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奈良旅行なら吉野山は必見!自然と世界遺産を満喫してみては?


吉野山は桜の名所であるだけでなく、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産にも登録されている神社仏閣など見所満載の山です。本記事では吉野山の自然と中世日本の歴史とも縁の深い、金峯山寺をはじめとした神社仏閣の魅力についてご紹介します。

吉野山とは?

奈良県にある吉野山は、古くから桜の名所として知られ、豊臣秀吉が5,000人とともに花見をしたなどの言い伝えも残されています。以前は、雪の山のイメージもあったようで百人一首でも吉野山の雪について歌っている歌が残っています。吉野山は山全体が世界遺産の一部として登録されており、春の桜、夏の紫陽花などの大自然と、世界遺産の建造物の2つを同時に見て回ることができる貴重な場所です。

吉野山の自然

吉野山の日本一の桜を楽しむ

吉野山はシロヤマザクラなどの古代桜が数多く咲き誇り、例年4月上旬から4月下旬にかけて、山の下手から山上へ開花していくため桜の見頃が長く続きます。桜は密集地ごとに、「千本桜」などで有名な下千本、「御所桜」などの中千本、「雲井の桜」をはじめとする上千本、そして奥千本とよばれており、その総数は約200種類3万本といわれています。開花に合わせて夜桜のライトアップも行われるので、昼間とは違った幻想的な美しさを楽しむ事ができます。
アクセス:
●電車利用
<京都から>
京都→橿原神宮前駅(かしはらじんぐうまええき)→吉野駅(近鉄特急利用で約1時間40分)
<大阪から>
大阪→天王寺→大阪阿部野橋→吉野(JRと近鉄特急利用で約1時間40分)
●飛行機利用
伊丹空港→天王寺→大阪阿部野橋→吉野(リムジンバスと近鉄特急で約2時間)
関空→大和八木→吉野(リムジンバスと近鉄特急で約2時間)

→近鉄 吉野駅からはロープウェイ吉野山駅下車すぐ

住所: 吉野郡吉野町吉野山

吉野山の自然でリフレッシュする

近鉄吉野駅を起点に宮滝バス停までの吉野山の広大な自然を満喫できる「吉野・宮滝 万葉コース」という山歩きのコースがあります。途中には万葉集にも詠まれた、象の小川があり、吉野の自然を楽しみながら、森林浴を満喫してみてはいかがでしょうか。山岳地を抜けていくコースのため、体力に自信のない方は気を付けた方がいいかもしれません。

吉野山のお寺・神社

金峯山寺・蔵王堂(きんぷせんじ・ざおうどう)

金峯山寺は吉野山を象徴する寺院であり、修験道の開祖「役小角(えんのおずの)」が開いたとされる修験道の総本山です。蔵王堂とよばれる本堂があり、約7mの秘仏本尊蔵王権現3体のほか多くの仏像が安置されています。安土桃山時代に再建された現在のお堂は、木造建築としては東大寺の大仏殿に次ぐ大きさを誇ります。2004年「紀伊山地の霊場と参詣道」のひとつとして、金峯山寺本堂蔵王堂と仁王門が世界文化遺産に登録されました。
蔵王堂朝座勤行、大峯修行道、蔵王堂長日護摩供など、修験道の修行体験や行事に参加することもできるので興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。

・アクセス:近鉄 吉野駅下車 ロープウェイ吉野山駅より 徒歩約10分
・住所:吉野郡吉野町吉野山2500

吉水神社

吉水神社は金峰山寺の僧坊でしたが、明治時代の神仏分離政策により神社になったという歴史があります。かつて源義経が弁慶ら家臣と共に身を隠した場所といわれていたり、後醍醐天皇が仮宮としておいたこと、豊臣秀吉が花見の本陣としたなど、多くの歴史的な話が残っています。吉野神社書院と色々威腹巻は重要文化財に指定されており、吉野神社書院は日本最古の書院として世界遺産にも登録されています。現在でも義経の鎧である色々威腹巻、後醍醐天皇の玉座、金屏風など秀吉の花見の品々といった数々の文化財が収蔵されています。

・アクセス:ロープウェイ吉野山駅下車 徒歩約35分
・住所:奈良県吉野郡吉野町吉野山579

金峯神社

吉野山の最奥、奥千本にある金峯神社には、吉野山の地主神、金山毘古命(かなやまひこのみこと)が祭られています。山頂にある本殿は国指定の重要文化財であり、境内は「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコに世界遺産として登録されています。中世以降は修験道の修行場として知られ、平安時代には藤原道長も祈願したとされています。追っ手が迫り、吉水神社から逃れた源義経が逃げ込んだのがこの金峯神社の塔だともいわれており、今も義経隠れ塔という名で残っています。追っ手に囲まれた義経一行が戸を蹴破って逃れた伝説から、蹴抜けの塔とも呼ばれています。

・アクセス:ロープウェイ吉野山駅下車 徒歩約2時間
・住所:吉野郡 吉野町吉野山1292

吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)

吉野水分神社は水の配分を司る天之水分(あめのみくまり)大神を祭った神社で、みくまりが御子守(みこもり)と訛ったことから子授け、子宝の神様として今も信仰を集めています。豊臣秀頼が再建した社殿は桃山時代の特色がみられ、三殿一棟造りの本殿、拝殿、幣殿、楼門、回廊は国の重要文化財となっています。非公開ですが、国宝の鎌倉時代作の木造玉依姫命坐像が収蔵されています。

・アクセス:近鉄 吉野駅 ロープウェイ吉野山駅下車 徒歩約1時間30分
・住所:吉野郡吉野町吉野山1612

吉野山は桜と歴史の宝庫

吉野山は日本一の桜の名所であるとともに、中世日本の歴史に深く関わってきた土地であり、世界遺産に登録されている建物なども数多くあります。奈良方面にご旅行の際はぜひ吉野山にも足を運んでみてはいかがでしょうか。

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