高知市の観光スポット5選

高地市は北に山地があり、南には太平洋の臨む自然に恵まれた都市です。また、土佐二十四石の城下町として、高知城・桂浜などの観光の拠点にもなっています。
こちらは東京観光専門学校とのコラボ記事です。旅行学科の学生が作成しました。

※ページ内の情報は、2022年6月時点のものです。最新の情報については、航空会社や空港WEBページ等でご確認ください。

はりまや橋

高知の有名な祭り、よさこい祭りで唄われている「よさこい節」の一節「土佐の高知のはりまや橋で坊さんかんざし買うを見た～」で有名なはりまや橋です。恋愛禁止だった江戸時代のお坊さんが町娘に恋をしてしまったことから始まる物語の実際の出来事をもとにしている唄です。藩政時代にこの地域の大商人であった「播摩屋」と「櫃屋」が往来のために架けた橋で、当時は簡素なつくりの木の橋でしたが、何度か改良が加えられ、いまのはりまや橋ができました。1959年に女性歌手、ペギー葉山さんが「南国土佐を後にして」という歌謡曲でヒットし、さらにはりまや橋が有名になったきっかけとなりました。曲中には、よさこい節同様のフレーズがあります。

住所　高知市はりまや町1丁目

桂浜

よさこい節でも「月の名所は桂浜」と唄われる、高知県を代表する景勝地、桂浜です。龍頭岬と龍王岬の間にあり、砂浜がなだらかな弓形をしている海岸で、私立都市公園に指定されています。砂浜には5色のカラフルな五色石が混ざり、キラキラと輝いています。龍頭岬には高知の英雄「坂本龍馬像」があり、桂浜の丘の上から太平洋を見つめています。像は5m30cmで台座を含めると13.5mになります。山頂には「坂本龍馬記念館」が立っていて、坂本龍馬の生涯を紹介する、歴史的に貴重な資料が数多く展示されています。坂本龍馬ファンとっては聖地でしょう。中秋の名月にあたる日は、「観月会」が開催されており、多くの観光客や市民が観月をします。キャンドルライトも灯され、とても幻想的な風景を観ることが出来ます。

住所　高知県高知市浦戸城山830
アクセス　高知駅から車で30分

リンベル

高知県のソウルフードである「ぼうしパン」は、発祥で有名なパン屋さんで、イートインすることもできます。名前の通りぼうしの形をしたパンは、ほんのり甘く、子どもから大人まで人気のパンです。丸いパンの周りにつばのような生地の広がっている見た目も可愛らしいパンは、外は茶色くカリカリに、中はふんわりとしていて、現在まで愛され続けてきました。昭和30年頃、もともとメロンパンにのせる生地をカステラ生地にのせたことが始まりです。中身の生地には、クリームや餡子やチョコレート、抹茶やデニッシュ生地になっているものなど、バラエティーに富んでいます。中にはビッグサイズのぼうしパンもあり、その直径は15～20センチほどになります。

住所　高知県高知市永国寺町1-43
アクセス　JR高知駅から徒歩15分

日曜市

始まりは江戸時代、300年以上の歴史のある、毎週日曜日に行われる「日曜市」です。県内一の繁華街である「高知市追手筋」で日の出から日没まで催されています。全長約1キロメートルに渡り、高知の名産や特産品、新鮮な果物や野菜、お惣菜、食べ歩きのできる食べ物、雑貨やお花までお店が軒を並べています。高知でとれた新鮮な野菜や果物はみずみずしく、その場で食べることもできます。揚げたての芋のてんぷらが有名な「大平商店」はカリっとした衣にほくほく甘い芋がとても美味しく、日曜市に訪れた際は必ず食べたい一品です。他にも野菜を使ったお寿司の「田舎寿司」やミルクや卵で作った優しい味の「アイスクリン」など、高知名物を心行くまで楽しむことができます。

住所　高知県高知市追手筋
アクセス　JR高知駅から徒歩10分

わんぱーくこうち

どなたでも入園料無料で気軽に利用することが出来る「わんぱーくこうち」は高知県高知市桟橋にあります。大きな人工滝を中心に、アニマルランド、プレイランド、レストラン、水上ステージなどを含む7つのゾーンに分かれています。園内のプレイランドは、観覧車やメリーゴーランド、ボールプール、ゲームセンターなどもあり、お子様のいる家族連れでも楽しめるが乗り物や遊具があります。アニマルランドは動物園です。シマウマ、ライオン、フラミンゴなど、99種589点の動物たちが飼育されています。可愛い動物たちと触れ合えるふれあいコーナーもあり、間近で観察することができます。動物編への入園料も無料なので、気軽にかわいい動物に癒されるのもいいですね。

住所　高知市桟橋通6-9-１
アクセス　とさでん交通桟橋通五丁目電停から徒歩10分