飛行機の乗り継ぎが初めてで、どうすればよいのかわからず不安な方もいるのではないでしょうか。今回は飛行機の乗り継ぎの仕方や、乗り継ぎでの荷物の注意点、乗り継ぎに必要な時間の目安についてまとめました。
※最新の情報については、公共交通機関（各航空会社やJR）のWEBページ等でご確認くださいませ。
手荷物検査、搭乗ゲートまでの時間は決まっている
乗り継いだ先の空港では、手荷物検査を終える時間、搭乗ゲートに集合する時間が決まっています。手荷物検査は出発時刻の15分前まで、搭乗ゲートには出発時刻の10分前までに集合しておく必要があります。
手荷物検査については次の記事も参考にしてください
知っておくと荷物検査がスムーズに！空港内の保安検査場とは
乗り継ぎ旅程が同じ場合乗り継ぎ空港での搭乗手続きは不要？
航空券を購入するときに乗り継ぎ旅程が同じ場合、乗り継ぎ先の空港で搭乗手続きをする必要はありません。たとえば羽田空港発－関西空港着、関西空港発－那覇空港着と一括で購入すれば乗り継ぎ旅程が一緒となり、乗り継ぎ先の空港で搭乗手続きをしなくても問題ありません。利用する航空会社が同じであれば、出発空港で搭乗便の搭乗手続きを行うことができます。なお、国内線の乗り継ぎ手続きは最大3区間までとなります。
「空港でのチェックイン及び自動チェックイン機」を利用してチェックインをした場合、旅程が同じであれば、最初に利用する空港で、最終目的地までの航空券またはIC・2次元バーコードを保安検査上や搭乗ゲートに設置してある端末に提示する必要があります。
また、ウェブサイト・アプリ上で、便出発の24時間前から、搭乗手続きと搭乗券の発行、座席指定ができる「オンラインチェックイン」を利用した場合も、発行した搭乗券をタッチする必要があります。
航空券を異なる航空会社で購入した場合、自動チェックイン機か空港カウンターで手続きが必要
航空券を異なる航空会社で購入した場合、乗り継ぎ先の空港で搭乗手続きを行う必要があります。例えばANAで羽田空港発－那覇空港着の航空券、JALで那覇空港発－宮古島空港着の航空券を購入した場合には、搭乗手続きを行わなければいけません。
乗り継ぎ空港に到着したら、または自動チェックイン機及び空港内にある航空会社のカウンターで搭乗手続き行いましょう。
※2023年4月以降、順次自動チェックイン機での搭乗手続きは終了となります。
荷物は同一会社であれば目的空港にまで運ばれる
利用する航空会社が同一会社であれば、荷物は目的空港まで運ばれます。他社間でもJALやANAといった一般航空会社の場合、目的空港まで荷物が運ばれます。提携していない場合は、乗り継ぎ先の空港で再度荷物を預ける必要があります。
ジェットスターやピーチ・アビエーションなどのLCCは一般航空会社と提携していない場合があるため、要注意です。乗り継ぎ空港で荷物を受け取ってから再度手荷物検査を受けて搭乗する必要があります。
乗り継ぎに必要な時間の目安
乗り継ぎの必要時間の目安は一般航空会社とLCCによって異なります。成田空港や関西空港などLCCの便が多く運行する空港では、一般航空会社と比べて乗り継ぎに必要な時間が長いため余裕を持って行動しましょう。
一般航空会社は30～60分、LCCは60～180分が乗り継ぎに必要な時間の目安です。
目的空港によっては空港間の移動が伴う乗り継ぎがあります。空港によって異なりますが、最大で乗り継ぎには380分以上も必要なことがあるので、注意が必要です。
なお、移動の必要のない空港での乗り継ぎは、30分以上の余裕をもって航空券を予約すると良いでしょう。
まとめ
飛行機の乗り継ぎは同じ旅程で航空券を購入すれば、乗り継ぎ空港で搭乗手続きを行うことなくスムーズに乗り継げます。荷物も目的空港まで運んでくれます。航空券を別々に購入する場合は、乗り継ぎ空港で搭乗手続きが必要です。また、荷物も一旦受け取ってから手荷物検査を再度受ける必要があります。
乗り継ぎをする際はなるべく同じ航空会社の航空券を予約して、スムーズに乗り継ぎできるようにすると良いでしょう。
飛行機に初めて乗る場合や飛行機の乗り方に不安がある場合には、次の記事も参考にしてください。
初めての飛行機！航空券の予約の流れってどうなってるの？
初めてでも大丈夫！eチケットの使い方と当日の流れ
初めてで乗り方が分からず不安！？空港の入口から飛行機の搭乗口までの流れ
ANAの航空券検索
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