山開きはいつ?見どころは?登山時間は?富士山を楽しむために知っておきたいルート別登山情報
2018.01.11

静岡県と山梨県の間にまたがる富士山は世界文化遺産の登録を受け、日本一の標高を誇る日本を代表する山のひとつです。そんな富士山を堪能することができる富士登山を楽しもうと、毎年国内のみならず海外からも登山客が訪れます。富士山のある地域から離れた場所から訪れたいという場合でも飛行機で快適に富士山静岡空港まで行き、バスなどを使用してアクセスすることが可能です。そこで富士山登山を楽しむなら知っておきたい登山や山開きの情報についてご紹介します。

最もポピュラーなルート!吉田ルートの山開きの日と登山情報

富士山の山頂へ行くためのルートには4つのルートがありますが、最もポピュラーで多くの人が利用しているルートといわれているのが吉田ルートです。富士スバルライン5合目が登り口となりますが、登り口周辺には登山用品ショップや食堂をはじめお土産屋さんなどもあり観光気分を楽しむことができるほか、1度ルートに入ってしまうとどこからでもご来光を仰ぐことができるという魅力があります。登り口となる5合目まではバスで行くことができること、登山ルートの途中に山小屋が多いことなどの理由から初心者でも登りやすいルートです。登山にかかる時間は混雑具合や個々の歩く速度によっても異なりますが、登りは7時間程度、下りは4時間程度が目安となっています。富士山に登り始めることが可能となる山開きの日は7月上旬となっていて2016年は7月1日でした。吉田ルートでは登山道と下山道が別にありますが、積雪などの山の状態により下山道のみ閉鎖時期が延びることもあります。下山道の閉鎖中は登る人も下る人も登山道を利用することになるため注意しましょう。

日差しをよけながら緑の中で登山ができる!須走ルートの山開きと登山情報

須走ルートは4つのルートの中では富士宮ルートについで距離が短いルートです。一般的には登りに8時間弱ほど、下りに3時間半弱ほどの時間がかかります。須走口5合目が出発点となり、富士山の東側を通るルートです。他のルートとは異なり須走ルートでは5合目を過ぎたあたりから周囲に樹木帯が広がっているため、登山をしながら高山植物や緑ある風景を楽しむことができるという魅力があります。7合目付近までは樹林帯が続くため比較的日差しを避けながら登山することが可能です。樹林帯を抜けるとご来光や影富士を楽しむこともできます。また、下山道では火山砂利の道を下る「砂走り」を体験することができるのも特徴です。砂走りで下山することで時間を短く、楽に山下りをすることも可能となります。山開きの日は7月上旬とされています。2016年は7月10日でした。

絶景を満喫!穴場のルート、御殿場ルートの山開きと登山情報

富士登山ルートの中で最も距離のあるルートが御殿場ルートです。御殿場口新5合目から出発し富士山の南東側を通って山頂を目指します。距離が長い上、他の3つのルートと比べると山小屋が少ないこともあり、最も利用者が少ない登山ルートでもあります。このため、ワイワイとした雰囲気での登山が苦手な人や混雑した登山道を避けたい人、静かな登山を楽しみたい人には適したルートです。御殿場ルートを利用した場合の所要時間は登りで約9時間、下りで約4時間が目安となっています。下山道には大砂走りがあるため楽に下山をすることができます。見どころとなっているのが一面に広がる火山砂礫地とともに見る富士山の光景です。初心者には厳しいルートですが登山者が少なく自分のペースで絶景を楽しむことができるという点で経験者には魅力的な穴場のルートとなっています。御殿場ルートの山開きは7月上旬とされていて、2016年は7月10日でした。

最短登山と噴火口を楽しめる!富士宮ルートの山開きと登山情報

富士山の山頂にある剣ヶ峰までの距離が4つのルートの中で最も短いルートが富士宮ルートです。急な斜面や岩場が多いルートですが比較的高山病になりにくいコース取りがされているため登山経験が少ない人でも挑戦しやすいルートとなっています。富士宮口5合目が出発地点となっていて、登りと下りは同じルートです。片道の所要時間は登りで6時間半、下りで2時間40分ほどが目安となっています。このルートの見どころとなっているのが宝永山(ほうえいざん)です。宝永山は富士山の南東側にあり、富士宮ルートの登りや下山の途中で立ち寄ることができる場所にあります。宝永山にある散歩道を通ると山の噴火口を横断して鑑賞することが可能となっているのです。山開きの日は7月上旬とされていますが2016年は7月10日でした。

自分に合ったルート選びを!4つのルートでさまざまな楽しみ方ができる富士登山

多くの登山客に楽しまれている富士山は4つの異なったルートによってそれぞれの楽しみ方ができるようになっています。初心者でも挑戦しやすい吉田ルートでは登り口にさまざまなお店があり、山小屋も多く、多くの登山客が利用していることから観光気分を満喫しながら富士登山に挑戦することが可能です。富士山の東側を通る須走ルートでは樹木帯の中で日差しを避けながら豊かな緑や高山植物を満喫することが可能となっています。また、最も距離のある御殿場ルートは利用者が少ない分、ゆったりとした気分で登山の時間を堪能することが可能です。そして、最も距離の短い富士宮ルートでは途中で宝永山に立ち寄ることができ火山口を見学することもできます。山開きやルート情報、遠方からの来訪の場合には便利なフライト情報なども事前にしっかりとチェックし、自分の体力や好みに合ったルート選びをして富士登山を楽しむとよいでしょう。

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