国の重要文化財!仁風閣及び宝扇庵の魅力をご紹介
2018.02.13

仁風閣

日本海に面した自然豊かな鳥取県は鳥取砂丘が有名ですが、歴史を感じられる仁風閣も人気のある観光スポットの1つです。今回は美しい白亜の洋館、仁風閣についてご紹介します。

仁風閣ってどんなところ?

仁風閣は、鳥取池田家第14代当主、池田仲博侯爵によって皇太子嘉仁親王による山陰道行啓の際の宿舎として建築された洋館です。国宝指定である赤坂離宮や重要文化財である奈良国立博物館、京都国立博物館など数多くの優れた洋風建築を手がけた当時の宮内省内匠頭である片山東熊氏が設計し、片山氏の後輩である橋本平蔵氏が監督しました。仁風閣は皇太子に随行した海軍大将東郷平八郎氏によって名づけられました。

仁風閣の中では、仁風閣の概要や歴史がわかりやすくパネルとなって展示されています。また皇太子の山陰行啓について、仁風閣の設計や建築、洋風建築についてなど仁風閣に関連するさまざまなことを知ることができるようになっています。当主である池田家の人々や鳥取藩のあゆみなども詳しく知ることで、より仁風閣や庭園の観覧に深みがでることでしょう。

アクセス

JR鳥取駅から徒歩約25分です。鳥取駅から日ノ丸バス、日交バスが運行しており、バス停西町より徒歩5分です。周辺には駐車場もあるので車を利用することも可能です。

仁風閣の見どころ

国指定重要文化財である仁風閣の建造

仁風閣は、久松山の山麓に建ち、明治の趣を大いに残す洋館です。山の緑をバックに白亜の木造はよく映え、楚々とした佇まいは品があります。フレンチ型ルネッサンス建築様式を基調とした2階建てであり、櫛形ペディメントのモチーフが印象的です。瀟洒なベランダや正面玄関のポーチが美しく、目を惹きます。山陰地方では珍しい明治洋風建築であり、1973年に国の重要文化財に指定されました。
外観だけではなく室内も趣深い意匠が残っています。マントルピース、カーテンボックス、らせん階段などは大変優美で、職人の芸術的ともいえる技術の高さが見られます。また、皇太子が宿舎として使われたことから各部屋には「御在所」「謁見所」などの名称で呼ばれています。

鳥取市名勝に指定されている宝扇庵

仁風閣の後庭となる宝隆院庭園は鳥取市内でも有数の名園として知られています。仁風閣よりも前、1863年12代当主池田慶徳氏が僅か17歳で亡くなった11代当主池田慶栄氏の夫人、宝隆院を慰めるために造営された池泉回遊式の庭園です。
庭園の中には茶座敷宝扇庵があり、庭園はこれらを含め回遊することができます。落ち着いた和風の庭園でありながら、洋館である仁風閣とも見事に調和しており、雅な風情があります。

仁風閣の周辺施設

鳥取市歴史博物館

鳥取市歴史博物館は、仁風閣から徒歩約20分の場所にあります。鳥取の成りたちから現代までの歴史や文化をより深く学べる博物館で、鳥取藩、藩主池田家についての紹介、城下町、農村の生活をパネルや映像を使用して常設展示しています。貴重な所蔵品が並ぶ特別展も多数開かれています。

鳥取県立博物館

鳥取県立博物館は、仁風閣から徒歩約5分の場所にあります。鳥取県立博物館では鳥取県の自然の姿や歴史、民俗を紹介しています。鳥取砂丘の生物や、世界最大級のオオサンショウウオの標本、鳥取県の漂着動物など、鳥取県と関わりの深い生物の標本や模型の展示の自然展示室、旧石器時代から江戸時代までの鳥取県の人々の生活を紹介する歴史・民族展示室があります。美術展示室では鳥取藩ゆかりの美術品が展示されています。

さいごに

鳥取県といえば、鳥取砂丘を想像する人も多いのではないでしょうか。しかし鳥取砂丘より車で約15分の場所にある仁風閣も鳥取県内で有数の観光スポットです。鳥取県へ旅行しに出かけた際は、仁風閣へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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