癒し旅行はいかが？四国で有名な温泉9選

こんぴら温泉四国にはすばらしい温泉地が数多くあります。今回は、四国の有名な温泉地9ヶ所のそれぞれの特徴をご紹介します。

愛媛県

愛媛県の有名な温泉地をご紹介します。

道後温泉

温泉地の特色

道後温泉は、「日本書紀」「万葉集」「源氏物語」にも登場する日本最古の温泉地といわれています。聖徳太子から夏目漱石、正岡子規など多くの文人・有名人と縁が深く、聖徳太子が道後温泉に感動して作った一首が碑文として保存されています。道後温泉の振鷺閣には、時を知らせる有名な「刻太鼓」があり、環境省が定める「残したい日本の音風景100選」のひとつに選定されています。また、道後温泉の近くには、奥道後温泉もあります。

泉質

アルカリ性単純泉の湯質は、きめ細やかな日本人の肌にピッタリのなめらかなお湯です。泉温は20℃から55℃程度です。

住所：徳島県三好市

湯ノ浦温泉

温泉地の特色

湯ノ浦温泉は、四国で初めて国民保養温泉地に指定された温泉地です。温暖で雨が少ない瀬戸内海式気候で、海水浴や森林浴も楽しめます。自然環境に恵まれており、保健休養・療養には最適です。近くには、レジャー施設やスポーツ施設なども整備されています。

泉質

湯ノ浦温泉の泉質は、約17.0℃のランドを含む単純弱放射能冷鉱泉です。筋肉痛、神経痛の他、リウマチ、冷え性などに効果があるといわれています。

住所：愛媛県今治市

鈍川温泉

温泉地の特色

鈍川温泉は、自然豊かな溪谷にたたずむ温泉地です。かつては道後温泉、本谷温泉とともに「伊予の三湯」と呼ばれた歴史もあります。鈍川温泉のある鈍川渓谷は、えひめ自然100選にも選ばれており、紅葉の季節には渓流にかかる「ふれあい橋」「水源の森橋」から美しい光景が広がります。

泉質

鈍川温泉の泉質は、ラドンが多く含まれるアルカリ性単純泉で、肌触りが良くなめらかです。美肌効果が高いとされ、古くから美人の湯とも呼ばれています。

住所：愛媛県今治市玉川町

徳島県

徳島県の有名な温泉地をご紹介します。

大歩危祖谷温泉

温泉地の特色

大歩危祖谷温泉は、国の天然記念物である「大歩危峡」や県指定の天然記念物の「黒沢湿原」、絶好の紅葉スポットとして名高い「竜ヶ岳」、日本三大奇橋の1つ「かずら橋」がある「祖谷渓」もある自然豊かな温泉地です。ケーブルカーで行く谷底の露天風呂や、塩サウナ、よもぎ湯など、温泉施設も充実しています。

泉質

場所によって温泉の質は異なります。神経痛、リウマチ、外傷、婦人病、美容などに効くといわれている「アルカリ性単純硫黄温泉」、美肌効果、腰痛などに効能があるとされる「アルカリ性単純泉」、美肌効果のあるといわれている「単純硫黄泉」があります。

住所：徳島県三好市

香川県

香川県の有名な温泉地をご紹介します。

塩江温泉

温泉地の特色

塩江温泉郷は、約1300年前の奈良時代に行基という僧侶によって発見され、弘法大師が修行して湯治の地として伝えたといわれている温泉地です。古くから「高松の奥座敷」として親しまれており、国の国民保養温泉地にも指定されています。高松市から約24km、高松空港から約8kmという交通アクセスの良さも魅力の1つです。

泉質

泉質は、硫黄泉・放射能泉で、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹などに効能があるといわれています。

住所：香川県高松市塩江町

こんぴら温泉郷

温泉地の特色

こんぴら温泉郷は、「さぬきこんぴらさん」の名前で有名な「金刀比羅宮」がある、香川県の琴平町の温泉地です。琴平町は、金刀比羅宮のほか、日本でもっとも古いといわれている芝居小屋で国の重要文化財である「旧金毘羅大芝居（金丸座）」、酒造りの蔵人の人形や当時の道具で酒造りの工程と歴史を学べる資料館「金陵の郷」など、多くの見所があります。