段は、飛行機（伊丹空港と長崎空港を利用）です。

関西空港	伊丹空港	神戸空港	新幹線	高速バス
4時間45分新大阪駅ー関西空港：1時間10分搭乗手続き：1時間関西空港ー長崎空港：1時間20分降機手続き：30分長崎空港ー長崎駅：45分	4時間15分新大阪駅ー伊丹空港：40分搭乗手続き：1時間伊丹空港ー長崎空港：1時間20分降機手続き：30分長崎空港ー長崎駅：45分	4時間30分新大阪駅ー神戸空港：55分搭乗手続き：1時間神戸空港ー長崎空港：1時間20分降機手続き：30分長崎空港ー長崎駅：45分	4時間45分新大阪駅ー博多駅：2時間35分乗り換え：10分博多駅ー長崎駅：2時間	10時間20分大阪駅前ー長崎駅前：10時間20分

さいごに

大阪－長崎間で利用できる高速バス会社はユタカ交通と近鉄バスの2社で、料金は4,500円～10,900円程度です。鉄道でもっとも割引率が高いスーパー早特きっぷの料金は14,800円程度です。

飛行機の場合、伊丹空港－長崎空港、関西空港－長崎空港の2つの路線があり、ピーチ・アビエーションの関西空港発着便を利用すれば、3,000円台で航空券を予約できますが、大阪市内のアクセスが悪いのがデメリットです。伊丹空港発着便の場合、早期購入割引45日前を利用すれば、新幹線のスーパー早特きっぷと比べた場合、1,000円程安く利用できます。

大阪市内に近いほうが良いと考える方は神戸空港発着便を利用するのも選択肢に入ります。スカイマークのいま得を利用すれば、近鉄バス、新幹線よりもお得です。

大阪－長崎間は、利用する航空会社や空港、予約のタイミングを工夫すれば高速バス、新幹線よりも料金がお得です。大阪－長崎間で用事がある場合は、飛行機の利用も検討してみてはいかがでしょうか？

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