グルメを満喫！熱海温泉の楽しみ方・見どころ

熱海温泉

美肌効果で知られる熱海温泉では、グルメや観光も楽しめます。今回は、熱海温泉の楽しみ方や見どころについてご紹介します。

熱海温泉ってどんなところ？

熱海温泉の歴史は古く、その起源は奈良時代まで遡るといわれています。箱根の万巻上人が祈願によって海中にあった泉脈を山里へと移し、多くの人が利用できるようになったと伝わっています。
肌に優しい弱アルカリ性の温泉は湯あたりが柔らかく、湯量も豊富で、贅沢な源泉かけ流しを堪能できます。「熱海七湯」といわれる源泉をめぐれば、明治期さながらのレトロなお風呂や全面タイル貼りの浴室などがあり、ノスタルジックな温泉街の風情を味わえます。

熱海温泉へのアクセス

電車

・東京駅→JR東海道新幹線ひかり35分・こだま50分→熱海駅
・名古屋駅→JR東海道新幹線ひかり1時間30分・こだま2時間→熱海駅
・大阪駅→JR東海道新幹線ひかり2時間15分・こだま3時間10分→熱海駅

※熱海駅発着の「湯～遊～バス」は熱海市の名所・旧所を巡回しており、フリーきっぷで1日何度も乗り降り可能。

自動車

東京から（約1時間30分）
東京IC→東名高速道路約40km→厚木IC→小田原厚木道路西湖バイパス約45km→石橋IC→国道135号約20km→熱海市

名古屋から（約3時間30分）
名古屋IC→東名高速道路約220km→沼津IC→伊豆縦貫道・熱函道路約35km→熱海市

大阪から（約5時間30分）
豊中IC→東名高速道路約380km→沼津IC→伊豆縦貫道・熱函道路約35km→熱海市

熱海温泉の楽しみ方・見どころ

温泉を楽しむ！

熱海温泉の泉質の約9割は、塩化物温泉と硫酸塩温泉です。塩分が皮膚を覆うため、保温効果にすぐれ、神経痛や冷え性などに効果があるといわれています。また、慢性婦人病、慢性皮膚病などに適しているともいわれており、美肌効果に優れたメタけい酸含有率が高い温泉が多いのも特徴の1つです。肌をひきしめ、痩身効果も期待できるといわれています。

歴史の長い熱海温泉は、さまざまな著名人からも愛されてきました。中でも徳川家康は、我が子を連れて7日間逗留したり、京都で病気療養中だった吉川広家への見舞いに熱海のお湯を運ばせたりしたという逸話が残っています。家康が熱海を幕府の直轄領としたことにより、各地の大名が足繁く訪れるようになったといいます。湯量豊富で、1日の総湧出量は約24,000トンを誇り、多くの施設で日帰り入浴が楽しめます。

グルメを満喫！

熱海は温泉だけでなく、山の幸海の幸にも恵まれ、この地ならではのグルメを楽しむことができます。春には採れたてのタケノコが味わえ、時期によってはタケノコ狩りも楽しめます。早春に旬を迎える金目鯛は、伊豆を代表する魚で、毎年、金目鯛を食べるために熱海を訪れる人も少なくありません5月中旬から初夏にかけては、新鮮なサザエの刺身が味わえます。アジのタタキ丼も名物料理の1つです。秋には松茸や、伊豆半島の伊勢海老、冬には、河豚と蟹を楽しむことができます。

熱海温泉周辺の観光スポット

熱海梅園

熱海梅園は、日本一早い梅と、日本一遅い紅葉を見られることで知られています。開園は1886年（明治19年）で、当時の内務省の長与専斎が、温泉がよく病気に効くのは適当な運動をするからである、と提唱し、造成されたといわれています。

園内には、樹齢100年を超える古木をはじめ、59品種472本の梅が咲き誇り、毎年1月中旬～3月上旬には熱海梅園梅まつりが開催されます。2018年は1月6日～3月4日に開催予定です。紅葉は約380本あり、11月中旬～12月上旬にもみじまつりが開催されます。5月～6月には新緑を楽しむことができ、季節ごとの自然美を堪能できます。

秘宝館

アタミロープウェイ山頂駅のすぐそばにある「秘宝館」は大人の秘密のテーマパークです。秘宝を見て楽しむレトロな施設は今やここだけで、18歳未満は入場できません。道祖信仰のユーモラスな展示や、セクシーな「蝋人形」、さまざまなトリックがめぐらされた「ミラールーム」などがあります。また、珍説「浦島太郎」や「一寸法師」など笑える出し物も見ることができます。