明治時代にタイムスリップ！富岡製糸場と絹産業遺産群
“2014年に世界文化遺産に登録された群馬県富岡市にある「富岡製糸場と絹産業遺産群」では、時代を感じさせる赤レンガ造りのレトロな建物や製糸に使用された機械などを見ることができます。どれも保存状態が良いので、まるで明治時代にタイムスリップしたかのような感覚を味わえるでしょう。富岡製糸場と絹産業遺産群が世界文化遺産に登録された理由は、ここから世界的に養蚕の技術が伝えられたことが評価されたためです。日本が絹文化の伝播に大きな役割を果たしていました。一方、富岡製糸場ではたくさんの女性たちが工女として働いており、女性の社会進出の歴史も見ることができます。フランス人が指導して建てられた工場でもあることから、ヨーロッパ式に労働時間がきちんと決められていました。能力が高ければ高い賃金を得られるなど、当時としては先進的な労働環境があったことも、この世界遺産から知ることができます。（※1）富岡製糸場へは東京から高崎まで電車で行き、高崎から上州電鉄で富岡市まで行くのがおすすめです。東京駅から高崎駅までは電車にて1本で行けるので、地方から来る場合は羽田空港を利用すると便利でしょう。
※1【クラブツーリズム】東日本の世界遺産
http://www.club-t.com/special/japan/whc/east.htm”
大自然に触れたいなら…北海道の知床！
“北海道はいわずと知れた大自然あふれるエリアですが、北海道のイメージがそのまま再現されたようなおすすめの場所が、北海道斜里町にある「知床」です。2005年に世界自然遺産に登録されました。知床はどの季節に行っても自然の持つ美しくも厳しい一面を私たちに見せてくれます。世界遺産の基準のひとつ「特徴的な生態系を有する」に知床は該当しており、緯度が比較的低いのにもかかわらず海氷が見られることから、世界的にも珍しい生態系が生まれています。（※1）知床への行き方は女満別空港から行くコースと釧路空港から行くコース、さらに新千歳空港から行くコースの3つがあります。一番知床に近いのは女満別空港で空港からは車にておよそ2時間で到着します。新千歳空港や釧路空港から行く場合は電車やバスなどを使って知床斜里駅へ行くと良いでしょう。
※1【クラブツーリズム】東日本の世界遺産
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東京にも世界遺産が！国立西洋美術館の建築
“東日本の中でどこからでもアクセスしやすいエリアは東京ですが、東京にも世界遺産は存在します。2016年に世界文化遺産に登録された「ル・コルビュジェの建築作品」は、世界7カ国に散らばっている珍しい世界遺産です。（※1）そのひとつが東京にある東京国立西洋美術館で「無限に成長する美術館」という構想が見事に体現されているといわれています。美術作品を見ながら建築も堪能できるという一挙両得の楽しみ方ができるので、世界遺産を十二分に満喫したい人にはおすすめです。東京国立西洋美術館へ地方から訪れる場合は、羽田空港を利用すると便利です。空港からは電車やバスなどでJR上野駅へ行けば、世界遺産の建物はもう目の前にあります。
※1【クラブツーリズム】東日本の世界遺産
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知ってた？小笠原諸島も世界自然遺産！
“意外と知っているようで知らなかった世界遺産として2011年に世界自然遺産へ登録された「小笠原諸島」があります。小笠原諸島は30以上の島々からなっており貴重な生態系や地形が存在しています。とりわけ陸産貝類や植物において、その貴重さが世界的に認められています。（※1）小笠原諸島へはまず東京へ行き、そこからフェリーで渡ります。人口が最も多い父島にも飛行場はないので、小笠原諸島へ行く手段はフェリーしかありません。父島へのフェリーは竹芝客船ターミナルから出ており、竹芝まで行くには羽田空港が便利です。
※1【クラブツーリズム】東日本の世界遺産
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さまざまなことが学べる世界遺産を巡ろう！
世界遺産は世界的に価値があると判断されたものにしか与えられない称号なので、とても希少性が高いです。東日本には世界自然遺産と世界文化遺産の両方があり、自然が作った一大芸術に見たいときも人類の足跡に触れたいときも、東日本を旅すれば出会えることでしょう。時間を見つけてぜひ訪れてみてください。
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