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違いはここにあり!スカイマークとエアドゥ徹底比較

スカイマークとエアドゥは拠点とする空港や路線が異なります。また、航空券の料金や機内サービス、荷物の制限などにも異なる点が多くあります。今回はスカイマークとエアドゥの路線、航空券の料金、機内サービスなどを比較しました。
※最新の情報については、公共交通機関(各航空会社やJR)のWEBページ等でご確認くださいませ。

スカイマークは全国に展開、エアドゥは北海道を中心とした路線を運航!

スカイマークの路線

スカイマークは羽田空港や神戸空港、茨城空港を拠点としている航空会社です。23路線以上(2023年5月時点)運航しており、JAL・ANA以外でもっとも路線数が多い航空会社といえます。スカイマークは全国各地の空港へ運航しているので、北は北海道(新千歳空港)から南は沖縄(那覇空港)まで、各地への移動に便利です。

スカイマークの路線は次の記事も参考にしてください
北海道から沖縄まで!スカイマークの路線まとめ

エアドゥの路線

エアドゥは、北海道札幌市に本社を置き、主に新千歳空港や羽田空港を拠点としている航空会社です。羽田空港からは、新千歳空港への路線はもちろん、函館空港や旭川空港など北海道各地にある空港まで運航しています。新千歳空港からは、神戸空港や中部国際空港、仙台空港といった空港までの路線を展開しています。エアドゥは、北海道への移動、北海道からの移動に便利な航空会社です。

エアドゥの路線については次の記事も参考にしてください
北海道までの出張・旅行で便利!エアドゥの路線まとめ

航空券の料金はスカイマークのほうがお得であることがほとんど!

スカイマークとエアドゥは、ともに羽田空港-新千歳空港間を運航しています。両社の航空券の料金は、次の表の通りです。

運賃の種類 スカイマーク エアドゥ
普通運賃 34,440円 30,340円
早期購入割引1日前 19,140円
(たす得)
27,840円
早期購入割引3日前 16,240円
(いま得)
24,340円
早期購入割引21日前 22,840円
早期購入割引28日前 19,840円
早期購入割引45日前 18,840円
早期購入割引55日前 16,840円
早期購入割引75日前 14,340円

この路線ではエアドゥの早期購入割引75日の料金以外は、スカイマークのほうがお得です。

早期購入割引1日前の料金を比較した場合、スカイマークとエアドゥでは8,500円程度の料金差があります。早期購入割引3日前の料金では、スカイマークを利用すればエアドゥより8,000円程度安くなります。
また、スカイマークは座席の残数によって料金が変動する割引の「いま得」を利用できます。いま得を利用すれば、航空券の料金が10,000円を切ることも少なくありません。いま得は予約するタイミングによっては利用できないので、出張や帰省、旅行のスケジュールが既に決まっている場合は、できる限り早めに航空券を予約すると良いでしょう。また「たす得」運賃も「いま得」と同様に座席の残数によって料金が変動します。「いま得」との違いは、同一路線の同一区間でのみ予約の変更ができるという点です。たす得は予約の変更ができるのに対し、いま得では予約の変更ができないので、購入の際に注意が必要です。

エアドゥは、早期購入割引の種類が多いのが特徴です。また、運航本数が多いのも特徴の1つです。予定が決まっている場合、できる限り搭乗日お早めに航空券を予約することをおすすめします。

スカイマークのいま得やたす得については次の記事も参考にしてください
飛行機を安く予約できる!?スカイマークのいま得ってなに?
新しい割引運賃!スカイマークのたす得ってなに?

※2023年4月調査時点の料金
スカイマーク:2023年7月1日 羽田空港6:45発-新千歳空港8:20着
エアドゥ:2023年7月1日 羽田空港6:55発-新千歳空港8:25着

荷物の制限に違いはある?

スカイマークとエアドゥの荷物の制限は、重量・個数制限の規定は両社とも同じですが、サイズの制限が異なります。

預け荷物はサイズの制限に違いあり!

スカイマークとエアドゥでは両社とも、20kgまでなら荷物を無料で預けられます。また1つあたりの重量の制限は32kgまでです。個数制限はありません。

スカイマークの預け荷物のサイズ制限は「50cm×60cm×120cm以内」までです。エアドゥのサイズの制限は、3辺の和が「203cm以内」までです。スカイマークはエアドゥと比べて大きい荷物を預けることができます。エアドゥの場合、1,000円追加することで、手荷物を出発空港から目的地まで運んでくれるサービス「快速宅急便」を利用できます。これを利用すれば荷物を持ち運ぶ必要がなくなり、現地での移動も楽になります。

スカイマークとエアドゥの預け荷物については次の記事も参考にしてください
スカイマークの預け荷物制限まとめ
サイズや重さは?エアドゥの預け荷物の制限まとめ

機内持込手荷物の制限は同じ!

スカイマーク、エアドゥともに機内持込手荷物の重量制限は「10kg」までです。個数には制限があり、機内に持ち込む手荷物を1個、ハンドバッグや傘などの身の回り品を1個、計2個まで機内に手荷物を持ち込むことができます。

スカイマークとエアドゥの機内持込手荷物については次の記事も参考にしてください
スカイマークの手荷物制限まとめ
制限はどれくらい?エアドゥの手荷物制限まとめ

座席はスカイマークのほうが充実!

スカイマークとエアドゥでは座席の種類も異なります。

スカイマークの座席には「通常座席」「フォワードシート」の2種類があります。フォワードシートとは、機内の最前列、非常口座席にある、通常座席よりも足元が、+19cm~38cm広い座席です。優先搭乗、飲み物1杯無料などのサービスを受けられます。一方でフォワードシートは非常口周辺の座席となるため、利用するには条件があります。エアドゥも同様に、通常座席より足元が広い座席が最前列、非常口座席にあります。

また、スカイマークは座席全てにコンセントがあり、電子機器類を充電できます。エアドゥの座席には大きな特徴はなく、JAL・ANAとほぼ同様の座席間隔となります。

スカイマークの座席については次の記事も参考にしてください
ゆったり快適!?スカイマークの座席まとめ

コンセントのある飛行機については次の記事も参考にしてください
PCやスマホを充電したい!飛行機の座席にコンセントはある?

エアドゥは機内サービスが充実!

機内サービスは、エアドゥの場合「水」「緑茶」「コーヒー」「りんごジュース」「オニオンスープ」を無料で飲むことができます。軽食やアルコールは有料です。スカイマークはソフトドリンクが有料ですが、軽食やアルコールなどを安く購入できます。

また、エアドゥでは5つのチャンネルがある「機内オーディオ」を無料で聞くことができます。機内誌や子供が機内で遊べるゲームシートなどもあるので、スカイマークと比べて機内サービスが充実しています。
スカイマークの機内サービスは、LCCと同様に有料です。しかし、他のLCCと比べて、ソフトドリンク、アルコール、軽食をお得な値段で購入できます。

スカイマークとエアドゥの機内サービスについては次の記事も参考にしてください
お酒も飲める?スカイマークの機内サービス
食事や音楽も楽しめる!エアドゥの機内サービスまとめ

さいごに

スカイマークは羽田空港、神戸空港、茨城空港を主な拠点とし、全国に路線を展開している航空会社です。エアドゥは、北海道を中心とした路線を運航している航空会社です。航空券の料金はスカイマークのほうがお得なケースが多いです。また機内サービスはエアドゥのほうが充実しています。

エアドゥでは、スカイマークにはない「オンラインチェックイン」を利用できます。オンラインチェックインは、インターネット上でチェックインを済ませて、自宅やオフィスで搭乗券を発券できるサービスです。オンラインチェックインを利用すれば、自動チェックイン機で手続きを行う必要がなくなるため、出発地空港についてからの時間を短縮できます。
※2023年4月以降、順次自動チェックイン機での搭乗手続きは終了となります。

全国へ行く場合はスカイマークを、北海道中心の路線を利用する場合にはエアドゥを利用してみてはいかがでしょうか。

スカイマークとエアドゥについては次の記事も参考にしてください
安いだけじゃない!スカイマークを利用する4つのメリット
北海道への出張・旅行に便利!航空会社のエアドゥとは?

飛行機に初めて乗る場合や飛行機の乗り方に不安がある場合には、次の記事も参考にしてください。
初めての飛行機!航空券の予約の流れってどうなってるの?
初めてでも大丈夫!eチケットの使い方と当日の流れ
初めてで乗り方が分からず不安!?空港の入口から飛行機の搭乗口までの流れ

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