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「大通公園」の魅力と開催されるイベント


札幌の街並みを思い浮かべるときに、最初に「大通公園」の風景が頭に浮かぶという方も多いのではないでしょうか。札幌市の中心部に位置し、「さっぽろ雪まつり」などの北海道を代表する各イベントの会場としても使われている「大通公園」は、北海道に訪れたらぜひ行っておきたい観光スポットのひとつといえるでしょう。
今回は「大通公園」の魅力や、公園内で開催されるイベントなどについてご紹介します。

大通公園とはどんなところ?

大通公園は、札幌市中央区にある特殊公園に種別される公園です。長さ1.5km、面積約7.8ヘクタールの細長い形をしているのが特徴的で、1871年(明治4年)に札幌市の中心部を北(官庁街)と南(住宅・商業街)に分ける火防線(火事の延焼を防ぐための線)として造られたことがきっかけといわれています。公園内には92種、約4,700本の木々が植えられており、ライラックやサクラなど、季節ごとにさまざまな種類の花が咲く花の名所としても知られています。

大通公園の5つのゾーン

大通公園の敷地は5つのゾーンに分けられており、それぞれのゾーンに違ったコンセプトがあります。

交流(西1~2丁目)国際交流ゾーン

公園の最も東側に位置する、国際親善のためのエリア。札幌の街のシンボル的存在である「テレビ塔」や、日本電信電話公社が1973年(昭和48年)に北海道の電話加入数100万を記念して建立した「北海道電話交換創始の地碑」、札幌の姉妹都市であるポートランド市から寄贈された「ベンソンの水飲み」などがあります。

オアシス(西3~5丁目)水と光のゾーン

ふたつの噴水を中心とした、安らぎの空間として設けられたゾーン。西3丁目の噴水の周辺には「湖風の像」「牧童の像」「泉の像」「石川啄木歌碑」(石川啄木像)の4つの像が置かれています。

つどい(西6~9丁目)遊び・イベントゾーン

遊具やプレイスロープ、野外ステージがあるアクティブな空間。さまざまなイベントの会場として使われている場所でもあります。

フロンティア(西10~11丁目)歴史・文化ゾーン

北海道開拓長官だった黒田清隆の像や、姉妹都市のミュンヘンから寄贈された高さ25mの祭木「マイバウム」などが設置されています。

花(西12丁目)サンクガーデンゾーン、資料館

水路や約55種類のバラが咲く「バラ園」がある、沈床式の空間です。最も西側に位置する13丁目には、建物自体が国の登録有形文化財に選定された「札幌市資料館」があります。

大通公園で開催されるイベント

大通公園では、年間を通じて以下のようなさまざまなイベントが開催されています。

さっぽろライラックまつり

1959年(昭和34年)にスタートし、2017年で59回目を迎えた札幌の春のイベント。札幌市の市木であるライラックを展示・販売するコーナーがあるほか、ラーメンショーや音楽祭も開催されます。

開催時期:5月下旬

YOSAKOIソーラン祭

1992年から毎年開催されている、大通公園を中心とした市内約20ヵ所で開催されるお祭り。毎年約3万人の参加者と約200万人の観客が集まる、北海道の初夏の風物詩です。

開催時期:6月上旬

北海道マラソン

オリンピックや世界陸上の選考レースも兼ねている、夏季に行われるマラソン大会としては日本最大級の大会です。2017年の開催日時は、8月27日(日)9:00スタートの予定となっています。

開催時期:8月下旬

さっぽろ雪まつり

毎年ニュースでも報道されている、北海道ならではの雪のお祭りです。市民ボランティアや札幌市職員、陸上自衛隊などが趣向を凝らして作った200基を超える雪像・氷像が並ぶ風景は、大通公園でしか見られません。

開催時期:2月上旬~2月中旬

さいごに

今回は札幌市にある「大通公園」の観光スポットとしての魅力について紹介しました。「大通公園」は札幌市の中心部に位置するとてもアクセスのしやすい観光スポットなので、札幌に観光へ訪れた際には、ぜひ「大通公園」にも立ち寄ってみてください。

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