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函館に来たら押さえておきたい観光スポット

夜景観光と気軽な散策ができる函館山

函館山は、100万ドルと言われることもある函館のきらめく夜景を見下ろせる絶好のスポットです。もともと函館山は海底火山によってできた島で、島と道南の半島部分に砂がたまってつながり、巴港と表現される街の形が作られました。巴形の海に縁どられた色とりどりの夜景には、一見の価値があります。頂上へのアクセス方法はいくつかありますが、334mと低い山なので徒歩で登るのも悪くありません。道は整備されていますし、温暖な気候と山が軍事要塞として一般人が立ち入れない時代があった歴史から、貴重な野草がたくさん生息しているのです。ただし、函館山では全面的に植物の採取は禁止されています。山を守るためなので、山菜などを見つけても取らないようにしましょう。運が良ければリスなどの愛らしい小動物も観察できます。

幕末の歴史が色濃い五稜郭

戊辰戦争の最後の舞台になった五稜郭は、幕末の歴史が好きな人にはおなじみの場所です。もともと五稜郭は箱館奉行所が置かれていたところで、星形の堀は江戸時代の蘭学者の武田斐三郎が、ヨーロッパの城郭を参考にして設計しました。幕末には榎本武揚や新選組の土方歳三によって占拠され、歴史に名を残す場所となるのです。五稜郭は、現在は五稜郭公園として市民の憩いの場でありながら人気の観光スポットです。ゴールデンウイークの頃には桜が満開になり、そのあとには箱館戦争の歴史を伝える五稜郭祭が開かれます。夏には市民野外劇が開催され、冬にはイルミネーションが灯るなど、四季を通して目を引くところです。2010年に公園内に箱館奉行所が復元されたことで、歴史好きには見ごたえが増しました。

ゴンドラだけでなくラジオも魅力の函館山ロープウェイ

函館山ロープウェイを利用すれば、函館山のふもとからゴンドラに揺られて山頂まで辿り着くことができます。行きだけ徒歩で登り、帰りはロープウェイでゆったり戻るという楽しみ方もあるのです。徒歩とロープウェイでは景色の見え方と感じ方が変わるので、比較してみるのもおもしろいかもしれません。ロープウェイの山頂駅や山麓駅のショップでは、お土産にもってこいの限定アイテムも取り扱っています。また、函館山ロープウェイは日本初のコミュニティ放送局「FMいるか」を開局しています。山麓駅から地域に密着した情報を生放送しているので、聞いてみてはいかがでしょうか。周波数は80.7MHzです。

アットホームに飲みたいなら函館ひかりの屋台大門横丁

函館ひかりの屋台大門横丁は、JR函館駅から徒歩5分の場所にある屋台村です。かつて大門地区は繁華街として栄えていたのですが、北洋漁業が衰退するなどの歴史を経てさびれてしまいました。この地域を再び盛り上げようと、有志が集まり作られたのがひかりの屋台大門横丁です。繁華街の入口に大きな門があったのが、名前の由来とされています。大門横丁には気軽に入れる気取らない店が軒を連ね、海鮮専門店から北海道のソウルフードのジンギスカン、アジアンフード店など味のバラエティも豊かです。夕方から開く店が多いですが、ランチを食べられるところもあります。屋台という名が示すようにアットホームな店ばかりで、大勢で行くにはあまり向きませんが、少人数で思い出を作るにはうってつけの場所です。

函館は空港から移動しやすい観光地

函館は街中に空港があるため、訪れたときには移動時間をあまりかけずに観光スポットへ辿り着くことができます。今回紹介したスポットは函館の代表的な場所ですが、まだまだ魅力的な名所は存在します。一度にすべてを見られるものではないので、空港の立地の良さからも何度か訪問していろいろな角度から楽しんでみるのはいかがでしょうか。

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