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【獣医師監修】ペットと旅行に行きたい!飛行機は乗れるの?流れや注意点を紹介


ペットを飼っている方は、ペットを連れての旅行について考えてみたことがあるかもしれません。また、引越しなどの理由でペットを飛行機に乗せる必要があるケースも考えられます。しかし、ペットを飛行機に乗せる際には条件があります。今回はその条件、注意事項、降機後の流れをまとめました。
※最新の情報については、公共交通機関(各航空会社やJR)のWEBページ等でご確認くださいませ。

目次

ペットは条件によっては乗せることが可能!

犬、猫などのペット、小鳥、うさぎ、ハムスターなどの小動物のペットは、ケージに入れ、荷物カウンターに預ければ、飛行機の貨物室に予約なしで乗せることができます。ただし搭乗者と一緒に客室に乗ることはできません。

犬は1年以内に狂犬病予防注射ならびに混合ワクチンの接種、猫は混合ワクチンの接種を受けている必要があります。

また、カブトムシなどの全ての昆虫類、カメなどのペットはほかの搭乗者の迷惑になることがないよう小型の容器に入れ、逃げ出したり水漏れしたりすることがない状態であれば、機内に持ち込むことができます。

JAL・ANA以外の一般航空会社では、下記の航空会社であればペットを預けられます。
・スカイマーク
・スターフライヤー
・ソラシドエア
・エアドゥ

スカイマークのペット預かりについては次の記事も参考にしてください
機内で一緒に過ごせる?スカイマークのペット預かりについて

LCC各社は乗せることができない

ジェットスターやピーチ・アビエーションなどのLCCでは通常、ペットを預けることができません。また、カブトムシを含む全ての昆虫類、カメなどもペット同様に預けたり機内へ持ち込んだりすることができません。

旅行時にペットを飛行機に乗せる流れ

チェックインカウンターへ向かう

チェックインカウンターでは、同意書へサインをし、ペット料金の支払いをして、ペットをケージに入れて預けます。
これだけの手続きですが、ペットの対応が初めてのスタッフの方の場合、マニュアルを見ながらの対応となり、手続きに20分程度かかることもよくあります。そのため、1時間前には空港に到着するようにしましょう。

ちなみに、JALとANAではペット料金の支払いを公式サイトから事前に済ませておくことができますが、航空券予約情報とペット料金の支払い履歴がシステム的に連動しておらず、予約確認とは別に支払履歴の確認が発生し、やり取りが混乱してしまうため、チェックイン時に支払うことをおすすめします。

チェックインしてペットを預ける

同意書にサイン、ペット料金の支払いをした後、各航空会社指定の時間までにペットをお預けください。

その際、ケージの大きさや種類に注意しましょう。
条件に当てはまらないケージの場合、レンタルをしなければならなくなります。
また、レンタルのケージがすべて使用されている場合、お預けができません。

レンタルケージの場合、ケージについた消毒の匂いにペットが反応してしまうこともあります。
そのため、普段使っているケージを使用することをおすすめします。

降機後の流れは?

降機後はベルトコンベアーで流れてくるわけではなく、係員がペットを運び、直接手渡しで搭乗者のもとへペットを返却するので、ペットを預けた搭乗者は到着後に到着ロビーの係員まで申し出る必要があります。

ペット専用のホテルに泊まらせてあげるのも1つの方法

旅行の場合は無理に飛行機にペットを乗せず、ペット専用のホテルや知人の家にペットを預けるのも1つの方法です。ペットを飛行機に乗せるか、預けるかを考慮した上で今回紹介したサービスを利用すると良いでしょう。

旅行時にペットを飛行機に乗せる際の注意点

JAL・ANAなどの一般航空会社では同意書を提出する必要があります。また、ペットの種類によっては飛行機に乗せることができないため要注意です。

同意書を提出する必要あり

ペットを飛行機に乗せる場合、ペット輸送に関する同意書を航空会社のWebサイトからプリントアウトし、記入して提出する必要があります。

ペットを預ける際は出発空港で同意書の確認が必要になるので、搭乗便の出発時刻1時間前までに荷物カウンターに提出しましょう。

乗せることができない犬種あり

ANAでは毎年5月1日~10月31日の期間には、ブルドックやパグなどの短頭犬種は飛行機に預けることができません。また、JALでは時期にかかわらずフレンチ・ブルドッグやブルドッグを預けることはできないと定められています。航空会社によって預けられない期間や犬種などの具体的な条件が変わってくるため、搭乗する航空会社のペット預かりサービスの概要について確認しておきましょう。

犬は暗さや温度・湿度・気圧の変化、音・揺れ・匂いなどの影響を受けやすく、特に短頭犬種は、航空機における輸送環境の影響をより受けやすいため、ペットの安全な輸送の観点から、預けることができない時期が設定されている場合があります。短頭犬種の具体的な例としては、以下が挙げられます。

・ブルドッグ
・フレンチ・ブルドッグ
・ボクサー
・シーズー
・ボストン・テリア
・ブル・テリア
・キングチャールズ・スパニエル
・チベタン・スパニエル
・ブリュッセル・グリフォン
・チャウチャウ
・パグ
・チン
・ペキニーズ

重量制限あり

ペットを預ける際には重量制限があります。1匹あたりケージの重量を含めて32kg以下である必要があります。

食事や水は?

ペットを預けた後は、ペットに食事を与えることができないので、あらかじめ食事を与えておくと良いでしょう。航空会社によってはケージに給水器を設置することができます。

ケージは?

ケージは鍵がかかるもので、硬いプラスチックや金属など、強度のある素材で作られ、頑丈で屋根が付いた航空輸送に耐えうるケージである必要があります。また、原則として1ケージあたりペットが1匹ずつ、小鳥などは1ケージにつき1種類2羽程度である必要があります。籐製、布製等のケージは通常不可であり、また通気性が悪くなり危険なため、夏季期間中はペットケージを二重にしたり、ペットケージにカバーを取り付けた状態の場合は預けることができません。

ペットケージの規格は次の通りである必要があります。

・車輪付きの場合は取り外しが可能なもの、もしくは車輪が固定できるケージ
・逃亡や接触を防ぐために鍵がついている
・外側に機能的な取手付がついている
・頑丈な屋根がついている、丈夫なケージである(硬質プラスチック、金属製、木製など)
・側面に換気用の窓が備わっているなど、通気性のあるケージ
・ペットがケージの中で立つ、寝そべる、回転できるなど、十分に動くことができるスペースがあるケージ
・吸水剤の下敷きなどがあって、液体や汚物などが外に漏れないよう耐水装置がある

手持ちのものが規格に合わないケージだったとしても、空港内では無料でケージを借りることができます。大きいサイズは予約をする必要があります。

大切なペットのストレスを軽減する方法

獣医師に事前に薬を処方してもらう

外出時に大人しくしていることが難しい犬の場合は、動物病院で獣医師さんに事情を話し、睡眠薬を処方してもらうことができます。

犬の体に悪い影響はないといわれていますが、体調や体質を獣医さんに診てもらってから服用するようにしましょう。

満腹や空腹だと飛行機酔いのリスクがある

慣れない揺れ方をする飛行機によって車酔いをすることで、嘔吐する恐れがあります。乗車する数時間前にはごはんを済ませるか、少なめに与えるようにしましょう。

自前のケージを使用する場合は慣れさせておく

ケージ(クレート)内の環境に慣れさせ、ペットのストレスを軽減させるためにも、事前に用意しておくと安心です。また、航空会社ごとに持ち込み可能なケージのサイズや重量に関する規定がありますので、あらかじめ確認しておきましょう。

ケージ内でケガをしないように爪切りを済ませておく

飛行機の揺れによって、けがをしてしまう可能性があります。爪は短く切っておきましょう。

吠え癖のある犬が飛行機に乗る場合には、しつけをする必要があります。吠える理由も複数あるので、自分の愛犬がなぜ吠えるのか考えてみましょう。

搭乗前に排泄や散歩を済ませておく

愛犬を飛行機に乗せる前に、トイレを済ませておきましょう。
飛行機で移動している間、我慢させると膀胱炎の原因になり得るため、できるだけ搭乗前にトイレをさせられることが理想です。

まとめ

一般航空会社では、犬、猫、小鳥、うさぎ、ハムスターなどの小動物は、ケージに入れ、荷物カウンターに預けることで予約なしで飛行機の貨物室に乗せることができます。通常、搭乗便の出発30~50分前に、あらかじめ利用する航空会社のWebサイトからプリントアウトし記入した、ペット輸送に関する同意書を提出する必要があります。航空会社によっては、50分前までにチェックインを済ませる必要があります。

ケージの種類、時期、犬種、重量制限など様々な条件があるため、あらかじめ細かに確認しておく必要があります。ペットを飛行機に乗せる際の条件をしっかりと調べて、ペットと一緒に楽しい旅行をしましょう!


荷物については次の記事も参考にしてください
知っておくと安心!荷物の持ち込みの条件まとめ

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