X

東北地方の死ぬまでに絶対見たい絶景5選

海外からも注目される青森県の弘前公園の花筏

青森県の弘前公園といえば、桜の名所としてあまりにも有名な場所です。2600本の桜の木が植えられた弘前公園には江戸時代に建設された天守が残る国の重要文化財である弘前城と、桜の競演が楽しめます。外堀の西側には見事な桜のトンネルができ、ため池のボートからお花見をすることもできます。特に絶景といわれるのは、弘前公園の夜桜です。水鏡のような川の水面にライトアップされた桜並木が映し出される様子はまさに幽玄の美です。また、桜が散り始めた後には、堀の水面に花筏と呼ばれる桜の花びらが敷き詰められる様子を見ることができます。堀の水面をピンクの花びら一色が埋め尽くす様子を“ピンクのスープ”と表現することもあるそうです。胸キュン間違いなしの桜に埋め尽くされた弘前公園にお出かけしてみましょう。

鉄道ファンでなくとも必見の福島県の只見川第一橋梁

2つ目にご紹介する絶景スポットは福島県大沼郡三島町、只見川に架かっているJR東日本只見線の橋です。全長174mの只見川第一橋梁はトラス構造になったアーチ型の橋で、淡い紫色のカラーが特徴的です。ここは鉄道の撮影スポットとして人気のある場所で、2カ所の展望台からは川と橋、木々に覆われた山の織り成す絶景を眼下に見下ろすことができます。三島町特産の桐の花と同系色の紫色の橋が川の水面に移る様子が美しく、たいへん風情があります。とりわけ霧が発生したときや、紅葉のシーズン、雪景色のときには幻想的なイメージになります。

色彩豊かな火口湖!宮城の御釜

宮城が誇る観光名所として有名な御釜は、蔵王刈田岳、熊野岳、五色岳に囲まれた火口湖です。まるで斧のような形状に見えることからこの名前が付けられました。御釜の湖面はエメラルドグリーンの美しい色合いでたいへん神秘的です。青い空と遠くに広がる山並みの中で輝くように浮かび上がる湖の風景はまさに絶景です。「五色湖」とも呼ばれるこの湖は日の当たり具合によって色が刻々と変化し見る人を飽きさせません。コバルトブルーのように見えたり、明るい抹茶色に見えたりします。特に紅葉の時期には湖の周りが木々で彩られ風情が増します。

ミステリアスな絶景が魅力の岩手県の龍泉洞

日本の三大鍾乳洞のひとつである岩手県の龍泉洞は、世界有数の透明度といわれる地底湖が有名な絶景スポットです。国の天然記念物として登録されている貴重なエリアで、洞内には同じく貴重なコウモリが住んでいます。龍泉洞内では深い青に輝く地底湖が8つ見つかっており、3つが公開されています。湖のハッとさせられるような深い青の色彩と、ユニークな形の鍾乳洞のコントラストが印象的です。現在も調査中の神秘に包まれたスポットで、その全貌はまだ明らかになっていません。そうしたミステリアスな雰囲気も絶景の独特の魅力を作り上げています。

芭蕉の心宿る山形県の立石寺

まるで日本昔話の世界に出てきそうな絶景を目にすることができるスポットが山形県の立石寺です。立石寺は山の頂上にある寺で、松尾芭蕉が「閑けさや岩にしみ入る蝉の声」という句を詠んだことでも有名なスポットです。頂上へは石段を1000段ほど登ってたどり着きます。頂上からの景色は空が近く見え、山々が折り重なり、谷あいには町並みが広がっているのどかな日本の原風景です。特に桜や紅葉の時期には山々がカラフルに染め上げられ何ともいえない感動的な風景を作り出します。すがすがしい山の空気を吸いながら芭蕉も愛した美しい風景を眺める時間はきっと心を癒してくれることでしょう。

東北の大地が生んだ奇跡の絶景

“今回は東北地方が誇る素晴らしい絶景を5つ厳選してご紹介しました。ダイナミックな自然が生んだ絶景は、そこに行って実際に見た人しか得られない感動を与えてくれます。そんな心が洗われるような体験を求めて、ふらりと東北への旅に出かけてみるのはいかがでしょうか。

青森空港発着の航空券検索

仙台空港発着の航空券検索

JALの航空券検索
ANAの航空券検索
スカイマークの航空券予約検索
エアドゥの航空券予約検索
バニラエアの航空券予約検索
ジェットスターの航空券予約検索
ピーチアビエーションの航空券予約検索