X

山形の名物イベント!「芋煮会」ってなに?


秋のグルメイベントを目的に旅行の計画を立てるなら、東北地方の各地で開催される「芋煮会」に参加してみてはいかがでしょうか。東北以外の地域では馴染みの薄い「芋煮会」ですが、東北地方では山形を中心に秋の風物詩として定着しています。今回は「芋煮会」の概要や、日本国内で開催される有名な「芋煮会」のグルメイベントをご紹介します。

芋煮会の概要

「芋煮会」とは、毎年秋に東北地方を中心とした地域で行われている季節行事で、さといもをメイン食材として肉やだいこん、ごぼう、こんにゃく、ねぎなどを使った鍋料理をグループで作って食べるグルメイベントのことをいいます。東北地方のなかでも岩手、宮城、福島、山形では特に芋煮会の文化が根付いており、秋の恒例行事とも呼べるほどの定番の催し物となっています。芋煮会で作る芋煮の味付けは、地域によって大きく「牛肉醤油」と「豚味噌」の2種類に分かれており、さらに使用する食材も場所によって異なります。

山形の名物イベント「日本一の芋煮会フェスティバル」

日本国内で開催されている芋煮会のイベントのなかでもっとも規模が大きいといわれているのが「日本一の芋煮会フェスティバル」です。「日本一の芋煮会フェスティバル」とは、1989年(平成元年)から毎年9月に山形市の馬見ヶ崎河川敷(双月橋付近)で開催されている芋煮会のイベントで、山形県では秋の風物詩として定着しています。イベント名に「日本一」と付けられているだけあってそのスケールはとても大きく、芋煮を調理するために使われる大鍋(「鍋太郎」という名前が付けられている)は直径が6メートルあり、数万食分の芋煮を用意するためにさといも3t、牛肉1.2t、こんにゃく3,500枚、長ねぎ3,500本などが使われています。また芋煮を調理するために毎年新品の大型重機を使用しており、芋煮専用のバケットを装着させて鍋をかき混ぜるという豪快な光景も見どころのひとつとなっています。

開催日:毎年9月の敬老の日の前日
会場:山形市馬見ヶ崎河川敷(双月橋付近)

ほかにもこんな芋煮会イベントが!

「日本一の芋煮会フェスティバル」以外にも、毎年秋になると以下のような芋煮会のイベントが全国各地で開催されています。

奥州水沢グルメまつり

「奥州水沢グルメまつり」は、岩手県奥州市で毎年10月に開催されている「奥州市水沢産業まつり」の2日目に行われる芋煮会のイベントで、毎年約6,000食の芋の子汁(芋煮)を直系3.5メートル・重さ5tのジャンボ鉄鍋で調理し、振舞っています。芋の子汁(芋煮)に使用される材料は、すべて「地物」を使用しているとのことです。

開催日:毎年10月中旬(2016年は国体開催の関係から11月の開催となりました)
会場:水沢公園広場

関東一芋煮会

「関東一芋煮会」は、栃木県日光市で毎年10月に開催されている「日光けっこうフェスティバル」のイベントのひとつで、直径2メートルの鍋で約3,000人分の芋煮が作られています。「日光けっこうフェスティバル」ではそのほかにも、2,500発以上の花火が打ち上げられる「日光秋の花火」や、日光下駄を足で飛ばして飛距離を競う「日光下駄飛ばし選手権大会」などのイベントが開催されます。

開催日:毎年10月上旬~中旬(2017年は10月14日開催)
会場:日光市日光運動公園

天平の芋煮会

「天平の芋煮会」は、栃木県下野市で毎年11月に開催されている芋煮会で、材料にはさといもや長ねぎなどのほか、下野市が生産量日本一を誇る「かんぴょう」がふんだんに使用されています。昨年(2016年)は、直径2.5メートルの大鍋を使って3,000食分の芋煮が作られました。

開催日:毎年11月上旬(2017年は11月5日開催)
会場:天平の丘公園花広場

さいごに

今回は東北地方の有名な秋のグルメイベントである「芋煮会」について紹介しました。「芋煮会」に興味を持たれた方や芋煮を食べてみたいと思われた方は、ぜひ秋に東北旅行へ出かけて「芋煮会」に参加してみてください。

航空券を予約するなら国内航空券最大80%OFFのエアトリにおまかせ!
航空券予約検索

JALの航空券検索
ANAの航空券検索
スカイマークの航空券予約検索
エアドゥの航空券予約検索
バニラエアの航空券予約検索
ジェットスターの航空券予約検索
ピーチアビエーションの航空券予約検索

羽田空港発着の航空券検索
伊丹空港発着の航空券検索
中部国際空港発着の航空券検索